1月に入り、北海道では連日大雪が続いています。毎日氷点下の気温で寒さが厳しく、暖かい季節が待ち遠しい日々です。こんなときは、今年の夏の予定を立てて、気分だけでも暖かくなりましょう。
夏といえば海!近年は気候変動の影響により、北海道でも連日35℃を超える地域があり、涼しく過ごせる海水浴は大人気です。
この記事では、
- 「北海道ではいつからいつまで海水浴ができるの?」
- 「キャンプ場から近い海水浴場は?」
- 「9月に入っても泳げる海水浴場はある?」
といった疑問をお持ちの方のため、北海道の海水浴場の詳細をご紹介します。
あまり知られていない穴場の海水浴場を中心にご紹介しますので、「今年の夏はいつもと違う海水浴場に行ってみたい!」「混雑を避けて泳ぎたい!」という方は必見ですよ。
北海道で海水浴!いつからいつまで可能?
北海道の海水浴場は、一般に6月下旬から7月上旬ころに海開きが行われ、8月下旬頃まで泳げるところが多くなっています。北海道の海は冷たく、海水浴に適した水温になるのは1年のうち1~2か月のみなので、毎年この時期を楽しみにしている人もたくさんいます。
北海道は日本海、太平洋、オホーツク海の3つの海に囲まれています。それぞれに異なった特徴があるので、いろいろな楽しみ方ができるのも魅力ですね。
なお、2021年は新型コロナウィルスの影響により、多くの海水浴場で開催が中止となりました。2022年の開催予定は未定となっていますのでご注意ください。
北海道で海水浴!穴場5選!
せっかく海水浴に行くのなら、混雑を避けてのんびり泳ぎたいですよね。夏になるとどこの海水浴場も混雑しますが、ここでは他の海水浴場と比較して空いている穴場的な海水浴場を5つご紹介します。
1.蘭島海水浴場(小樽市)
正確には塩谷を通り過ぎて蘭島へ行ってきたわけですが、ここは札幌から行ける海水浴場の中でも水がきれいです。きれいに写ってないけど小さな魚が泳いでいたりします。 pic.twitter.com/SN5O1i0DKF
— りこ(栗鼠) (@Sky_Rkspz) August 11, 2016
「蘭島海水浴場」は、1903年(明治36年)に開場して以来、100年以上の歴史を持つ北海道内最古の海水浴場です。
日本海に面した小樽市には多くの海水浴場がありますが、蘭島海水浴場は札幌から遠い場所にあります。そのため、札幌から向かう人が比較的少なく、他の海水浴場よりも面積が広いこともあって、混雑することが少ないのです。
水がきれいで景色も美しく、遠浅な浜なので泳ぎやすいのも魅力ですよ。
- 開設期間:7月上旬から8月下旬まで
- 所在地:小樽市蘭島1丁目
関連サイト(小樽市HP・海水浴場オープン情報(令和3年度)):

2.ところ常南ビーチ海水浴場(北見市)
ところ常南ビーチ。南国とは正反対に位置しているのであるが海水浴場なので雰囲気作り。水遊びの人ちらほら、水温も思ったより暖かいのであった。 pic.twitter.com/is9H11zlXa
— 中條 卓 (@nakajorenault) August 2, 2016
「ところ常南ビーチ海水浴場」は、北見市常呂町にある海水浴場です。日本一開設期間が短い海水浴場」といわれており、オホーツク圏では数少ない穴場の海水浴場です。
オホーツク海といえば流氷のイメージですが、夏には砂浜に人工のやしの木が設置され、南国気分が味わえるのでおすすめです。
- 開設期間:7月中旬から8月中旬ころ
- 所在地:北見市常呂町字常呂
関連サイト(全国観るなび):

3.三本杉海水浴場(久遠郡せたな町)
「三本杉海水浴場」は、環境省が行う水質調査で最高評価の「AA」に輝いた、透明度抜群の海が特徴の海水浴場です。最高評価の透明度を誇る海、一度見てみたいですよね!
また「バリアフリー」にも力を入れており、駐車場から砂浜までスロープが設置されていたり、バリアフリーシャワー室が設置されているなど、障害を持った方や高齢者の方にもおすすめです。
- 開設期間:7月中旬から8月中旬
- 所在地:久遠郡せたな町瀬棚区三本杉
関連サイト(せたな観光協会HP・三本杉海水浴場):
4.親子岩ふれ愛ビーチ(様似郡様似町)
「親子岩ふれ愛ビーチ」は、日高管内にある数少ない海水浴場の一つです。太平洋に浮かぶ親子岩を望む絶景ポイントにあり、雄大な景色を眺めながら泳ぐことができるためおすすめです。
センターハウスには、シャワー(冷水)や更衣室、水洗トイレが完備され、海水浴はもちろん、キャンプ、釣りなども楽しむことができます。
- 開設期間:7月上旬から8月下旬
- 所在地:様似郡様似町西町
関連サイト(北海道ひだか観光ナビ):

5.坂の下海水浴場(稚内市)
坂の下海水浴場(今は遊泳不可)
青くて澄んだ海#助けて天気の子・異例の長梅雨と利尻富士チャレンジ pic.twitter.com/M5tCcrhuif— 深緋保護区 (@sclt_sanctuary) July 25, 2020
「坂の下海水浴場」は、稚内市にある日本最北端の海水浴場です。寒い地域なだけあって開設期間は短めですが、対岸の利尻島に利尻富士を望む素晴らしい絶景が広がる、穴場の海水浴場です。夜には満天の星空を楽しむこともできますよ。
- 開設期間:7月第3日曜日(海の日前日)から8月11日(山の日)まで
- 所在地:稚内市西浜4丁目
関連サイト(稚内市HP・稚内市坂の下海水浴場):
北海道で海水浴!キャンプ場から近い海5選!
海水浴のできる期間が短い北海道では、海辺にテントを張ってキャンプを楽しむ人も多くいます。ここでは、キャンプ場から近い海水浴場を5つご紹介します。
1.豊浦海浜公園キャンプ場(虻田郡豊浦町)
キャンプ場と海水浴場が一体となった施設です。海は防波堤に囲まれており、安全に海水浴をすることができるのでおすすめです。
すぐ隣に天然温泉があるので、海水浴をしたあと温泉でリラックスできるのも嬉しいですね。
- 開設期間:7月中旬から8月下旬(キャンプ場は4月下旬〜10月下旬)
- 所在地:虻田郡豊浦町字浜町地先海浜地
関連サイト(豊浦町役場HP):
2.おにしかツインビーチ(留萌郡小平町)
オートキャンプに利用できる多目的広場、屋根つきのセンターハウスでBBQコーナーを完備しており、充実した施設が魅力の海水浴場です。
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