夏になると、提灯が公園に飾られるのを見かけます。公園に置いてある「○○自治会」と書いてある物置が開かれ、頭にタオルを巻いた人たちが、準備をしているのを見ることも。あれが自治会の夏祭りなのですね。夕方になると遠くからカラオケの音が聞こえてきます。
私も子どもの頃に自治会の盆踊りに参加したことがあります。子どものときは用意された場に参加するだけでした。大人になって、親睦会や秋祭りの企画をしてみると、あの夏祭りもいろいろな大人が、汗水たらして準備したんだなと分かります。
そんな夏祭り、自治会の会長や副会長など役職に就くと、準備だけでなく参加者の前で一言挨拶をすることもあるでしょう。そして、このページを見ているあなたは、その挨拶で何を言えばいいのか困ってここまで来たと思います。
いったい何を話せばいいのか、そのことで頭がいっぱいでしょう。この記事では自治会の夏祭りに適した挨拶の具体例をご紹介します。
しかし、自治会の挨拶には、内容以外にも大切にしたいことがあります。この記事の最後にそのことも書いていきます。この記事が困っているあなたのお役に立てれば嬉しいです。
自治会の夏祭りの挨拶、どんな内容にするべきか
自治会の夏祭りには、どんな人がくるでしょうか。その自治会に加入している家庭の方が来ますね。つまり子どもから高齢者まで、老若男女が集まります。ここが自治会挨拶のポイントです。
目上の方には失礼のないように、子どもには分かりやすいように。でも仕事の場ではないですし、これから楽しむというそれほど気負う必要はありません。分かりやすく無礼でなければ良いのです。
また、夏祭りですから暑いと思います。さらに、早く見て回りたくて、うずうずしている人がたくさんいます。また終わりの挨拶では、疲れて早くゆっくりしたいと思っている方もいるでしょう。そんな中での挨拶になります。
ですからダラダラと話さず、短めに切り上げましょう。そして忘れてはいけないのは感謝を伝えることです。つまり挨拶は無礼でなく、短く、感謝の言葉を言う、これに尽きます。
始まりの挨拶、具体例
みなさんこんばんは、自治会長を務めます〇〇です。本日は暑い中、たくさんの方に集まっていただき、ありがとうございます。
また、事務仕事や力仕事など、多くの方々がこの夏祭りのためにお力添えをくださいました。ありがとうございます。
(自治会名)の夏祭りも今年で◯回目となりました。今年も夏祭りを開催することができたことを嬉しく思います。
この夏祭りを通して、地域の方々の交流が一層深まり、(自治会名)がますます発展することを願いまして、私の挨拶とさせていただきます。大人も子どもも楽しみましょう。
上記の例文で、ゆっくりハキハキ話すと1分弱です。
自治会の状況に応じて、「ますます発展」のくだりを省いて、極々簡単に自治会の歴史に言及してもいいでしょう。
終わりの挨拶、具体例
みなさま、お疲れさまでした。今年の夏祭り、楽しんでいただけましたか?
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