それぞれの家庭に事情があり子どもを保育園に通わせているママさんが持ちやすい悩みとして、子どもを保育園に預けていることへの罪悪感があります。
ましてや子どもが離れるときに毎朝泣く、帰ってきても保育園でこういう楽しいことがあったという話がひとつもない、育休中で自分は家にいる……こうなると、罪悪感はどんどん増していきます。
そこで今回は保育園に子どもを通わせているママさんが持ってしまう罪悪感について、どのように罪悪感と向き合えばいいか、どうすれば良いのかなどをまとめています。
育休中であったり小さい0歳児を預けている場合など様々なパターンを見ながら罪悪感との向き合い方を紹介するので、ぜひご確認ください。
保育園に通わすママの罪悪感との向き合い方
保育園に子どもを通わしているママが持つ罪悪感はママや子どもの性格でも様々で、離れたがらない、周囲に「小さいのに保育園なんてかわいそう」と言われたなど環境によっても起こります。
いずれにしても子どもと関わる時間が保育園に通わせていない周囲の子どもと比較すると少なく、子どもと関わる時間が少ないことに「ごめんね」と罪悪感を持ってしまうんですね。
罪悪感とは悪いことや非難されるべきことをおかしたと当人が思っている場合に生まれてくる気持ちなので、毎朝「保育園は嫌」と子どもが泣いている、周囲に責められるとどうしても感じます。
しかし決して「罪悪感を感じるから罪である」とは言えず、本来責められるべきでないことを責められ罪悪感を感じる場合があり、この部分をしっかり見つめ直す必要があります。
罪悪感を感じているママの場合、例えば子どもがすぐにかんしゃくを起こす、友達とケンカをしてしまうなどの場合、「自分が関われていないことが原因では?」など思ってしまいがちです。
しかし子どもは自分の気持ちを上手く表現できず大人の目から見るとかんしゃくを起こしているように見えることはよくあり、ケンカは子どもの人間関係を育てる力になります。
ちょっと冷静になれば違う見方が出来る部分も罪悪感によって自分のせいだ、あまり関われてないからだなど思ってしまうこともあり、まずは気持ちを落ち着け冷静になれるようにしましょう。
また「罪悪感を感じて辛い」という気持ちを理解してもらえる理解者を探し言葉に出して頼ることも大切で、身近な方、例えば旦那さんなどにもぜひ相談してみてください。
育休中なのに保育園に子供を通わすママの罪悪感との向き合い方
保育園に子どもを育休中に通わせている場合、「自分は家にいるのに子どもを保育園に預ける」ということへの罪悪感を特に持ってしまいます。
周囲からも「家にいるなら一緒にいてあげればいいじゃない」など言われてしまうことが多く、それがどんどん罪悪感として積み重なってしまうんですね。
もちろん育休に入ったら子どもを保育園に通わせるのではなく家で一緒にいるのもひとつの選択肢ですが、一方子どもが保育園生活を楽しんでいる場合、その楽しみを奪うことにもなります。
待機児童の話や周囲の声なども多く完全に罪悪感を感じないようにするのは難しいかもしれませんが、あなたや子ども、環境などをしっかり考え、最善の方法を選びましょう。
その結果が保育園に通わせることだったら罪悪感を感じることがあっても「これが最善だ」と思えますし、もちろん時間に余裕があるのなら子どもへのフォローもしておきましょう。
一緒にいる時間や手が空いているタイミングで出来るだけ一緒に遊ぶ、話す時間を作る……こういった繰り返しがフォローになるので、ぜひ考えてみてくださいね。
育休中なのに保育園に上の子を通わすママの罪悪感との向き合い方
同じく育休中でも兄弟がいて上の子どもを保育園に通わせている場合、自分は家にいる上にちゃんと子どもの面倒を見ているのに保育園に通ってもらっているという罪悪感が芽生えがちです。
この場合も「自分は家にいるのに子どもを保育園に預ける」ということへの罪悪感が大きく、上の子が保育園を嫌がっているとさらにその気持ちも加速してしまいます。
周囲からも「家にいるなら一緒にいてあげればいいじゃない」など言われてしまうことが多く、それがどんどん罪悪感として積み重なってしまうんですね。
しかし上の子の年齢にもよるものの、子どもは子どもの保育園生活があり楽しんでいる、お迎えにいっても「まだ遊びたい」なんて言われることもあるのではないでしょうか。
また実際に下の子のお世話にかかりっきりになってしまい上の子が毎日気軽に遊べない環境の場合、それは子どもにとって本当に良いことなのかもまた悩んでしまうと思います。
このように罪悪感からつい自分を追い詰めてしまう、悪いことばかり考えてしまいますが、それは答えのひとつであり、唯一の正解ではありません。
良いこともあると理解できれば罪悪感を感じることもなくなりますし、気持ちにも余裕が生まれ、結果的に保育園に通ってもらっている上の子のフォローもできるようになります。
もちろん週に一度は保育園を休んで上の子どもと関わる時間を多く取る、家にいるときは出来るだけ関わるようにするなどのフォローは考えておきましょう!
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