婚前契約書のひな形・テンプレートあり!そもそも婚前契約書とは?誰でも作れるの?

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ウェディング姿の夫婦

令和最初のいい夫婦の日には沢山の芸能人が結婚し、ニュースになっていましたよね。

中でも医師と結婚した橋本マナミさんが「婚前契約を結んでいた」として話題になりました。

これから結婚を考えているけれど、この婚前契約とやらをしておきたい!

と思ったそこのあなたに向けて、「婚前契約」とはなんぞやということをまとめました。

それぞれの項目について、ひな形・テンプレートも紹介しているので、是非活用して下さい。

実際の契約書ってどんな感じ?

実際の婚前契約書のひな形・テンプレート例はこのようになります。

婚前契約書

男性の名前(以下「甲」という)と、女性の名前(以下「乙」という)は、甲乙間の婚姻について、以下のとおり契約を締結した。

第1条 甲及び乙は、本契約締結後遅滞なく婚姻届を管轄官庁へ提出するものとする。

第2条 甲と乙は、婚姻を継続する為に貞操を守り、お互いに努力を惜しまず、お互いを尊重し、思いやりと感謝の気持ちを持ち続けることを約束する。

第3条 甲及び乙は、万一貞操義務に反し、不貞行為を行った場合には、その当事者は相手方に対し、年収分の慰謝料を支払うものとする。

第4条 甲と乙は、甲の毎月の小遣いを、月5円とし、乙の小遣いは、月3万円とする。家計に不足が生じた場合は、両者の小遣いの金額を見直すこととする。

第5条 甲及び乙は、お互いに、思いやりの気持ちをもって、家事に協力することとする。甲は、主に日曜大工や家電製品関連の仕事や自家用車の運転を行うこととする。

令和 年 月 日

(甲)

住所
氏名                      印

(乙)

住所
氏名                      印

一般社団法人プリナップ協会さんのHPにもひな形例がありましたので参考にしてみて下さい。

 

そもそも婚前契約書とは?

Salvia.rikako_hosotake on Instagram: “結婚契約書の台紙はSalviaオリジナルデザイン✨ 同居生活がスタートすると、つい忘れがちな感謝の気持ち、夫婦の想いを意識するためにも、いつでも手に取れることが大事です🧡 せっかくの文書だからこそ、何処かに仕舞っておくのはもったいない。…”
6 Likes, 0 Comments - Salvia.rikako_hosotake (@salvia.rikako_hosotake) on Instagram: “結婚契約書の台紙はSalviaオリジナルデザイン✨ 同居生活がスタートすると、つい忘れがちな感謝の気持ち、夫婦の想いを意識するためにも、いつでも手...

欧米では「Prenup(プリナップ・プレナップ):婚前契約」といわれ、結婚をする5組に1組が交わすほど、一般的になってきています。

欧米は、「個人主義」が浸透しており「契約」が、生活の一部になっています。

また、結婚についても、「契約する」という概念があるようです。

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事実婚も多い、フランスは制度として確立しています。

この結婚契約書は、誰でも作ることができます。

結婚をするふたりで話し合って作っていく契約書なのです。

とはいえ、その中身は、夫婦ごとに違うとともに、契約書も1枚で完成するカップルもいれば、1冊の本ができあがるほどのボリュームになる場合もあると思います。

「付き合う」という状態から「結婚」という状態になると、生活習慣のこと、お金のこと、子供の進学のこと、将来の両親の介護のことなど、沢山の問題に直面します。

結婚する前のラブラブカップルの頭にあることは「結婚式のドレスどうする?」「新婚旅行はどこにする?」など目の前の楽しいことばかりだと思います。

婚前契約の話しなんかして相手がドン引きしないかな?

