人権標語って、一体何を書けばいいの?
そもそも、人権ってなんて説明すれば良い?
子供の宿題というより、親が頭を悩ませていませんか?
小学校高学年になると、友達との関係も複雑になります。
素直に表現していた低学年の頃とは違って、言葉だけでない空気や雰囲気といったものも大人の世界と一緒です。
そしてその悩み、人権標語にバッチリ使えますよ!
小学校高学年ならではの「人権標語とは」から始まり、作り方、コツ、例文、参考になるサイトをまとめました。
参考にして素敵な人権標語を作ってくださいね。
小学生高学年が挑戦!人権標語の説明をマスター!!
小学校高学年になると、日本だけでなく、世界の歴史に触れる機会もあるかもしれません。
そうなると「なぜ戦争が起きているのか」「なぜテロや犯罪が起きるのか」といった疑問を抱くようになるのではないでしょうか。
人を支配しようとしたり、違うものを排除しようとしたり、欲望、妬み、嫉妬といった感情がそういった世界問題を引き起こしている、といっても過言ではありません。
自分がされて嫌なことは、人にもしない方がいいよね、じゃあ、それを多くの人に訴えてみようよ、それが人権標語なのではないでしょうか。
小学校高学年らしい人権標語の作り方やコツを伝授!!
小学校低学年のうちは、お友達やイジメといった内容がメインのものになります。
しかし、高学年になったらもう少し視野を広げて考えてみてはどうでしょう。
高学年になると、ニュースを目にする機会もあるはずです。
昨今、子供の虐待も多く報道されています。
どうして親が子供を傷つける権利があるのか。
うまくコミュニケーションを築けず、大人の引きこもりも増えているといいます。
この人が躓いた時に、誰も声をかけられなかったのか。
「明日が来る」という確約は、人権が守られているからこそ、の権利です。
まずは、そんな幸せを感じることからはじめてみてはいかがでしょう。
分からないことは、ぜひ親子で調べてみましょう。
子供の疑問に答えることは、すごく難しいですよね。
我が家でもしょっちゅう「なぜ?、どうして?」攻撃に合うので、一緒に調べるうちに、「どうやら我が家は幸せらしい」ということに子供は気がつき始めたようです。
そこから、「みんなが幸せになる」とはどういうことか。
じゃあ、何をみんなに訴えたいか。
その言葉探しをしましょう。
標語を考える、となると5.7.5が基本になりますが、韻を踏んだり、リズムが良ければ、これに限ったことではありませんよ。
自分が気になる言葉だったり、好きな言葉をぜひ取り入れていきましょう。
小学生が作る人権標語!高学年らしい例文を20個紹介!
- 「いってきます」 元気な言葉は 家庭から
- 声かけて 支え合って 花が咲く
- 見てるだけ あなたも立派な 犯罪者
- 「それはダメ」強い心で 見過ごさぬ
- 考えて やっていい事 悪いこと
- 偏見 意見 人権
- 平和とは 言葉と態度で 変わる事
- 傷ついた 記憶はなかなか 取れないよ
- つなげよう 心の架け橋 平和のために
- 聞きたいな やさしい言葉 うれしい言葉
- 間違いに 目をそらさない 強い意志
- 皆に蒔こう やさしい気持ちの 花の種
- あなたから その行動が 笑顔よぶ
- 平和とは 一人一人が 差別なく
- あいことば 生まれた命は 平等に
- 守りたい かけがえのない その笑顔
- 友達だ 国も言葉も 違うけど
- 助けよう 言葉にできない 友達を
- 声にして 助けになれる ことがある
- 明日がある それが叶わぬ 人がいる
低学年とは違って、言葉の例えを使い、広い視点で作りました。
人権標語をマスター!小学生高学年に適した参考サイトを紹介!!
「人権標語の作り方の一例」
「人権標語とは」からはじまり、事例の紹介があるので、分かりやすく説明されています。
参考になる「キーワード」も書かれていますよ。
「人権標語について 小学生が書くポイント」
実際に子供さんがいらっしゃる親御さんがまとめたサイトです。
子供目線の「人権」が分かりやすく書かれています。
過去の表彰作品も紹介しているので、参考になりますよ。
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
- 「自分がされて嫌なことは、人にしない」その気持ちを短く言葉にしたものが人権標語です。
- 人権標語を作る際には、社会ニュースに目を向けて、気になる言葉、前向きな言葉を探しましょう。そうすると、低学年とは違った仕上がりになりますよ。
- 高学年ならではの、言葉の例えや表現を入れると大人っぽく仕上がります。
- 人権標語のサイトは少ないですが、「前向き」「単語」などと検索をかけると、自分の表現したい言葉と巡り会えるかもしれませんよ。
難しいからこそ、忘れがちな「人権」。
あなたの標語で誰かが気づくことがあるかもしれませんよ。
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