春休み明けに学校へ行きたくない!どうしても行かなきゃダメなの?対処法はあるの?

落ち込む段ボール

楽しい春休みがもうすぐ終わると思うと、ワクワクではなく、イヤな気持ちになる人も中にはいると思います。

わかります。

私もそうでした。

私自身、学校が好きではなかったし、実際行っていなかった時期があります。

私の子供も一時期、学校に行けなくなった時がありました。

誰しもが学校を楽しめるわけではないし、新学期にワクワクするわけではないんですよね。

それでも学校には行かなくちゃいけないのでしょうか?

学校には行きたいけど、どうすればいいかわからない!

そんなあなたに向けて今回の記事を書きます。

ゆっくりでいいので読んでみてくださいね。

学生さんへの記事ではありますが、私は中学生の子供がいます。

なので、親目線の意見も取り入れていますので、保護者の方にも伝わる書き方ができるように尽力いたします。

お子さんと話し合うきっかけになれば幸いです。

春休み明けに学校へ行きたくない!どうしても行かなきゃダメ?

クッションに隠れる男の子

最初に結論からお話すると「行きたくない理由」によります。

あなたが学校に行きたくない、と感じてしまう原因はなんなのか。

そこがわかっていれば答えはみつけやすいです。

いくつか理由をパターン化してみたので、次の項目でみてみましょうね!

その前に、連休明けには身体や心の中でどんな変化が起きているのか、少しお話しますね。

学校に行っている間って、だれでも無意識に頑張ってしまうんです。
「友達とうまくやらなきゃ」「勉強もがんばらなきゃ」「いい子でいなきゃ」
こんな感じで身体や心、脳がフル回転しています。
どんなに心が元気な子であっても、ストレスというのは溜まりますよね。
ということは、なにか問題を抱えている子の場合は、とてつもないストレスが溜まっているわけです。
そのことに気づいていなかったけど、春休みなどの長期のお休みがあることで
「あっ、自分キツかったんだ。辛かったんだ。」って気づきます。
気づいたらそりゃ行きたくなくなりますよね。

【春、夏、冬休み明けは身体と心が不安定になりやすい時期】

4月9月って大人でも不安定になりやすい時期なんですよ。
1月の冬は寒いですしね。
なんだか憂鬱だったり、身体がだるかったり。私も毎年このシーズンはしんどいです。
そして何より休み明けって、不安事が一気に押し寄せてくる感じがしませんか?
そんな不安も手伝って、学校へ行くのが嫌になったりするんですね。
この不安と、さっきお話したストレスの気づき。
これが合わさると、合体したモンスターのように強力なパワーで襲い掛かってくるわけです。

要するにいままで、あなたは学校生活を頑張ってきたわけです。

「いやいや自分は何もしてないし」と思っていても、頑張っていたんですよ。

なので、心や身体がしんどい!と言っているのであれば、休んでいいと私は思っています。

実際、私の子供にも「しんどいときは無理せず休め!」と言っていますしね。

親御さんはいろんな感情から学校へ行ってほしいと言うかもしれません。

義務教育だから。学校は大事だから。あなたのためなんだから。

高校生や大学生なら「あなたが決めた学校でしょ!」

親御さんがおっしゃる気持ちもわかります。

でも、どんな人でもしんどい時期は来ます。

そのあなたの心と身体の声に気づいてあげることができたのなら、答えてあげてもいいのではないでしょうか。

行きたくなくなってしまった理由はなんだろう?パターン別の理由と対処法

教室の女の子

では、学校へ行きたくなくなってしまったのはどうしてなのでしょうか。

何パターンかの理由と、そのパターンごとに解決に繋がるようなアドバイスをつけてみました。

書いてある通りに実行しなくてもいいので、参考程度に読んでみてくださいね。

①なんだかわからないけどめんどくさい!だるい!

ありますよね、なんだかわからないけど面倒になったり、だるいとき。わかります。

ちなみにこれ大人になってもあります(笑)

休日と学校生活とでは、生活リズムが違うのでいままでは何の苦なくできていたことも、しんどくなっちゃうんです。

めんどくさいと感じてるだけならば、最初の一歩が大事です!

もし登校してみて、数日様子を見てもやっぱりしんどい時は自分と向き合って「なにかストレスないかな?」と確認してみてくださいね。

誰かに相談してみるのもおすすめです!

②春休みの間、生活リズムが崩れてしまって本調子じゃない!