と心配になる方もいると思いますが、結婚前でもお互いの意見を言い合えないような関係ならば、その結婚は少し考えたほうがいいかもしれません。

契約書を作るまで至らなくても、話し合う項目の参考になると思います。

また、再婚の場合や年齢を重ねてからの結婚の場合、独身時代の自分の財産をどうするのかなど取り決めておいた方がいいケースもありますね。

男性の方が「契約に縛られそう。」と尻込みするかもしれませんが、事前に自分の主張をできる場でもあります。

結婚生活を互いにうまくやっていくために、2人で話し合い、その気持ちを文章にして、残しておく」というのが、この婚前契約書です。

婚前契約書の種類

手軽に作れるものから公的なものまでいくつか種類があります。

1.覚え書き

2人で話し合った内容を箇条書きし、日付、2人の署名と捺印をする。

作るのが簡単ですが、法的な効力はあまりありません。

2.正式な書類

法律の下、内容を作成します。

法律の書式に基づいて作成し、日付、2人の署名と捺印をする。

上記の覚え書きよりは効果がありますが、内容次第では効力は弱くなってしまいます。

3.公正証書

公正役場の公証人が作成する書類です。

簡単に制作することができないぶん、強い法的効果が期待できます。

しかし、裁判において婚前契約書が使われた前例がないため、現段階では法的効力が

どの程度あるかは不明です。

婚前契約書の作り方

手紙を書く人

婚前契約書の作り方

1.記載内容を準備します

  1. それぞれ、気になっていることを、メモでまとめる。
  2. メモをもとに、尊重しあいながら、ふたりで話しあう。
  3. 作り方ページの文例を参考にする。
  4. お互いに納得がいくまで話し合い、契約書に記載する項目をまとめる。

2.契約書の作成

  1. 契約書の文頭の定型分を書く。(パソコンでも、手書きでも)
  2. 文例を参考に、2人の理想に沿って契約書の文面を書く。
  3. 書けたら、通し番号「第1条」「第2条」をつける。
  4. 契約書の文末に、日付、それぞれの署名(住所・氏名)、捺印欄を入れる。
  5. 契約書の文章全体を、2人で確認する。
  6. プリントアウトする。(手書きの場合は清書する。)
  7. それぞれが署名(住所氏名)を手書きし、捺印をする。
  8. ファイルなどにいれ、大切に保存する。

3.婚前契約書の更新

状況の変化にあわせて、追加したり、削除したり、変更する等、更新しましょう。

上手く話し合うコツ

結婚契約書は、結婚する2人が話し合い、合意をした内容を記載します。

しかし、作成について、お互いに前向きに取り組むことは容易ではありません。

積極的に結婚契約書を作り、安心感を得たい女性と、自由を好む男性というカップルが多いようです。

そんな相手と結婚契約書を作るには、まず自分の意見を伝えるだけでなく、相手の気持ちを聞く姿勢が大切です。

また、契約書を作るメリットを伝えるといいかもしれません。

  • お互いの価値観を話し合うため、結婚後に無駄なけんかが減る。
  • お互いがどのようなことを求めているのか、明確になる。
  • 自分の権利「お小遣いは◯円にしたい」「妻にはいつまでも綺麗でいて欲しい」「こんなことはしたくない」など主張ができる。

話し合いを増やしていき、時間をかけてと結婚契約書を作るのもいいでしょう。

契約書は、一度完成したから終了ということではなく、「子どもが産まれた」「家を買った」など、その状況に応じて、『更新』していくものです。

5年ごとに更新するなど、ルールを決めておくと良いですね。

文頭の定型文

結婚契約書の文頭に、本契約を結ぶにあたってのふたりの決意を表します。

【例】

1.これから結婚するふたり

「○○○と○○○(それぞれの名前)は、○年○月○日に結婚するにあたり、本日、お互いに下記条項を理解し、同意した上で、真摯にその履行に努力することを証し、ここに契約いたします。」

2.結婚したいふたり

「○○○と○○○は、将来の結婚を前提に…」

3.結婚しているふたり

「夫○○○と妻○○○は、順境にあっても逆境にあっても、健康なときも病気なときも、お互いに誠意を尽くし、それぞれの育ってきた環境を尊重し、生涯の伴侶として助け合うことを約束し、本契約を締結します。」

