最近一段と寒くなってきましたね。
急激に気温が下がると、環境の変化に身体がついていかず、風邪を引いてしまったり、何となくだるかったり…体調が優れない日もありますよね。
その身体の不調は“自律神経”が外的要因によって影響を受けているからかもしれません。
皆さんは“乾布摩擦”をやったことはありますか?
「最近はやっていないけれど、保育園の時にやっていたよ!」という方もいれば、「やったことはないけれど、寒い中裸で背中をタオルで擦るやつでしょ?」という認識の方もいると思います。
少し昔ながらの健康法という先入観がありがちな乾布摩擦ですが、実は現代の体調不良や健康維持のためには有効なソリューションになる可能性を秘めているのです。
今回はそんな乾布摩擦の効能をはじめ、実際にどのように行えばいいのか、詳しく説明していきます!
ぜひ参考にして、厳しくなる寒さにも負けず、常に安定した体調を維持できるようなひとつの方法を習慣にしてみてはいかがでしょうか?
保育園・幼稚園でする乾布摩擦タオルの作り方解説!
保育園・幼稚園で使う乾布摩擦タオルはどうしようかと頭を悩ませますよね。
せっかくだから可愛いものを作ってあげたいと思うのは親心だと思います。
基本的に用意するのはフェイスタオルと同じくらいの大きさのタオルないしガーゼなど。
可愛い模様などが入っているものを選んでもいいですね。
しかし、子どもの肌はまだまだ敏感で弱いので、出来る限り天然素材を使用することをおすすめしますよ。
作り方は以下のサイトを参考にしてみてください。
とてもかわいらしい乾布摩擦タオルを作られていますよ。
保育園・幼稚園でする乾布摩擦タオル、ネットでも買える?
自作できる乾布摩擦タオルですが、ネット等で既製品を購入するのも一つの手です。
以下に3点紹介しますので、参考にしてみてください。
1.【海軍さんのタオル ホワイト】ボディタオル
- 価格:1,300円 (税込)
- 特徴:純綿100%と通常のタオルの4倍の糸で作られているから強度が強い!
乾布摩擦に使用するには最適なタオルと自信をもっていえる商品です。
この漁網健康タオルは昔、帝国海軍の兵隊が乾布摩擦などにも使用していたそうです。
純綿100%だから肌に優しく、強度があるから耐用年数も長いため、乾布摩擦にはもってこいのタオルといえるでしょう!
また、カラーバリエーションも豊富ですので、家族1人ずつで分けて使うのもおすすめ。
2.カラータオル ブルー 200匁(12枚入)
- 価格:1,340円 (税込)
- 特徴:綿100%の安心生地と12枚入りという圧倒的なコスパの良さ!
綿100%だから肌にも安心です。
また、吸水力・速乾性抜群です。
なんといっても、1,340円で12枚のタオルが手に入るというコスパの良さがおすすめポイント。
これを買えば、ストックもできますし、様々な用途に転用もできますね!
3.ささ和紙 SASAWASHI ボディタオル メッシュタイプ(ベージュ)
- 価格:770円 (税込)
- 特徴:ささ和紙70%生地による抗菌防臭効果と肌を擦るときの爽快感がGood!!
天然のくまざさが、肌の余分な脂分や汚れを吸収し、抗菌防臭効果でにおいも抑え、衛生的な商品です。
肌に優しく、かつ商品の品質上、衛生を保てる点でおすすめできる商品です。
乾布摩擦を保育園・幼稚園で行う理由や目的は?
昔ながらの乾布摩擦ではありますが、なぜ保育園や幼稚園など幼少期に行うのでしょうか?
今の時代、厳しい冬の寒さの中で乾布摩擦を行うことは「可哀想ではないか」と怪訝な目を向けられてしまうかもしれませんが、今だからこそ意味があることなのです。
昔と比較して今の子供たちは体温に何らかの異常がみられる割合が多くなりつつあります。
いわゆる平熱といわれる36.8℃を大きく下回る35℃代の低体温、反対に37.5℃程度の高体温など、体温の調整がうまくいかない子供たちが増加傾向にあります。
低体温の場合には、朝に弱くなります。
体温が上がらないため、身体が活動状態にならず、交感神経が刺激されないため、集中力を欠如した状態になります。
また、低体温による免疫力の低下により、風邪を引きやすいなど、体調が安定しない場合があります。
一方、高体温の場合には、自身の熱を放出することが難しいため、熱中症になりやすい傾向があります。
このような体調異常は、現代の空調設備が整っている環境に多く身を置くことにより、自分自身で体温を調節せずとも外気が適温のため、人間が持つ本来の体調調節機能が発達しないものによると考えられています。
また、この体温を調節する役割が自律神経であり、この働きが未熟であると身体全体の発達に影響が出てきます。
そんな快適な時代だからこそ、有効なのが乾布摩擦なのです。
乾布摩擦では、皮膚を刺激することにより、自律神経が刺激され、その働きを高めるといわれています。
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