高校生は、自分の進路を決め、卒業する頃には、その道を歩まなくてはいけません。
そのため、小学生・中学生以上に、大事に学生生活を過ごす必要があります。
そこで、高校生のお子さんが有意義な学生生活が過ごせるように、主に勉強に対してやる気にさせる5つの方法を伝授したいと思います。
ご父兄の皆様方、この方法を伝授してお子さんの助言に役立てください。
やがて、お子さんが学力を残し、目指す進路を選択できるかと思います。
高校生の子供がやる気をさせる方法5つ!その1
社会人になり、仕事を始めると、PDCAという言葉を教えてもらうと思います。
PDCAとはP(計画)、D(実施)、C(評価)、A(改善)となります。
また、これをサイクルして活用していきますので、PDCAサイクルといわれます。
社会人の仕事において、PDCAサイクルを活用しますが、高校生の勉強に対してもPDCAサイクルが活用できます。
社会人と高校生の場合に説明します。
社会人の仕事におけるPDCA
- P(計画):仕事の納期まで、仕事が終えることを目標に、段取りを決める計画をしっかり立てる。
- D(実施):計画にもとづいて仕事をすすめていく。
- C(評価):仕事の結果を報告し、上司や顧客等関係者から評価を受ける。
- A(改善):評価を受けた内容を踏まえ、今後に生かせる改善取り組みをおこなう。
高校生の勉強におけるPDCA
- P(計画):次のテストや目標にむかって、自分でしっかりと勉強計画を立てる。
- D(実施):計画にもとづいて勉強をおこなう。
- C(評価):テストを受ける。テスト結果から、自分の現状の学力の評価を受ける。
- A(改善):テスト結果を踏まえ、できない分野を中心に、今後に生かせる復習をする。
そのなかで大事なのは、P(計画)です。
P(計画)が80%を占めているため、P(計画)が明確でないと、結果も悪くなるし、A(改善)に負担がきます。
自分の仕事における体験談や学生のときの体験談を踏まえて、P(計画)の大事さ、PDCAをしっかり活用しなくては身につかないことを子どもに説明しました。
それ以降、子どもはしっかり計画を立てて、勉強するようになりました。
点数がアップしたので、テストの間違えを見直しをする時間が減って、すごく喜んでいました。
高校生の子供がやる気をさせる方法5つ!その2
進学を考えているお子さんになりますが、受験生からではなく、高校生に通い始めたら、自分のいきたい大学の受験レベルを知ることです。
いきたい大学の過去問を買って、普段から活用することです。
それには、2つの理由があります。
- 学校で習っている内容が、大学入試で、どこまで応用として活用しているかを知ることができる。それを知ることで、大学にいきたい思いから、普段の授業の段階から解けるように学習し始めます。
- 大学の受験レベルを知ることで、漠然と大学にいく考えではなく、本当に大学にいきたいのか?真剣に自分の進路について、早い段階から考えるようになり、 自分の明確な目標を見つけていきます。
高校生の子供がやる気をさせる方法5つ!その3
高校生になると、電車やバスなどの公共交通機関を利用して通学するお子さんが、多いと思います。
この公共交通機関で移動する時間をどのように過ごすのかが、すごい重要になります。
書くこと以外はできると思います。
ノートや参考書、教科書を見直したり、スペースがなくても英語のリスニングはできると思います。
1日の公共交通期間が往復30分として、学校が休みの日を除き、通学日数1か月20日と想定して、1か月10時間は確保できます。
この10時間は、もったいないです。
ぜひ、活用しましょう。
私が高校生のとき、学校へ通学するのに、電車を利用していました。
電車での通学時間は特に何もせず、過ごしていました。
友達と時間が合わず、一人で通学することが、次第に多くなり、電車に乗っている同じ高校生を何しているのだろうと気にかけるようになりました。
音楽などをウォークーマンで聞いている人を見て、これだと思いました。
そのとき、英語の点が下降気味で、家で英語のリスニングの勉強をしていても、寝てしまっていることがあります。
そのため、英語のリスニングの勉強がはかどらなくて苦戦していました。
電車では、立っているので、寝てしまう心配はありません。
そこで、おこなうことにしましたが、聴いているだけでは身にならないので、シャドーイング※を実施していきました。
ただ、電車の内なので、声を出さず、口を小さくして口パクして、乗っている方の迷惑にならないようにしました。
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