先ほども話したように、生活リズムが崩れると、いままでできていたことがしんどく感じてしまいます。

ここで大事なのが『どうして生活リズムが崩れたか』です。

  1. 徹夜で遊んでしまったなど、崩れた理由がハッキリわかっている
  2. 遊んだりはしていないけど、なんだか眠れなくなってしまった。理由がわからない。

このふたつで大きな違いが出てきます。

1.の場合は、崩れた理由がわかっているので改善できそうです。

2.の場合は、不眠症などのトラブルを抱えているかもしれませんので、

親御さん、お医者さん、学校の保健の先生など、大人に相談してみましょう。

③春休みに入る前にトラブルがあって、解決しないままになっている

例えば、友達と喧嘩したままだったり。

部活内で揉め事があって解決していなかったりすると、行きづらいですよね、とても。

まずは、誰かに相談しましょう。

親御さん、別の友達、先輩、先生。

あなたが相談しやすくて、頼れる人がいいですね。

一人に相談して、真剣にとりあってもらえなかった場合もあきらめずにもう一人、次の一人、といった具合に相談しましょう。

十人十色ということわざがあるように、人の意見も様々ですからね。

自分では解決できなかったことでも、誰かの意見を聞くことで、意外と心が軽くなったりしますよ。

④宿題が終わっていない

春休みはほぼ宿題がない学校が多いので、このパターンはそんなにないのかなと思いますがもしあった場合は、気づいた時点で取り組みましょう!

ちなみに、夏休みや冬休みの場合。

我が家の子供たちは、必殺「やったんだけど忘れちゃいましたー!」作戦を使って日数を伸ばしています(笑)

先日あった三者面談で、作戦がバレバレだったことがわかったので、先生の目は侮れません。

良い子は真似しないでくださいね。

でも、遅れてでもやろうとする姿勢は大事ですよ!

頑張ったのに間に合わなかったときは、正直に先生にそのことを話しましょう。

サボってしまっていたのであれば、先生に謝って、遅れてでもやりましょうね。

やらなかった、遅れてしまったのは事実ですから、怒られても受け入れましょう。

「怒られちゃうよな…」と気にしているということは、あなたが反省できているということです。

同じことを繰り返すことなく、次に生かせばOKですよ!

⑤何かしらの大きな問題を抱えている

いじめ、家庭環境、心が疲れているなど。

一概には言えませんが、自分の中で何かしら思い当たる節がある場合です。

私個人の意見をお話しますね。

心も身体も疲れてしまうような問題を抱えているのならば、まず休みましょう。

  • いじめにあっている、前のクラスでいじめられていた
  • クラスの子とうまく話せなくて辛い
  • 習い事でトラウマになるようなことがあった
  • 勉強に疲れてしまった 

など

ひとりひとり状況が違うかと思いますので「こうしよう!」と言い切れないのが本当に心苦しいのですが、「学校や集団でいることへの恐怖心、不安、嫌悪感」からひとまず離れましょう。

心と身体を休ませるのが最優先事項だと私は思っています。

そして、親御さんに話せそうなら、話しましょう。

話せる状態じゃないときは、先生に電話やお手紙などで伝えられるといいですね。

何も理由がわからないと、大人は心配ですし、なんで休みたいのかわからないと対応ができません。

勇気がいると思いますが、こんなことが辛い、こんなことがあって不安、怖い、苦しい。

だから学校へ行くのが辛くなってしまったということを話してみませんか?

⑥どれにもあてはまらない、けど行きたくない…

まずは、自分の気持ちと向き合ってみましょう。

私がわからなくなったときは、ノートに気持ちを連想ゲームのように書いていきます。

たとえば

学校嫌だ、眠い、早起き辛い、登校時間寒い、遊びたい、友達、最近〇〇ちゃん冷たいなんかしたっけ?、わからない、不安、聞いてみる?、こわい

スムーズに行かないときは、感情の殴り書きでもいいですよ。

たとえば

だるい、めんどくさい、勉強つまらない、テストの順位が出るから憂鬱、また怒られるなんのために勉強?、未来がみえない、漠然とした不安

こんな感じです。

書けるだけ書いてみると、自分が考えもしなかった感情がフッとでてくることがあるんですよ。

これはちょっとめんどくさい…という場合は頭の中でやってもいいです。

私は書くとスッキリする人間なので書いていますが、自分に合ったやり方でやってみてくださいね。

なんとなく原因がわかったら

対応策を考えてみましょう。

親御さん、先生、友達、先輩、塾の先生など、誰かに相談して一緒に考えてもらうのもいいですね。

友達に「学校行くの嫌になった時ってどうしてるー?」と聞いてみたりもおすすめです。

同年代の意見って一番参考になりますよね。

インターネットを使って、質問掲示板やツイッターを使って聞いてみると、幅広い意見がきけます。

学校へ行きたくないのは甘えだと言われた!本当にそうでしょうか?

顔を覆う女の子

こればかりは、学校へ行きたくない理由と、ひとそれぞれの価値観なので正解はありませんが、私は甘えではないと思います。

人によって『辛い』と感じる容量が違うからです。

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