介護職新人あるある10選!先輩介護士が困る新人の困った行動とは?

新人介護士の困った行動に対し

「どう注意すれば、わかってもらえるのだろうか?注意すれば、新人さんに嫌われてしまうのではないだろうか?」

と思うことありませんか?

私は、6年ほど介護の仕事をした経験がありますが、新人介護士の困った行動に対し、どうすればよいのか悩んだことを覚えています。

そこで、新人の対応に困っている方向けに、介護職新人のありがちな困った行動を紹介するとともに、それに対してどうすればよいのかをまとめてみました。

私は、新人さんの困った行動に対して、人間関係を守るため注意せずに放っておいたことがあります。

すると、その判断のせいで新人さんの困った行動により、利用者の方を危険な目に合わせてしまいました。

しかし新人さんの困った行動に、どう対処すればよいのかを知ることにより、きっちりと注意できるようになり、今では新人さんとの人間関係も良いものになりました。

それでは、介護職新人の困った行動あるあるを10個選んでみたので、その行動に対してどうすれば良いのか、私の経験からお教えしたいと思います。

これであなたも、新人さんの困った行動に、きっちりと対応することができるようになりますね。

介護職新人の困った行動あるある10選!あるあるその1:質問をしない

〇と×の札を持つ男性

新人さんから質問されないと、何が分からないのか、教えようにも教えられませんよね。

そのような時、私は「○○って、わかりますか?」と逆に質問をしていました。

新人さんの多くは、質問しないのではなく、「分からないことが分からないから、質問できない」状態にいます。

なので、私から質問を投げかけることにより、新人さんの方から質問しやすい環境をつくるように努力しました。

すると、新人さんからいろいろ質問されるようになり、しっかりと分からないことを教えることができるようになりました。

なので、「質問しないから放っておく」ではなく、こちらから質問を投げかけ、新人さんのために「質問しやすい環境」を作ってあげましょう。

介護職新人の困った行動あるある10選!あるあるその2:メモを取らない

メモを取る男性

教えていてメモを取らない新人さんを見ると「ちゃんと分かってるのかな?覚える気あるのかな?」と不安になってしまいますよね。

私は、ちゃんと新人さんにメモを取ってもらうために、

「メモを持っていますか?持っていなければ、紙と鉛筆あげますよ。」

と教える前に声をかけます。

覚えるためには、メモを取って見直すことが大事ですが、そのことを理解していない新人さんがいます。

そこで、「メモを取らないと覚えられないよ!」と強く指導してしまうと、新人さんは委縮してしまいます。

良い関係を作れなくなってしまいますね。

なので、このような場合は、私は新人さんが自分で気づくように、「メモを持っていますか?」と声をかけるようにしています。

「あ、メモを取らないとダメなのか」と新人さんが気付いてくれることで、教えていても安心だし、仕事の覚え方も分かってもらえるので、一石二鳥ですよ。

介護職新人の困った行動あるある10選!あるあるその3:言わないと動かない

あぐらをかいて座る男性

言わないと動かない新人さんを見ると、

「どうして、動かないのだろう?もしかして、指示しないと動かないのかな?」

とちょっとイライラしてしまいますよね。

そのようなときは、

「一日の業務内容をしっかり覚えて、分かることから動けばいいよ。業務内容に沿って動けば、怒られることないから。」

と助言してあげましょう。

実は私の職場にも、そのような新人さんがいました。

どうして動かないのか本人に聞いたことがあります。

その答えは、

「今、何をすればいいのか分からなかった。」
「勝手に動くと、先輩に怒られるから。」

というものでした。

なので、私は新人さんに、一日の業務内容を知っていれば、怒られることなく動くことができることを伝えるようにしています。

動けるようになる方法を、しっかりと教えてあげると動いてくれますよ。

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介護職新人の困った行動あるある10選!あるあるその4:勝手なことをする

電話で困っている男性

勝手なことをしている新人さんを見ると、ちょっとムカつきますよね。

そのような時に頭ごなしに注意すると、新人さんは委縮してしまい、自分で動こうとしなくなってしまいます。

そうならないためにも、新人さんががんばっていることを褒めつつ、その行動がなぜいけないのかという理由をそえて注意するようにしましょう。

新人さんは、利用者の方の役に立つように自分で考えて、先輩に頼ることなく介護をしようとがんばっています。

しかし、その介護が間違っていることに気付かないこともあります。

なので私は、「がんばってるね。」と言ったあと

「でも、今○○という事をしてしまうと、××になってしまうから、やらない方がいいよ。」

というような注意の仕方を心がけています。

そうすることにより、新人さんは素直に、こちらの指導を聞き入れてくれるようになりますよ。

介護職新人の困った行動あるある10選!あるあるその5:言葉づかいが悪い

おじいさんを介護する女性

新人さんの中で、なぜか利用者の方に対してタメ口の人って、いないでしょうか?

見ていて、すごく嫌な感じがしますよね。

そのようなときは、

「親しみを込めるのはいいけど、利用者の方は私たちの人生の大先輩だよ」

ということを伝えてあげましょう。

新人の方は、はやく利用者の方と親しくなりたいという思いが強く、「タメ口」つまり「くだけた言葉かけ」をすることで、親近感を持つように努力しています。

しかし、その光景は、周りから見ると心地よいものではありません。

なので私の場合は、

「利用者の方と良い関係ができているみたいだね。でも、言葉づかいがわるいと、他の人にはどう見えるかな。きっと良い感じはしないとおもうよ。」

褒めつつも、しっかり悪いところは悪いと注意するようにしています。

このような注意の仕方をすることにより、新人の方は、

「言葉づかいに気を付けないといけないな」

と分かってくれるはずですよ。

介護職新人の困った行動あるある10選!あるあるその6:言い訳が多い

男女二人と悩む男性

言い訳が多い新人さんを見ると、「教えるの嫌だな。もう、勝手にやって!」と怒りや呆れがこみ上げてきますよね。

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