皆さんの住んでいるところでは、”じゃんけん”ってどのようにやりますか?
その地方の方言から、自分のやっているじゃんけんとは違う掛け声があるということを
ご存知でしょうか?
じゃんけんは普段当たり前にやっていることで、あまり意識なんてしないですよね。
そこで、”じゃんけん”って他にもこんなのがあるんだ!これ面白い!というものをご紹介したいと集めてみました。
外国ではどうなの?と英語バージョンも調べましたのでご参考に!
じゃんけんの掛け声は地方によって違う!どんな種類やルールがある?
地方によってさまざまな掛け声をみつけました!
ほんと種類は数え切れないほどで・・・県の中でも、その中の市によってまた言い方が違ったりとほんとおもしろいなと感じました。
いろんな掛け声がありますが、その中でもよく使われているじゃんけんの掛け声をいくつかご紹介していきますね。
「ちっ・けっ・た」
千葉県でみられるじゃんけんです。
この地方での方言なんでしょうね。
じゃんけんぽん=ちっ・けっ・た あいこでしょ=あいらいしょ
「ちー・ちっ・ぽ」
群馬県でつかわれているじゃんけんです。
あいこでしょの時は・・・「ぽーぽっぽ」というみたいです。
あいこが続くときは、ずっと、ぽ・ ぽ・ぽ・ ぽ・・・と続くようですよ。
「いん・じゃん・ほい」
関西で使われることが多いじゃんけんのみたいです。
じゃんけんぽん=いんじゃんほい
いんじゃんほい(じゃんけんぽん)あいこでしょ(あいこでしょ)
あいこでしょ!も方言とかによりかわるかな?と感じましたが、ここは同じでした。
「じゃん・けん・しょっ!」
北海道を中心につかわれているじゃんけん。
”じゃんけん”という掛け声は一緒ですが、最後が「しょっ!」
北海道の方言「~っしょ」という言い方からこうなったのでしょか。
あいこになると「あいこでしょっ!しょっ!しょっ!・・・・」と勝負が決まるまで「しょっ!」と続くみたいですよ。
じゃんけんの面白い掛け声をご紹介!ルールもいろいろ!
じゃんけんってルールもいろいろありますよね。
一般的にはグー・チョキ・パーを使ってのじゃんけんですが、グーとパーだけをつかったじゃんけんや、手じゃなく足を使ってやるものなどいろいろです。
ですが、グー・チョキ・パーを使わないものや全く逆のルールのじゃんけんがあることはご存知ですか?
今から二つばかり、ご紹介いたします。
一つ目は「球魔拳(くまけん)」
これは熊本県で行われたりしているじゃんけんの一つです。
グー・チョキ・パーではなく、片方の手の指を折って0から5までの数字を作る。
出した数字の数が多い方が勝ちというルールです。
江戸時代に武士の間で広まったのが始まりとされていて「じゃんけんのルーツ」ともいわれているようですよ。
二つ目は「大阪じゃんけん」
何が普通のじゃんけんと違うのかというと・・・
負けたほうが勝ちだというルールなんです!
これは、負けるのが嫌いだからうまれたという説があるようです。
次に、ルールは普通のじゃんけんなんですが、掛け声で意味がわからなく面白いなと思うものがあるのでこちらもご紹介しますね。
これは筆者の子供がやっていたじゃんけんなんですが、、、
「せっせっせーのよいよいよい」
「おてらのおっしょうさんがかぼちゃのたねをまきました」
「めがでてふくらんで、はながさいてじゃんけんぽん」
ここまでは、筆者自身小さい頃よくこのような言葉がけをしながら、じゃんけんを友達とやっていました。
ですが、今の子供たちはこの後、さらにながーく言葉をつづけているのです!
それはどんなのかといいますと?!
どうですか?意味がわからないですよね(笑)
ですが、子供たちにはこれが楽しいみたいです。
地域によってもこの続きの内容が違ったりもするみたいで、お子様がいる方は聞いてみるといいかもしれませんよ。
じゃんけん掛け声、英語ではどう言う?ルールはどう説明すればいい?
ここまでは、地域によっての掛け声などをみてきましたが、外国ではじゃんけんってどうやっているのか気になりませんか?
外国では、じゃんけんより勝敗を決めるのにコイントスが一般的ですが、最近では若い世代を中心にじゃんけんが広まっているようです。
外国では・・・
- グー=「rock(岩)」
- チョキ=「scissors(はさみ)」
- パー=「paper(紙)」
じゃんけんぽん=「Rock,Paper,Scissors,One Two Three!」
このようにいうみたいですよ。
ちなみに、Three!の部分で手を出すようです。
あいこの時は、「One Two Three!」と言ってやり直します。
rockをstoneにした「Stone,paper,scissors」という言い方もあるみたいで、人によっては言い方が違うこともあるようです。
また、英語でもハワイなどではこのような言い方もあるみたいです。
たぶん発音違うだけで、日本と同じ言い方です。
ハワイは日本人が多かったりするのでこのような言い方が生まれたのかもしれませんね。
じゃんけんの歴史は?ルーツや由来もご紹介!
今では勝敗を決めるのによく使われているじゃんけんですが、いつ頃生まれたのか知っていますか?
じゃんけんは江戸時代から明治時代にかけて日本で成立したと言われています。
じゃんけんの「けん」は中国語の「拳」であるみたいで、中国から拳遊びの多くが日本に伝わったみたいです。
その拳遊びの中に、「石拳(じゃくけん)」という遊びがあるみたいで、この石拳が現在のじゃんけんと同じルールになるようです。
石・鋏(はさみ)・紙の3つの拳を用いたもので、
「石」は「はさみ」を砕き、 「はさみ」は「紙」を切り、 「紙」は「石」を包むという意味から、今でいう「グー」は「チョキ」 「チョキ」は「パー」 「パー」は「グー」に勝つというじゃんけんにつながったと考えられます。
じゃんけんはこのように生まれたようですが、皆さん「最初はグー!」ってじゃんけんをする時掛け声をかけたりしますか?
この掛け声は、日本語以外ないということを知っていますか?
大人数の飲み会でお会計を決める時に、皆酔い過ぎて中々タイミングが合わないから「最初は皆でグーで揃えましょう」と提案したのが由来でみたいです。
なんと(志村けん)が作った掛け声みたいですよ。
普段普通につかっていたので、まさかこの人が!と筆者自身ビックリしました。
まとめ
「じゃんけんぽん」という掛け声は地方の方言などから様々なものがあることや、英語バージョン。
じゃんけんと違ったルールでのやり方があることなどご紹介してきましたが、どうでしたか?
- 「ちっ・けっ・た」
- 「ちー・ちっ・ぽ」
- 「いん・じゃん・ほい」
- 「じゃん・けん・しょっ!」
といった、地方による掛け声の違い。
- 「球魔拳(くまけん)」
- 「大阪じゃんけん」
といった、普通のじゃんけんとルールの違ったもの。
- 「Rock,Paper,Scissors,One Two Three!」という
じゃんけんの英語バージョン。
そして、じゃんけんの歴史。
まさかの「最初はグー」を作ったのが”志村けん”だということ。
じゃんけんの掛け声は、ここでご紹介したのはほんの一部になります。
調べてみると人によって言い方は様々なので、いろんな人とじゃんけんをしてみると面白い発見につながることでしょう。
なかなか、地方の知らない人とじゃんけんとかすることはないですが、機会があったらいろいろな方とじゃんけんしてみたいと感じました。
興味がある方はぜひ!いろんな方とじゃんけんを楽しんでみてください。
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