夫婦の理想

「どんな夫婦でありたいか」ふたりの夫婦の理想像をイメージしてみましょう。

  • 楽しい夫婦
  • 明るい夫婦
  • 信頼できる夫婦
  • 思いやりのある夫婦

【例】

  • 「明るく、楽しい夫婦でいられますように。」
  • 「夫と妻は、結婚生活を営むにあたり、互いを愛し、支えあい、尊重します。」
  • 「夫と妻は、お互いを信頼し、支えあえる関係を築けるよう、努力します。」
  • 「お互いの目標達成のため、いかなるときも協力していきます。」
  • 「夫と妻は、互いに隠し事はしません。」
  • 「相手に対し、思いやり・いたわりの気持ちと言葉を忘れません。」

お互いの役割

結婚生活を営むうえでの、お互いの役割を確認しましょう。

  • 「対等」
  • 「自立」

【例】

  • 「夫は妻に、妻は夫に協力を惜しみません。」
  • 「夫と妻は、家庭の事を独断で決めず、お互いに報告と相談をします。」
  • 「相談は、互いに納得がいくまで話し合い、決めていきます。」
  • 「家庭内の役割は相談の上決めますが、家事は妻の意見を優先します。」

夫婦の会話

夫婦間のコミュニケーションは、とても大切です。

コミュニケーション不足からくる小さな歪みは、やがて大きな揉め事に発展しかねません。

【例】

  • 「夫と妻は、いかなるときも誠心誠意向き合い、話し合います。」
  • 「お互いの意見を述べ、お互いの意見を尊重しながら話し合います。」

目標・努力

日常で努力することや、とくに努力をしていきたい項目を記載します

【例】

  • 「夫と妻は、家族を大切にし、最大限の努力を惜しみません。」
  • 「お互いの仕事を最善に保つよう努力します。」
  • 「毎月○円を貯蓄し、お互いに協力し努力を惜しみません。」
  • 「夫と妻は、◯年までに、持ち家を購入することを目標とします。」
  • 「結婚記念日、誕生日は、ふたりそろってお祝いします。」

家庭内暴力・浮気

もしもの時のために、お互いのために項目として入れておいてもいいでしょう。

【例】

  • 「夫と妻は理由を問わず、身体的、精神的、性的な暴力をふるいません。」
  • 「浮気は、信頼関係を壊したとみなし、回数に問わず認めません。」
  • 「浮気と疑わしい行為があった場合、離婚協議を開始します。」
  • 「浮気の有責配偶者は親権を放棄します。」
  • 「浮気の有責配偶者は共有財産の全部を慰謝料として譲渡します。」

お金のこと

豚の貯金箱

収入・管理

お互いの収入を把握するとともに、家計に入れるお金を明確に決めましょう。

また家計管理の主体者も決めておきましょう。

【例】

  • 「夫と妻は、それぞれの収入の85%を家計に入れます。」
  • 「夫と妻の家計に入れた合計金額で、家計を運営します。」
  • 「夫の収入は、すべて共有の家計で管理します。」
  • 「妻は家庭の仕事を行います。」
  • 「妻の家庭での仕事は、夫を補助する対価とします。」
  • 「家計の管理は、夫の固有財産を含め、妻が行います。」
  • 「家計の管理は夫が行い、毎月月末に相談・報告をします。」

財産と負債

お互いの持っている財産と負債を、きちんと確認しておきましょう。

自分の財産、相手の財産、共有財産の線引きをしっかりとしておきましょう。

【例】

  • 「夫と妻は、すべての財産を夫婦の共有財産とします。」
  • 「家計は共有財産とし、その他の財産は各自の固有財産とします。」
  • 「負債については、相談のうえ共有財産から返済していきます。」
  • 「共有財産については、それぞれ50%の権利を有します。」
  • 「共有財産は、夫と妻の同意で売却・交換・譲渡ができます。」
  • 「各自の固有財産は、お互いの許可なく売却,交換.譲渡はしません。」
  • 「固有財産には、結婚後に各自が親族から相続する財産も含みます。」

