幼少期時代は利き手は不安定ですが、4歳くらいになると徐々に利き手が定まってくるようになります。
我が子左利きだと分かると、右利きに矯正すべきか悩むご両親も少なくありません。
周りから「右利きに矯正した方がいい」と言われることもあります。
しかし、一方で「無理強いしない方がいい」という意見もありますよね。
子どもが左利きで矯正をすべきか悩んでいるご両親に向けて、矯正するメリット・デメリットを説明していきます。
左利きの子どもは矯正すべきか?
人類のおよそ90%が右利きと言われています。
そのため、一昔前は周りと同じにするためであったり、世の中の利便性を考えて左利きの子どもは右利きに矯正されることが多くありました。
しかし、最近では左利きを一つの個性と捉えられることも多くなってきたため矯正されないことも増えてきています。
「矯正すべき」という意見と「矯正すべきでない」という意見の2つを比べてみましょう。
矯正すべきという意見
- 大半が右利きなので「変わっている」と言われる(思われる)可能性があるから
- 右利き向けの製品が多いので不便だから(はさみ、自動改札機、缶切り等)
矯正すべきではないという意見
- 子どもに無理強いをしてストレスをかけてしまうから(ストレスがかかりすぎて「てんかん」や「夜尿症」を引き起こす子どももいると言われています。)
- 本来の利き手ではなくなってしまい不器用になってしまう可能性があるから
どちらも一理ある意見ですね。
しかし、最近では「子どもの意志を尊重すべき」と考え矯正を無理強いしない方が良いと言われることが増えてきています。
ちなみに左利きの人口の方が少ないと言われている中で、私の父と夫が元々左利きでした。
しかし、父も夫も今では右手を中心に生活をしています。
私の父は左利きだったのですが小学生の書道の時間や給食の時間に先生に強制的に右手を使うよう指示をされたとのことです。
名残で一部自然に左手が出ることもありますが、今では殆ど右手を使うことの方が多いとのことです。
一方、私の夫は全く矯正されなかったのですが、幼い頃に周りをみて皆が右手を使っていることに気づき真似をするようになり自ら右手中心となったとのことです。
今では父と同じように一部左手メインの行動もありますが、基本的には右手を使っています。
子どもが自ら利き手を変えることがあるのだと驚かされました。
左利きの子どもの特徴は?性格は?
一概に利き手だけで性格が決まるものではないですが、左手を多く使うことで右脳が発達しやすいと言われています。
そのため右脳が活性化したことにより、クリエイティブな発想が出てきたり天才肌の人が多いという声も聞かれます。
実際、私も思い起こしてみると比較的左利きの友人は優秀な人が多かったという印象を持っています。
よく言われる左利きの人の特徴と性格をご紹介します。
あくまで「一般論」ですので、決めつけずに参考として見てください。
頭の回転が速い
世の中の大半の物が右利きの人向けにできているため、幼い頃から自ずと自分がやりやすいように思考をこらす必然性が出てきます。
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