夏の恒例行事といえば、夏祭りを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。高齢の方ですと、自分が幼い頃に行ったり、自分の子どもが小さいときに連れて行ったり。
夏祭りを企画している高齢者施設は多いでしょう。我が家の近所のデイサービスでも、夏祭りが行われていました。毎年毎年行っていく中で、今年は例年と少し違う試みがしたいと考えている施設もあると思います。
そこで重要になるのがテーマ設定です。どのようなテーマが考えられ、そのテーマを実際の夏祭りにどう活かすか、この記事でご紹介していきます。あなたのお役に立てれば嬉しいです。
夏祭りのテーマを決めるポイント
まずはオーソドックスに夏や、祭りに関連したものから考えます。テーマを決めたら、テーマに沿った飾り付けや、音楽、出し物など考えていきます。抽象的なものより、具体的なものの方がイメージが湧きやすいです。
予算やマンパワーは有限ですから、できる範囲で行います。テーマに沿った絵を、模造紙に書いて飾るだけでも十分です。
テーマがなかなか決まらないときもあるかと思います。そんなときは今決まっている出し物などから、目玉にするものを決めて、テーマにしてもいいでしょう。
夏や祭りと関連性がなくても、そのとき話題になっていることをテーマにすることもできます。例えば、赤ちゃんパンダが話題であればパンダをテーマにし、飾り付けのあちこちにパンダを隠して探してもらってもいいでしょう。
テーマを決めるメリット
テーマがあると、夏祭りにまとまりが出ます。見るべきポイントが分かりやすくなり、記憶に残りやすくなります。参加者同士で話題にもしやすくなり、交流が生まれます。
毎年同じ夏祭りでも、目新しい感じがして新鮮です。今年の夏祭りは何がテーマだろうと楽しみにする方もいるかもしれません。
また、思いもよらない視点から、新しいアイディアが出てきます。
海
海をテーマにするなら、画用紙などで貝殻を作って飾ったり、青いものを多めに使うだけでもいいでしょう。波の音や海にちなんだ曲をかけます。
ゲームはさかなつりに力を入れます。さかなは写真をプリントアウトしたものを使って、リアルさを出してもいいですね。
花火
花火をテーマにするなら、ステンドグラスのように、黒画用紙を花火の形に切り抜いて、カラーセロファンを貼ったものを窓に貼るときれいです。手間がかなりかかるので、模造紙に花火の絵を描いて飾るだけでも雰囲気は出ると思います。
スイカ
スイカをテーマにするなら、提灯を飾るところを、画用紙で作ったスイカを飾ります。ボーリングゲームのボールをスイカのビーチボールにします。参加者にはスイカを振舞います。
うちわ
うちわをテーマにすることもできます。無地のうちわを購入するか、いらないうちわを寄付してもらって、無地の紙をはったり、割りばしと画用紙で作るなどして、無地のうちわを用意します。
色鉛筆や、千代紙を切ったもの、シールなどを用意し、飾り付けを利用者の方にしてもらいます。
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