※固有財産とは結婚前から持っていた財産、または結婚後に、どちらか一方が得た財産のことをいいます。

おこづかい・ボーナス・貯蓄・カード

お互いのおこづかいの金額は、夫婦間で揉めやすいことのひとつです。

【例】

  • 「夫と妻は、各自の収入の2割以内を各自の固有財産とし、自由に使えます。」
  • 「夫のおこづかいは、月○○円とし、妻のおこづかいは、月○○円とします。」
  • 「家計に不足が生じた場合は、おこづかいの金額を見直します。」
  • 「ボーナス等の臨時収入については、必ず報告しあいます。」
  • 「臨時収入の使い道は、話し合いで決めます。」
  • 「◯年までに、持ち家を購入するため◯年までに◯円の貯蓄を目標とします。」
  • 「夫と妻は互いに協力し合い、節約に努めます。」
  • 「クレジットカードの支払いは、それぞれの銀行口座から支払います。」
  • 「家計出費のクレジットカード支払いは、お互いの確認を要します。

ローン・保険

夫婦のどちらかに借金・負債があり、それをローンで返済している場合や、これからのローンについても、返済計画もあわせ、考えておきましょう。

財産のひとつでもある保険についても、どの保険を選ぶか、支払額や保険金の受取り方法についても、話し合っておきましょう。

 

公的保険:健康保険や国民年金・厚生年金のこと。

任意保険:民間の生命保険会社の保険のこと。

 

【例】

  • 「妻の結婚前からの負債(残額~円)につき妻が責任を持ち返済します。」
  • 「負債うち、半額は妻の固有財産より、半額は共有財産より返済します。」
  • 「今後組むローンについては、夫と妻の協議の上、決めます。」
  • 「結婚後、妻は扶養家族として、夫の公的保険に加入します。」
  • 「夫も妻も任意保険に継続加入し、保険料は共有の家計から支払います。
  • 「子どもの生命保険・学費保険につき、子どもの誕生後話合って決めます。」
  • 「保険金は全て、共有財産とします。」

無駄づかい防止

夫婦それぞれの買い物について、各自が購入してもいい金額の範囲を決めておきましょう。

また高額の生活必需品(家具や家電製品)などの金額の大きな買い物についても、「○万円以上のものは相談してから買う」など決めるのもいいかもしれません。

【例】

  • 「個人使用のものでも3万円以上の購入に関しては必ず事前に相談します。」
  • 「緊急に購入した場合は、速やかに事後報告します。」
  • 「家庭で使用するものは2万円以上の購入に関しては必ず事前相談します。」

仕事のこと

スーツの女性

結婚後の仕事

結婚後の仕事について、特に女性には、いろんな選択肢が出てくることかと思います。

結婚してすぐではなく、いずれはこうしたいという希望を話し合うこともいいでしょう。

  • 妻は結婚を機に仕事をやめる/続ける ・出産を機に仕事をやめる/続ける
  • 今の仕事は辞め、新たな仕事を探す・ずっと共働き・結婚後は専業主婦
  • アルバイトまたはパート勤務希望 など

【例】

  • 「夫と妻は、お互い仕事をしていることを配慮し、お互いを支えます。」
  • 「夫と妻は、お互いの仕事に干渉することなく、尊重します。」
  • 「結婚後、子どもができるまでは、妻もフルタイムで働きます。」
  • 「妻は、専業主婦として家庭を支えます。」

