新たな派遣先の職場が決まり、いよいよ初出勤!
不安と期待でいっぱいの心境だと思います。
ましてや派遣社員という立場は、企業に直接雇用される場合とは色々と違いがあるもの。
派遣契約の場合、就業・離職時の挨拶にしても社員の場合とどのような違いがあるのか、イメージがつきにくいこともあるのではないかと思います。
そこでこちらでは、派遣スタッフの就業・離職時のメールでの挨拶についてを解説。
派遣先で気持ちよく仕事を始め、契約をつつがなく満了できるための参考にしてみて下さい!
派遣での勤務開始・離職時の挨拶のメールマナー
派遣スタッフとして働く場合、履歴書上では仕事を始める際は、<入社>ではなく「就業」と記入することになります。
直接雇用ではないため挨拶には「入社」という言葉は使いません。
また離職の際には「契約期間満了による退職」とするのが通常です。
勤務開始・離職時の挨拶をメールで行うことについてですが、基本的に挨拶は直接行う方が望ましいといえます。
ただ朝礼・夕礼などで挨拶の場を与えてもらえる機会があれば良いのですが、勤務開始日・終了日にバタついていたり、直接雇用の社員とは違うからなどの慣例で全体的に挨拶出来るタイミングが難しい場合もあり得ます。
その場合、例えば勤務開始時には所属部署の上司や同じ部署の方、仕事の指導をしてくれる方、そして少なくとも机を並べて一緒に仕事をする方には直接の挨拶をすることはマスト!
今後業務上関わりが出てきそうな方々にはメールで挨拶を入れておくのが良いでしょう。
勤務終了時もまたしかりです。
このご時世、メールはビジネス上での重要なツール。
挨拶事は全てメールで済ませれば良いと極端な発想でもない限りは積極的に活用して構いません。
むしろ挨拶のタイミングが合わない方に対し、いつまでも挨拶を行わないことの方が失礼になってしまいます。
相手方との距離感を考慮した上で、挨拶を通して良識的に仕事へのけじめをつけましょう。
挨拶メールを作成する上での留意点は以下の通りです。
派遣の勤務開始時
メールを送るタイミングは配属後なるべく早めに。
既に直接挨拶をしている方には改めて送る必要はありません。
メールに入れる内容
- 配属先と自己紹介
- これまでの簡単な職歴
- これからの仕事に対する意気込み
派遣の勤務離職時
基本、最終出勤日に送るようにしましょう。
業務に支障のない時間帯、例えば定時退社時刻の1時間前から退社時間までが望ましいです。
メールに入れる内容
- 退職の理由(この場合は契約期間の満了)
- 簡潔なお礼の言葉
- これまでの感謝と今後の繁栄を祈る記述
これらのポイントを元に、それぞれのケースに応じた例文をご紹介します!
派遣契約終了 挨拶メールの例文!
派遣契約の満了日が近づくにつれ、勤務終了時の挨拶はどのようなタイミングでどう伝えれば良いのかと考え込んでしまう方も多いのではないでしょうか?
最終日にはこれまでお世話になった方々に、これまでの感謝の気持ちをきちんと伝えたいものですよね。
派遣契約終了 挨拶メールの例文
件名:派遣契約満了による退職のご挨拶(営業部 山田 花子)
〇〇事業部の皆様
お疲れ様です。営業部の山田でございます。
このたび契約期間満了により退職することになりました。
本日が最終の出勤日となります。
本来であれば直接ご挨拶を申し上げなければならないところ、メールにて失礼いたします。
短い期間ではございましたが、皆様のお力添えをいただきましたおかげで契約最終日まで業務を続けることができました。深く感謝申し上げます。
こちらの会社で学ばせていただきました知識や培ってきた経験を今後に活かしてまいりたいと思います。
最後になりましたが、皆様のさらなるご清栄とご活躍をお祈り申し上げます。
今まで本当にどうもありがとうございました。
派遣契約満了以外の理由で退職 挨拶メールの例文!
通常、派遣社員は契約期間が決まっているため、退職する場合は契約期間満了を迎えるタイミングでというのが基本です。
ただ、自身の体調不良や家族の介護などの致し方ない事情で契約途中で辞めざるをえない場合もあるでしょう。
契約途中での退職は各箇所に迷惑を掛けることにもなりますので、挨拶メールの作成には更に内容には気を遣う必要があります。
派遣契約終了前の退職 挨拶メールの例文
件名:退職のご挨拶(営業部 山田 花子)
〇〇事業部の皆様
お疲れ様です。営業部の山田でございます。
このたび一身上の都合により●月●日付けで退職することになりました。
本日が最終の出勤日となります。
本来であれば直接ご挨拶をすべきところ、メールにて失礼いたします。
短い期間ではございましたが皆様に温かいご指導のもと、一緒にお仕事をさせていただきましたこと深く感謝申し上げます。
こちらの会社で学ばせていただきました経験を今後に活かしてまいりたいと思います。
末筆ではございますが、貴社のさらなるご発展、ならびに皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
これまで本当にどうもありがとうございました。
※退職理由は「一身上の都合」としましょう。
派遣就業初日 挨拶メールの例文!
派遣先で働きやすい環境作りのためには、就業初日の挨拶で職場の方に好印象を持ってもらうことが非常に重要です。
ビジネスマナーを踏まえた挨拶メールで、前向きに第一歩を踏み出しましょう!
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