保育士になり初めての保護者会、緊張しますね。
挨拶はどう言えばいいのか、何を話したらいいのか、何が求められているのかなど、頭の中はグルグルと色々と考えてしまいます。
保護者会は、保育士としての経験を積むいい機会ですが、出来れば印象よく思われたいし、失敗したくないですよね。
ここでは、保護者会でどう挨拶したらいいのか悩んでいる方、保護者からの質問やクレーム対応の参考例を探している方に、保育士向け保護者会での挨拶例文や、よくある質問集、印象をよくするクレーム対策のコツなどをご紹介します。
保護者会の挨拶!保育士向けの例文!自己紹介つき!
保護者会での挨拶例文のポイント
挨拶の話し方のポイントは3つです。
- 自分の名前と、呼ばれ方を言う事
- 特技を言う事
- 子どもたちとどうしていきたいかを言う事
それでは、実際の保護者会での挨拶の例文を3つご紹介します。
みんなからは〇〇ちゃんと呼ばれています。
お母さん方も、ぜひ〇〇ちゃん、と呼んでください。
特技はダンスです。
みんなと楽しく歌ったり踊ったりしていきたいです。
よろしくお願いします。」
子どもたちからは、〇〇お兄さんと呼ばれています。
〇〇お兄さんは体を動かすこと、体操が大好きです!
子どもたちとたくさん体を使った遊びをしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。」
私の事は、〇〇と呼んでください。
みんなで楽しく、歌って遊んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。」
自己紹介するときの注意点
特技を言うのは良いですが、これは苦手ですなどのマイナスの印象になることは話さないようにしましょう。
例えば「歌はオンチですが、ダンスは得意です!」など。
オンチはいつかバレてしまう…と不安に思う事もありますね。
自信がない分野はあると思いますが、あえて話す必要はありません。
自分を卑下したりすることなく、出来ること、得意なことを伝えましょう。
保護者会の挨拶で緊張しない方法!印象良くスピーチするコツは?
あなたがどんなに人柄や志が良くても、話し方ひとつで印象は悪くなったりもします。
それではもったいないですよね。
印象をよくする保護者会での挨拶にはポイントがあります。
それは、はっきりした声で話すこと。
話し手の声が小さかったり、語尾が聞き取りづらかったりすると、聞き手はとてもストレスを感じてしまいます。
まずは、聞き手にストレスなく聞いてもらえる事が大切です。
また、声が小さすぎたり語尾が聞き取りづらいと、自信がないように感じ、この人大丈夫かな?と疑心や不安な気持ちが生じてしまいます。
日ごろから、自分がどのくらいの声量で話しているか、聞きやすい音で話しているかなど、意識しておくといいですね。
聞きやすく話すには、胸を広げて話すといいですよ。
また、緊張しないようにするには、緊張している自分を隠さない事です。
声が裏返ったり、体が震えたりすると人目を気にしてしまいますが、誰にどう思われようと、緊張するものは緊張します。
緊張を隠そう、抑えようとすればするほど緊張の症状は体に現れやすくなります。
今自分は緊張していると思ったら、このままでもいい、と思いながら深く深呼吸します。
緊張は、堂々と緊張しましょう。
保育園の保護者会でよくある質問と回答例は?
無事挨拶も済み、保護者会も終わりが近づいてきました。
保育士の紹介や園の説明も終えたら、保護者の皆さんが疑問に思っている事はないか確認する質疑応答の場があります。
保護者会でよくある質問と回答例を年少、年中、年長さん別にまとめましたのでご参考ください。
保護者会でよくある質問、年少さん編

おむつがまだ取れていないのですが、大丈夫でしょうか?

園でも、トイレの練習をしていきます。どのお子さんも自然と取れてくるので大丈夫ですよ。

好き嫌いが多いのですが、給食は全部食べないとダメですか?

出来るだけ喜んで食べてもらえるように園でも工夫をしていますが、どうしても食べられない場合は無理やり食べさせたりすることはありません。

言葉を話すのが遅いのですが、大丈夫でしょうか?

話すことを今はあまりしていなくても、大人や子ども同士の会話を聞いていると、言葉の種はだんだんとたまっていきます。種から芽が出るのに個人差はありますが、話し始めたらあっというまに話しますよ。大丈夫です。
保護者会でよくある質問、年中さん編

うちの子は、発達障害と診断されました。園ではそういった子にどのような対応をされますか?

もしその子が園生活を送るのが困難なようでしたら、専門で一人保育士をつけることも検討します。ただ、出来るだけ自分の意思で行動出来るように、見守ったり手伝ったりすることを重点に置きます。

他の子よりも、物覚えが悪くて不安ですが大丈夫でしょうか。

のんびりした子や、そうじゃない子などいろいろなタイプの子がいますから。どんな子にも長所もあれば短所もあります。短所は気長に見守り、長所に目を向けて、その子が自分らしく楽しく過ごせるようにお手伝いします。

朝、幼稚園に行きたくないと駄々をこねられた時はどうしたらいいでしょうか。
コメント