仕事の目的・目標

「収入のため」「生活のため」「社会貢献」など、仕事をする目的が人それぞれあると思います。

そして、結婚を機に、「家族のため」という目的が加わります。

仕事に対する心構え・目的・目標を話し合ってみましょう。

【例】

  • 「夫は、妻や家族の理解と協力で、自身の仕事が成り立つことを認識します。」
  • 「夫と妻は、○年後を目標し、家族の持ち家を購入するため努力します。」
  • 「お互いにできる限り支え合えるよう努力します。」

仕事への思いやり

お互いの仕事に対する思いやりの気持ちをしっかりと持ちましょう。

また夫婦間であっても、それぞれの仕事について口を出しすぎないように、「応援」する姿勢を大切にしましょう。

夫婦間のコミュニケーションのひとつとして、仕事の報告についても、決めておきましょう。

【例】

  • 「夫は妻の家事労働の大切さを常に思い、感謝の気持ちをもちます。」
  • 「具体的に、感謝の言葉を週に○回以上、お互いに伝え合いましょう。」
  • 「夫と妻はお互いの仕事に協力・尊重することを原則とします。」
  • 「生活が大幅に変化すると思われる場合は、速やかに話し合いを持ちます。」
  • 「夫婦は、仕事での転勤や異動の辞令には最大限協力します。」
  • 「夫婦は、現在の仕事内容を、夕食時に10分以上話し合います。」
  • 「お互いの仕事への否定的な姿勢は控え、積極的に支援します。」

収入

月々のお給料は、残業代の増減、ボーナス金額などによって変動しますが、収入はお互い報告するのかどうか、臨時収入はどうするのか話し合いましょう。

【例】

  • 「夫婦は、お互いの収入を報告しあいます。」
  • 「収入の増減が予測されるときは、お互いに報告します。」
  • 「臨時収入があった場合、お互いの共有財産とし、使い方は相談します。」

家事分担のこと

共働き・専業主婦など、夫婦の状況により、家事の分担も変わってきます。

得意な方や慣れている方が担当するとなると、女性の負担が増えることが多いかと思います。

協力し合えるルールを決めましょう。

【例】

  • 「夫は○曜日のゴミだしと、お風呂掃除を週に1回以上します。」
  • 「夫婦は、週末は一緒に食事の準備をします。」
  • 「夫は、全ての家事の3分の1が自分の仕事であることを認識します。」
  • 「お互いに、思いやりの気持ちをもって、家事に協力します。」
  • 「夫は妻の苦手な仕事を代行します。」
  • 「日曜大工や家電製品関連の仕事や自家用車の運転は夫が担当します。」

細かい家事分担

お互いの分担を、細かく決めておくと効果的でしょう。

担当を明確にすることで、家事に対するお互いの責任感も生まれます。

  • 料理
  • 食後の片付け
  • 掃除
  • 洗濯
  • アイロン
  • ゴミだし
  • 買出し

【例】

  • 「夫は、書斎、風呂、トイレの掃除を週1回以上行います。」
  • 「その他、力仕事は、夫の家事担当とします。」
  • 「妻は、寝室、リビングの掃除、洗濯、料理を行います。」
  • 「週末の買出しには、夫婦で出掛けます。」
  • 「食事の片付けは、夫が担当します。」
  • 「日々気がついた家事は、気づいた方が行うことを心がけます。」
  • 「お互いに整理整頓を心掛け、私物は各自の部屋で保管します。」
  • 「夫と妻は、それぞれの個室の掃除は、各自の責任のもと行います。」

健康のこと

ジョギングする老夫婦

健康でいるために

【例】

  • 「夫と妻は、共に健康に十分留意し、健康を維持するために努力します。」
  • 「夫は大好物のお酒を、自身のため、家族のために、週2回までとします。」
  • 「妻は、家族の健康を第一に考えた食事を作るよう努力します。」
  • 「夫婦はそれぞれに健康維持を心がけます。」
  • 「週1回以上、運動をし、お互いに健康維持活動を尊重、協力します。」

身だしなみ

いつまでも結婚当初のきれいな奥さんでいて欲しいと思いませんか?

