いきなり来ました、小学1年生に難易度高めの宿題。
人権標語なんて、普段考えもしないですよね。
大人だって急に言われたら「??」となってしまって当然です。
ただ、いいチャンスだと思いませんか?
これを機会に、いじめや世界平和、人間としてあるべき姿を親子で話してみてはいかがでしょう。
私の娘の小学校の先生は、普段からいじめや、子供それぞれの「個性を大事にすること」に力を入れて指導してくれます。
「人権」という言葉では難しいですが、普段の会話で友達のことを、自分の思う言葉で表現する、という点では他の兄妹より優っています。
なので、うまく言葉を引き出してさえあげれば、小学1年生でも人権標語は作れるものですよ。
ここでは、「人権標語とは」から始まり、人権標語を作るコツ、例文、優秀作品の決め方を紹介します。
小学校1年生向け!人権標語の説明と基礎!!
まずは、「人権」とは、人間が人間らしく生きるために持っている権利のことです。
世界には色んな人間がいます。
見た目が違う人間もいれば、生活習慣、宗教が違う人間もいます。
その人それぞれが、誰に虐げられることなく生きていくために必要なものが、「人権」ということになるのでしょう。
なかなかこの「人権」に目を向けるには、普段の小学校生活では難しいと思われます。
教師がポリシーを持って指導にあたっている場合は別ですが、多少道徳で勉強するから、といっても所詮他人ごと、と言った反応でしょう。
なので、授業には期待せず、ご家庭で標語を作る前に子供にイメージを持たせておくことが大事かと思います。
アニメを見ながらでも、「この行動はどう思う?」「どうしたらみんなが嫌な気持ちにならないかな?」と言った程度で十分でしょう。
簡単!小学校1年生らしい人権標語を作るコツを伝授!!
標語だから、5.7.5という決まりはありませんが、小学生ならそれでいいのではないでしょうか。
なぜなら、我が家の小学1年生、保育園から俳句を保育中にやっていたので、言葉合わせや言葉のリズム、といったものが大好きです。
型にはめるイコールパズルをする感覚でいるようなので、それを楽しんでできればそれでいいと感じます。
型が決まったなら、今度は「人権」を意識した言葉を集めてみましょう。
「お友達」「優しさ」といった日常で使う、ほっこりする言葉で十分ですよ。
いくつか言葉が集まったなら、それを5.7.5の型に組み合わせてみましょう。
子供と一緒に楽しむつもりで進めるといいですよ。
すると、あら不思議。簡単にできました。
小学校1年生におすすめ!人権標語の例文20個を紹介!!
- 笑ってる みんなわたしの 友達だ
- 友達だ 助けてあげて あなたから
- 捨てちゃおう いやな言葉は ゴミ箱に
- 「任せとけ」 つよい心は 家庭から
- 守りたい 元気に笑える その心
- お友達 手と手をつないで 感じよう
- 悲しいよ ノーと言えない その心
- 感じよう みんな大好き その気持ち
- ある命 差別をしないで 抱きしめて
- 私から 優しい言葉 気持ちよく
- 楽しもう 大切なのは その気持ち
- 言葉の矢 小さな私に つきささる
- 探すんだ 割れた心を つなぐ友
- 友達だ まずは私が 助けよう
- 仲間なら 言える勇気を 持ってみよう
- きみたちで 育ててみよう 平和の芽
- 考えない その行動も いじめかな
- いいところ いっぱい話そう お友達
- つなげよう 差別もいじめも ない世界
- 見ているよ きみたちのこと 僕たちが
小学生でも使われる言葉ばかりで、作りました。
ただ、「言葉の矢」、「ゴミ箱に」といった応用した表現は、少し難しく感じるかもしれませんね。
小学生が作った人権標語!優秀作品の決め方とは!?
小学生対象のものでしたら、出来るだけ分かりやすい言葉を使ったものがよいでしょう。
その分かりやすい言葉の中で、どのように組み合わせたら、人に伝わるようになるか、というところが大きなポイントになると思います。
学校で、通学路で、家庭で、と広げていけば言葉は無数です。
普段家庭で話しているつもりで言葉集めをしてみましょう。
やり遂げたら、褒めてあげることも忘れないでくださいね。
大人さえも突然言われたら、上手く答えられない難題に挑んだんですから。
まとめ
- 人権とは、人間が人間らしく生きられる権利のことです。小学校の身近なところでは、「いじめ」や「どうしたらみんなが気分良く過ごせるか」といったところなので、家庭で話す機会を作りましょう。
- 標語を作るにあたって、まずはお子さんに5.7.5の型を理解してもらいましょう。その後、言葉集めをし、型にはめていくとスムーズにできます。
- 普段使っている言葉の、前後を入れ替えるだけでも標語らしくなりますよ。
- 分かりやすい言葉を使いましょう。そうすることで、標語をより身近に感じられ、伝わりやすいものになるはずです。
そうそう考えることのない「人権」。
この機会に真面目に取り組み、話し合うことで、より幸せに毎日が送れますよ。
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