結婚して、都会に住み、実家は地方にあるという人も多いと思います。
遠方にいるから、たまには義実家に、とも思いますが、義母に対して苦手な気持ち、会いたくないという気持ちを抱えている方もいるのではないでしょうか?
一体、義母のどんなところが苦手で、また、どうやったらあまり会わずにすむでしょうか?
義母を相手に厳しいことを言うのは難しいかもしれません。
しかし、このまま我慢していても、あなたがいつかストレスに潰されてしまうだけです。
なので今回は、自分でできる義母との付き合い方や、夫に協力してもらう方法、また離婚はできるのか否かなどについて、順にご紹介していきます。
義母が苦手で会いたくない!お盆の帰省の断り方は?
義母が苦手な理由、皆さんそれぞれ色々あると思います。
私が義母を苦手な理由
義母が思ったことを何でもずけずけと言う
小さな、本当に小さな差別をされる
細かいことをちくちく言われる。いわゆる小言や嫌味
義母が自己中心的で、こちらは反抗できずいちいち振り回される
自分の思い通りにならないと怒り出す
挙げるとキリがないのですが、同じような悩みを抱えた方はたくさんいると思います。
そして、義母問題の中でも一番きついのが、お盆です。
夫の実家に帰省し、義母と必ずや顔をあわせねばならないばかりか、お手伝いや近所親戚付き合いなども絡んできます。
帰省したくない。そんな時に使っている断り方をご紹介
しかしこちらが帰省しないとなると、もちろん義母は上京してこようとしてきます。
気が抜けないですね。
そんな時は、上記の理由に続けて、
この場合は上京の心配はないでしょう。
などと続けざまに理由を言って、どうにか義母の上京をくいとめましょう。
義母が苦手で付き合い方はどうする?
今回のお盆は帰省せずに済んだかもしれません。
しかし義母との付き合いはこれから先も続き、あなたの大きな悩みのタネになるでしょう。
今後、義母とどう付き合っていけばいいでしょうか?
完全に義母と距離をとりたいのであれば、
- 自宅にこられるのがいやな場合は、外食や中間地点で会い、日帰りでできるだけ義母といる時間を少なくする
- そもそも自分は義母宅に行かず、訪問は夫と子供のみにしてもらう
- 義母からの電話にでない
などの対処法があります。
嫌味などを言われるかもしれませんが、それも最初のうちで徐々にあきらめてくれるでしょう。
義母と適度な距離感を保ちたい、苦手をできるだけ悟られたくないのであれば、
- 自宅にくるのでも、義母宅に行くのでも、可能な限り日帰りにする
- お盆の帰省は我慢していく
- 義母からの電話にはでるけれど、宅配がきた、など適当な理由をつけてはやめに切る
など、あなたの我慢と努力が必要な形になってきます。
そもそも、なぜ義母を嫌いなのでしょうか?
それは、まさに夫の母、だからなのかもしれません。
例えば、大して知り合いでもない人に嫌味を言われたからと言って、そんなに後々まで引きずりますか?
おそらく、嫌な人がいたな、と思うくらいで済んでしまうと思います。
切ることのできない縁だからこそ、言動や考え方の違いにストレスが溜まるのです。
そこで仕方ないな、と割り切れたら一番良いのですが、人間そうもいきませんよね。
また、義母に対してストレスを感じていることを夫に伝えるか否かですが、これは完全に夫の義母への態度、接し方で変わってきます。
俗に言うマザコンでしたら、夫へ伝えることは火に油です。
そのことはすぐに義母へも伝わり、1:2の状態になってしまいます。
そして意外と多いのが、女同士のそういったいざこざはよくわからないから、二人で話し合いをしてくれという、放置パターンです。
こうなると夫にも怒りがわいてしまいますよね。
こうなったら、夫を叱咤激励しどうにか立ち上がってもらうか、ご自身で義母と対峙するかのどちらかになります。
一番いいのは、夫がこちらの味方をしてくれて、義母との仲介役となってくれることです。
こればかりは旦那さんの性格によりますので、よーく見極めて判断して下さい。
義母が苦手!義母を原因で離婚は可能?