妻側も、ビールっ腹の中年オヤジになった旦那さんを見たいですか?

この際、話し合っておきましょう。

【例】

  • 「夫と妻は、清潔を心掛けます。」
  • 「夫は毎日入浴し、月1度の散髪をします。」
  • 「毎日、体重を計測し、お互いに報告します。」
  • 「夫は○○㎏以上にならないよう、心掛けます。」
  • 「服装については、妻の意向に従います。」
  • 「夫と妻は、外出しない日も、綺麗な身だしなみを心掛けます。」

病気・看病・介護

お互いに健康維持に努めていても、いつ病気や事故にあうかはわかりません。

万が一のときのことも、ふたりで話し合っておきましょう。

本人に告知をするかなども、お互いの意思確認をしておきましょう。

また、老後の介護だけでなく、若年性の病気や事故などで、介護が必要になる場面があります。

念のために、お互いの介護について話し合いましょう。

【例】

  • 「夫と妻はいずれかが病気になった場合、病気について告知します。」
  • 「いずれかが病気になった場合、共に病気に立ち向かいます。」
  • 「夫婦は、お互いの病気の療養に、最大限の努力をします。」
  • 「妻の持病である◯◯につき、妻は、治療,服薬を継続し、病気の克服に努めます。」
  • 「入院治療が必要な場合は、治療に協力し、真摯に看病をします。」
  • 「病気以外の体調不良につき、お互い仕事や家事をサポートします。」
  • 「体調回復を最優先し、安静な時間を提供するよう努めます。」
  • 「夫と妻は、介護が必要になったときは、お互いを介護します。」

趣味のこと

それぞれの趣味

回数・費用・趣味の収納スペースなどは、具体的に決めておいたほうがよいでしょう。

トラブルになりやすい趣味として、費用が高額になるものや、SNS系やゲーム系のサイトなどでインターネット、スマホを長時間利用するなどがあります。

【例】

  • 「妻は夫の趣味のゴルフを尊重し、月3回まで認めます。」
  • 「夫は妻の習い事を尊重し、時間が確保できるよう協力します。」
  • 「妻は習い事を、月4回までとし、費用は月◯円以下にします。」
  • 「夫は、インターネットの利用は1日2時間までとします。」
  • 「趣味で収集するCD、書籍等は、個人のスペースに収納します。」
  • 「収集は、当該箇所に首脳可能な範囲でのみ行います。」
  • 「月に1度は、お互いに趣味について報告し情報交換をします。」
  • 「夫は、接待を含め、ゴルフは月2回までとします。」

私物の管理・破棄方法

勝手に妻が夫の収集物を捨ててしまい、離婚問題になってしまうこともあります。

どのように管理していくのか話し合いましょう。

【例】

  • 「個人の物は、共有スペースに放置せず、個人スペースで管理します。」
  • 「個人スペースで管理されているものは、お互いに無断で破棄しません。」
  • 「共有スペースに1か月以上放置されているものは相談の上破棄します。」
  • 「一方が趣味・管理しているものに対しては、お互いに尊重します。」

付き合いのこと

 

父母・実家との付き合い

結婚をすると自分の両親だけでなく、相手の両親も大切にしていきたいものです。

その両親との付き合い方も、ふたりで話し合っておきましょう。

【例】

  • 「夫と妻は、お互いの両親を尊重し、大切にします。」
  • 「お互いの両親に対し、親孝行できるよう努めます。」
  • 「夫と妻は、お正月元旦と法事は夫の実家へ帰省します。」
  • 「妻の実家へは、元旦の翌日(1月2日)とお盆に帰省します。」
  • 「夫と妻は、年に1回ずつ交代で、それぞれの実家に帰省します。」

