熱い注目を集めた仮想通貨ですが、高校生も仮想通貨に興味があって購入したいと思っている人は多くいます。でも高校生で口座が開設できるのでしょうか?リスクはないのでしょうか?
仮想通貨を始めたいと思っている高校生にも是非、参考にしていただきたいと思います。
仮想通貨に年齢制限はあるのか?
私はかつて証券会社にいたこともあるのですが、株取引は親の承認を得ていれば未成年でも取引は可能です。
仮想通貨も基本的にも年齢制限はあります。例えば、国内大手取引所bitbankは2019年4月1日時点で20歳未満のユーザーの取引を停止すると発表しました。
制限が広がる中で未成年(18歳から)でも口座開設ができる取引所は存在します。ただし条件があります。
未成年者の口座開設必要書類
・親権者同意書
・親権者との続柄を確認できる書類
以上3つの書類が未成年者が口座開設する際に必要になります。18歳未満の方は、誕生日を迎えてから口座開設を行いましょう。なお現在、未成年者で口座が開設できる取引所はZaifだけです。
かつてはbitFlyerでも口座開設は可能でしたが、金融庁の業務改善命令を受けて、新規口座の開設はできなくなっています。今後見直されて他社と同じように満20歳以上になる可能性もあります。
お分かりのように、年齢を偽って口座を開設することは不可能です。また取引にあたり本人名義の銀行口座の開設も必要です。こちらも銀行側で本人確認が必要ですから、年齢を偽ることはできません。
未成年が仮想通貨をやるメリット
仮想通貨に投資をする最大のメリットは資産を増やせることです。実際、数年前なら投資額を倍に増やすことも可能でした。
次に株取引同様に市場の動きをチェックすることで、指標となるチャートやテクニカル指標および世界経済・政治の動きに敏感になります。
アメリカの高校や大学では授業に仮想通貨を取り入れて単にお金を稼ぐテクニックではなく、金融全体を取り巻く問題や歴史など金融に関する問題を積極的に取り入れています。お金を稼ぐこと、節約、税金、投資、会社設立、ライフプランなどお金とどう向き合うのかを早い段階から教育の場で教えているのです。
一方、日本は長らくお金の話をすること自体がタブー視されてきました。今だにまだその傾向はありますが、仮想通貨で成功したタレントの体験談や若くして投資で成功して会社を立ち上げた人の話などが知られるようになると世間の人の目にも変化が現れてきました。
仮想通貨はギャンブルではなく市場とリンクした魅力ある投資先の一つなのです。
未成年が仮想通貨をやるデメリット
これは未成年に限るわけではなく、仮想通貨は一度に大きく利益を生むこともありますが、逆に大きな損失も生む可能性だってあります。
どれだけ投資の勉強を重ねても明日の世界情勢は誰にもわからないのも事実です。特にビットコインFXなどはわずかな証拠金を元手に、レバレッジを効かせることで利益を大きくすることができます。しかし、失敗すれば追証が発生するリスクもあるのです。
どの投資もそうですが余剰資金で取引をすることだけは忘れないで下さい。
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