子供たちは制作遊びが大好きです。今では不器用な私も、子供のころはNHKで放送されていた「つくってあそぼ」を楽しみに見ていました。ワクワクさんが作る、家にあるもので作る工作を見ては自分も作ってみたいなと思っていました。自分で何かを作ることが出来る体験は、子供の発達にも良いですから、積極的に保育に取り入れたいですよね。
0歳児さんは言葉もしゃべれない時期から入園してきます。制作遊びで作った物を見て、保護者の方は自分の子供が園で大切にされていると安心される事もあるので、制作遊びは重要です。とはいっても、0歳児さんの制作選びは保育士泣かせです。5歳児クラスの子達が作る制作は、やはり完成度が高いですし、教えやすいです。
入園して少し経った頃にお勧めな制作、風鈴の作り方をご紹介します。0歳時さんが制作に関われるようなコツも同時にお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。風鈴の制作なので鈴を材料に入れていますが、なんでも口に入れたがる時期なので鈴無しで作った方が安全です。
0歳児クラスは月齢差が激しい
保育園は、赤ちゃんが生後57日から預ける事が可能です。つまり、同じ0歳児さんでも生後2か月程度の子から、11か月の子もいます。乳幼児の時の1か月の差はとても大きいです。2か月の赤ちゃんは寝たきりで首も座っていませんが、11か月の子は早いと歩く子もいます。この差のある子達を、同じように制作に関わらせるのは難しいです。
月齢によって出来る事に違いが出てきますので、その子の出来る範囲で制作に携わらせると良いです。主な制作は保育士が行い、最後のひと手間を0歳児さんにしてもらったり、0歳児さんが作ったものを使って制作します。
簡単な風鈴の作り方
ペットボトルを使った風鈴の作り方
ペットボトル350ml
折り紙
タコ糸(50~60cm)
マスキングテープ
鈴
シール
道具
はさみ
穴あけパンチ
きり
ペン
ペットボトルを切り、切った面にマスキングテープを貼ります。この部分にペンやシールで柄を描きます。キャップに穴を開け、マスキングテープを貼ります。
折り紙(舌になります)を八センチ幅におり、切ります。真ん中で折って穴あけパンチで穴を開け、そこにタコ糸を通します。このタコ糸に鈴も通して、ペットボトルの穴、キャップに通します。糸の端を結び吊り下げられるように輪っかにします。
参考動画
紙コップを使った風鈴の作り方
紙コップ
タコ糸
画用紙
鈴
シール
道具
きり
ぺン
はさみ
参考動画
ペットボトルや紙コップの代わりに、プリンカップ等でも制作出来ます。用意しやすい材料で制作しましょう。
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