父母の介護・同居

介護士と老婦人

いずれ考えていかなければならない親の介護や同居をどうするかという問題についても、ふたりで話し合っておきましょう。

両親との同居についても、夫婦でトラブルになりやすい項目です。

お互いの意思をはっきりと確認しておきましょう。

【例】

  • 「夫と妻は、どちらかの両親に介護が必要になったとき、お互いに協力します。」
  • 「両親の介護については、3年後に、再度考慮します。」
  • 「夫と妻は、お互いの両親との同居はしません。」
  • 「万が一、同居が必要になった場合は、改めて考慮することとします。」
  • 「夫と妻は、親が○歳になったとき、同居・住宅について検討します。」

仕事関係の人との付き合い

仕事の付き合いで、「家に上司を招く」「夫婦で招待される」なんてこともあるかもしれません。

社交的なふたりなら、負担にならないかもしれませんが、お互いの気持ちを知って話し合っておきましょう。

【例】

  • 「夫の仕事上の付き合いに、妻は積極的に協力します。」
  • 「自宅でのもてなしについては、必ず事前に相談をします。」
  • 「月に1度は、自宅でホームパーティーを開きます。」

友人・ご近所との付き合い

お互いの友人との付き合いについて、ご近所との付き合いについて、理想的な関わり方について、話し合ってみましょう。

【例】

  • 「夫と妻は、それぞれの友人関係の付き合いを尊重します。」
  • 「お互いの友人との交際を尊重し、必要以上の干渉はしません。」
  • 「お互いの意思を確認しながら、友人関係を広げていきます。」
  • 「夫と妻は、近隣との付き合いについて、協力して行います。」
  • 「町内会・マンションの管理組合の役員については、夫が引き受けます。」

子供のこと

夫婦と子供

親としてのこころがまえ

子どもは授かりものなので、子どもがいない段階で、具体的に考えていくことは難しいかもしれませんが、ふたりの生活に大きく関わることです。

【例】

  • 「夫と妻は、お互いに協力し、親としての覚悟と責任をもって子育てをします。」
  • 「夫婦は、子どもに愛情を持つとともに、真摯に養育していきます。」
  • 「夫婦は、子どもと家族の幸せを最優先に暖かい家庭を築きます。」
  • 「お互いにとって良き伴侶、子どもにとって良い親となるよう努めます。」
  • 「特に夫は、子どもにかかる養育資金について、責任を持つことを誓います。」
  • 「夫は妻の妊娠に協力します。」
  • 「妻が妊娠・出産した場合、夫は最大限の愛情と協力をします。」
  • 「結婚後はふたりの生活を、その後は子どもについて考えていきます。

子どもの教育・進学

子どもがいない場合は、将来の子どもに対する親としてのこころがまえを記載しておきましょう。

子どもがいる場合は、子どもの教育方針について話し合いましょう。

【例】

  • 「夫と妻は子どもの教育、進路につき子どもの希望を最大限尊重します。」
  • 「夫と妻は子どもの教育について、随時相談し話し合います。」
  • 「子どもは、本人が希望すれば大学まで進学させます。」
  • 「大学卒業までを親の義務とし、最大限にサポートしていきます。」

子どものしつけ・親の役割

夫婦で対立しがちな子どもへの「しつけ」、関わり方について話し合っておきます。

【例】

  • 「夫と妻は、子どものしつけに最大限機協力します。」
  • 「同時に子どもを叱ることなく、お互いにフォローし、役割分担をします。」
  • 「子どものしつけについて、随時話し合いをします。」
  • 「夫は、平日の入浴を担当し、休日は子どもと一緒にすごすよう努めます。」

子ども関係のつきあい

【例】

  • 「平日の育児への協力は、妻の実家へお願いすることにします。」
  • 「育児方針については、祖父母と定期的に話し合います。」
  • 「保護者会や学校行事などは、両親で参加します。」
  • 「子どもの友人やその家族とは、夫婦で協力し、交流を持つよう努めます。」