ここまで気の合わない義母と、これから先何十年も気を使いながら付き合っていく…気が遠くなりますよね。
また義母が歳を重ねれば介護問題なども出できます。
嫌いな人の介護なんて、考えただけで今から気が滅入りますね。
もはや、夫への愛情よりも義母と離れたい気持ちの方が強い!
義母原因で離婚はできるのでしょうか?
また、慰謝料は請求できるのでしょうか?
ご紹介していきます。
まず、離婚できるかどうか。
これは問題なく離婚できます。
協議離婚や調停離婚の場では、夫と妻双方が離婚することに合意していれば、いかなる理由でも離婚することは可能です。
しかし夫の合意が得られない場合は、裁判にて離婚を求めることになります。
そこで義母が原因で離婚できるかですが、これもできます。
夫婦の両親との不和によって、夫婦関係が修復できないまでに破綻している場合に、離婚は成立します。
ただ、義母との仲が不仲だ、というだけでは離婚は認められません。
夫が仲介してくれたか?が焦点です。
いつも義母の肩をもつ夫でしたら、離婚は可能です。
また、離婚するにあたって慰謝料はどうなるのかが気になるところだと思います。
結論を言ってしまうと、義母からの慰謝料はよっぽどの場合でない限り受け取れません。
離婚はあくまで夫婦間の問題だからです。
どのパターンにしろ、離婚を考える場合は一度弁護士に相談することをおすすめします。
義母が苦手!旦那との話し合い方法は?旦那から義母にどのように伝えてもらう?
義母とのことについて、一番関係があり助けになってくれる可能性が高いのは夫です。
その夫に義母とのことを伝えるか否かは上記でご紹介しましたが、では話し合うことになったらどのように話したらいいでしょうか。
まず第一に重要なのが、話し合いに義母を参加させない、悟らせないことです。
そして、普段の生活の中での会話ではなく、しっかりと「少し話があるんだけど時間良い?」などど、いつもと違うんだということを夫にアピールしましょう。
そして、ただただ義母の愚痴を言うのではなく、事実と結果をはっきりと伝えましょう。
「義母が○○なことをしたから、私は傷ついたし、子供にも悪影響だし、あなたには私たちを守ってほしい。」
などというようにです。
義母の愚痴を言っているだけではわかってもらえないので、はっきりと、義母のこういうところが苦手で、それによって私はこういったストレスを受けている、と伝えましょう。
また、それをどのように夫から義母へ伝えて貰うかですが、気まずいならば貴方は同席しなくても大丈夫です。
多少夫への不安は残りますが。
そして、夫から義母へ伝えて貰う時も、上記と同様しっかりと話し合いの場を設け、改善されない場合にはどうなるかまできちんと話し合って貰ってください。
また、話し合ったからといってすぐ変わるものでもないですし、変わったとしても一時期だけだったりするので、そのあたりも注意して話し合い後は生活して下さい。
また、義母を妻に挟まれる夫の心理ですが、これもまた義母と夫、夫と妻との関係性で変わってきます。
正直、女同士のいざこざのようなものにしっかり仲介をしてくれる夫はまれです。
基本は二人で勝手にやってほしいと思っているでしょう。
もしくは、どちらかに肩入れし、非常に面倒なことになるでしょう。
妻にもっとうまく立ち回ってほしいと思ったり、義母(夫からしたら母)に、あまり夫婦関係や子供のことについて口出ししてほしくないと思っている夫もいます。
結局、夫が本当は何を考えているのかは話さないとわからないので、ぜひきちんとした話し合いの場を設けて下さい。
まとめ
ここまで義母と自分、夫と自分のことについてご紹介してきましたが、どうだったでしょうか。
簡単に以下にまとめてみました。
- 義母が苦手な人はたくさんいる。お盆の帰省、上京を断る例文でうまく義母をかわしましょう
- 義母との付き合い方は、これから先長期にわたるもの。慎重にどうするか考えましょう
- 義母のせいで夫婦仲がうまくいかなければ離婚はできる。しかし義母からは慰謝料は原則もらえません
- 夫に義母とのことを相談する時は、きちんと話し合いの場を設け、夫が一体どの立場にいるのかを見極めましょう
せっかく出会い、結婚し、子供もうまれたのだから、義母が原因でその幸せが狂ってしまうのは非常に残念なことです。
大変だとは思いますが、義母や夫に理解してもらうため、立ち上がり、幸せな生活を取り戻してください。
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