お悔みのLINE例文!LINEは失礼なの?送付タイミングは?

スマホを持つ女性

ある日、知人との何気ない会話で、親しい人や知人の訃報を知ったあなた。

お悔みの言葉を伝えたいけれど、どうしたらいいのか迷っていませんか?

遠方にいて駆けつけることができなかったり、女性の場合妊娠中もしくは育児中、そのほかいろいろな都合で、通夜や葬儀に参列できないこともあるかと思います。

そういう時、いち早く連絡するとしたら、メールやLINEになってしまいますよね。

現代はメールやSNSは生活から切り離すことができないツールになっています。

数年前まではLINEでお悔みの言葉を送るのは非常識だと思われていましたが、今はルールを守っていれば失礼だと感じる方も少なくなっています。

50代の筆者は数回葬儀を出した経験がありますが、本当に忙しいです。

葬儀屋さんとの決め事から始まり、親戚や関係者への連絡、田舎なので近所(町内会)への連絡と応援依頼、弔問客の対応、その他もろもろ…ゆっくり悲しむ暇はありません。

そのような時に、電話でお悔みを伝えられても正直困ってしまうこともあります。

LINEでお悔みの言葉を送るにあたってのルールと、メリット、デメリット、例文をお伝えします。

例文はコピペして使っていただいてもかまいません。

参考になれば幸いです。

そもそもお悔みの言葉とは?どのような意味があるの?

花

お悔みの言葉とは、故人の死を悼み悲しむ気持ちを込めて、遺された人々に対して述べる言葉です。

親しい間柄では「素直な気持ちを伝える」ことを重要視しましょう。

送るタイミングとしては訃報を知った段階で送りましょう。

LINEで述べるメリット

  1. 想いをすぐ送ることができる。
  2. 受け手(遺族)が都合のいい時間に読むことができる。
    遺族は、それぞれの弔問客の対応や葬儀の準備などに追われています。通夜や葬儀などの一連の儀式の進行の妨げとならずに、読みたいときに読むことができます。ただし、既読がついたからといって返信を求めてはいけません。
  3. ねぎらいの言葉をかけやすい。
    ねぎらいの言葉、励ましの言葉を伝えやすいです。

LINEで述べるデメリット

形式上正式なものではないので、考え方や年代、関係性によってはデメリットになりうる。

送り手(あなた)と受け手(遺族)との関係性が重要です。

本来お悔みの言葉は直接会って伝えるものです。

メールで伝えたからといって完了せず、次に顔を合わせたときに改めて気遣う言葉をかけることも一つの配慮です。

お悔みをLINEで送るのは失礼なの?

数珠
普段からLINEで連絡を取り合っている友人や知人など親しい間柄の方には問題ないでしょう。

仕事上のみの関係の方やLINEアカウントしか連絡方法がない場合も問題ないです。

しかし、あくまでも略式の対応となりますので、顔を合わせたときには直接伝えましょう。

手紙は何らかの事情で通夜や葬儀に参列できない場合、または葬儀後に連絡を受けた場合、弔問の代わりとして送るものです。

初七日までに送りましょう。

初七日以降に知った場合はなるべく早く送付しましょう。

香典を同封することもできます。

お悔みには使わないほうがいい言葉(忌み言葉といいます)があります。

  • 「重ね重ね」「まだまだ」「つくづく」「いよいよ」・・・不幸が重なることを想起させます。
  • 「これからも」「この先も」「追って」「続く」など繰り返すことを想起させます。
  • 「死亡」「死去」「亡くなった」などは「ご逝去」と言い換えます。
  • 「死」「苦しみ」「4」「9」「消える」「大変なことになる」といった不吉さを想起させる表現も避けましょう。

そのほかにも、絵文字やスタンプは使わないほうがいいでしょう。

相手の不幸を軽く見ていると思われてしまいます。

お悔みの言葉は読みやすさを意識して簡潔に伝えましょう。

数行ずつで区切り、空白行を入れると読みやすくなります。

受け手に余計な時間を取らせないよう、時候の挨拶などの前置きは必要ありません。

お悔みのLINEの例文 知人や親しい人に送る場合3例

花

知人や親しい人に対してLINEでお悔みを述べる場合の例文を3つ紹介します。

1.基本となる例文

○○様のご逝去を知り、なんと申し上げてよいか言葉もありません。
この度はまことにご愁傷さまです。心からお悔やみ申し上げます。

お慰めの言葉もございませんが、どうかお力落としなさいませんように。
お辛いこととは存じますが、くれぐれもご無理なさらず、お気持ちをしっかりお持ちくださいませ。

私にできることがあれば、いつでもご連絡ください。
このLINEへの返信は不要です。

手紙のように極端に硬い文章でなくてもいいですが、故人や遺族の方への敬称など、普段とは違う丁寧な言葉を心掛けましょう。

遺族は忙しいので、LINEへの返信は辞退することも一筆添えると、受け手は大変助かります。

2.親しい友人に送る例文

この度は、ご家族のご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
あまりにも突然で、言葉が見つかりません。色々と大変で無理をしているんじゃないかと心配です。無理をしすぎないようにしてくださいね。

力になれることがあれば、いつでも連絡してください。

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