約束・離婚のこと

離婚式

約束を破った場合

ふたりでした約束が守られなかった時、どうしますか。

できない事は約束しないのが一番ですが、万が一約束を守れなかった場合に備え、罰則などを決めておくのもいいでしょう。

【例】

  • 「夫婦の約束が守られず、改善が見られない場合、離婚します。」
  • 「◯◯について約束が破られた場合、離婚の協議を進めることに同意します。」

約束が守られなかった時の損害賠償

約束が守られなかったこと(契約不履行、債務不履行)による罰金(損害賠償)を、決める場合もあります。

「浮気をしたら、配偶者に100万円支払う」など、具体的に決めていきます。

損害賠償についての記載は自由ですが、夫婦間においては、民法754条【夫婦間の契約の取消権】があるので、注意が必要です。

しかし、契約書に記載することで、お互いの意識を再確認する役目を果たす効果があります。

【例】

  • 「夫と妻は、お互いに信頼を失うような行為はしません。」
  • 「夫婦間の約束を破った者は、相手に◯万円を支払うものとします。」
  • 「相手より請求があった場合、◯日以内に支払います。」
  • 「契約を履行しなかった者は離婚および住居の明渡しに同意します。」

もしかしたらの場合、「離婚」についても、ふたりで話し合っておきましょう。

ただし、慰謝料や養育費などは、まだ現実的でないため、金額まで決めておく必要はないと思います。

【例】

  • 「夫と妻は、離婚の話が出た場合、お互いに具体的に協議します。」
  • 「離婚が決まった際は、公正証書による離婚協議書を作成します。」
  • 「離婚する原因を作った側が、相手に◯万円支払います。」
  • 「財産分与額は、離婚協議によることとします。原則、全財産の5割ずつとします。」
  • 「共有財産は2分に1ずつ分与し、離婚原因を作った方は、別途慰謝料を支払います。」
  • 「年金分割は、原則5割ずつとし、詳細は離婚協議書で決定します。」

おわりに

Hendry Yadhisna on Instagram: “. Congratulations!!! Wishing you two a very happy and blessed married life! 🎉🎉 . . . #imagopictura #seoul_korea #spring #seoul…”
656 Likes, 6 Comments - Hendry Yadhisna (@hendryyadhisna) on Instagram: “. Congratulations!!! Wishing you two a very happy and blessed married life! 🎉🎉 . . . #i...

これまでの情報をまとめます。

 

  • 欧米では「Prenup(プリナップ・プレナップ):婚前契約」といわれ、結婚をする5組に1組が交わすほど、一般的
  • 婚前契約書の種類として覚え書き、正式書類、公正証書がある。
  • 2人が納得できるよう、時間をかけて作成する必要がある。
  • そのカップルによって内容は異なる。
  • 一般的に男性の方が作成に尻込みしがちであるが、ここで話し合えないようなら結婚するべきではない。
  • 裁判でこの婚前契約書が有効になった事例はまだないため、法的拘束力は未知数。
  • 内容は 仕事について、収入について、子供について、お小遣いや趣味について、家事について、親の介護について暴力をふるった場合、離婚する場合など
  • 5年に1度など見直しの機会を設ける。

日本ではまだ一般的ではないため、法的な拘束力はそれほど見込めないものの、しっかり話し合うテーマとしてとても有効だと思います。

また、この話を出来ないような相手は、1度考え直した方がいいかもしれませんね。

書き方によっては、法的効力を持たいないため、真剣に作成される場合は弁護士さんなど専門機関に相談したほうがよさようです。

 

参考動画:【婚前契約・プレナップ】Q.結婚前に契約したいが、彼女は引くかな?

【婚前契約・プレナップ】Q.結婚前に契約したいが、彼女は引くかな?

 

絶対に幸せな結婚をするための婚前契約書

 

行列ができる法律相談所の大渕愛子さんも本を出しています。

 

また、歌手のSILVAさんは婚前契約書のテンプレートを公開しています。

 

参考HP

 

参考図書:

「契約書のツボとコツがゼッタイにわかる本」

 

「ライフステージから学ぶ法律入門」

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