夏になるとよく見かける渦巻きの蚊取り線香。独特の香りがするけど、それも風情があって良いですよね。
蚊を取ってくれるのはありがたいけど、ご家庭で困るのは食べ物に群がってくるハエ!蚊取り線香という名前だし、ハエには効果がないのでしょうか?
蚊取り線香は蚊だけではありません。ご家庭によく出るハエにも効果があるんです!
そして、より効果的なハエ撃退グッズもご紹介しちゃいます。これであなたも不潔でうっとおしい奴らを、一刻も早く撃退しましょう!
蚊取り線香は別名「ハエ取り線香」。ハエだって退治できる!
よく目にする、深緑色の渦巻きの蚊取り線香。名前のまま、蚊だけにしか効かないと勘違いしていませんか?蚊取り線香でもあり、「ハエ取り線香」でもある理由は、蚊取り線香に使われている成分にあります。
そもそも、蚊取り線香は【除虫菊】(じょちゅうぎく)という花の成分から作られています。除虫菊とは、期待できそうな名前ですね。
あの蚊取り線香が出来上がるということは、さぞかしきれいな深緑色をした花なんだろうなと思いきや白い花びらに黄色の花序。まるでマーガレットのような可愛いお花からできているんです!
この花は、殺虫成分のピレトリンが多く含まれており、その名の通り殺虫効果があることが古くから知られています。除虫菊を使用している時点で、蚊だけでなく虫自体を退治する成分がすでに含まれていることになりますね。つまり、ハエにも効果的な「ハエ取り線香」にでもあるというわけです!
まずは敵を知ることから!ハエの習性を知っておこう
ハエが一生に産む卵の数は500個。その卵から成虫になるまでの期間はなんとたったの2週間!
(日用品質 フマキラー公式サイトより)どれだけ撃退しても次々と増えるはずです。
ハエといえば家の台所、生ごみを捨てるゴミ箱、不衛生なトイレ、外のごみ置き場など人が、「汚い!」と思うところでよく見かける虫ですよね。ご存知の通り、ハエは不潔なものを好む習性があります。
しかも食べることにどん欲で、クッキーでも、ごはんでも、ウンコでも・・・!何でも見さかいなくなめまわし、ところかまわずバイ菌を含んだ排泄物を放出します。なんとも汚い。最悪です(笑)
そんな状態でせっかく作った料理の上に乗られようもんなら(怒)想像しただけで、もうそのご飯は食べられません(笑)
というより、もしそうなった場合できるだけ食べるのは警戒しましょう。理由は、汚いからだけではありません。なぜその必要があるのか、次でご説明します!
ゴキブリよりも警戒!ハエが運んでくる不潔な菌
世の主婦たちが警戒している虫の代表ともいわれる存在はゴキブリ。その名を口にするだけで虫唾がはしるほどのイメージですが、なんとハエは、ゴキブリよりも警戒が必要なほどの虫でした!
「病原性大腸菌O-157」や「鳥インフルエンザ」はニュースでも問題になっていた病気ですよね。こんな有名な病原菌もハエが食卓に運んできているんです!
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