下水道ポスターの描き方中学生編!コンクールに入選するには?標語はどうする?

 

画材

さあ、まちにまった夏休み!長い休みは考えただけでもウキウキしますよね?

海やプール、花火大会などなど楽しいことがたくさん待っています。

そんな長い夏休みですが毎年おなじみの「夏休みの宿題」という面倒な課題が待っています。

小学校のときより質も量もパワーアップしてみなさんを待ち受けています。

考えただけでもウンザリしますよね?ぼくも同じ思いでした。

なかでもでポスター制作は自由研究とトップを争うくらいのウンザリする課題です。

小学校でも作ったひとも多いでしょうから、「またやるの?」という感じでしょうね。

でもせっかく時間をかけて作るんだから入選するくらいのポスターにしたくないですか?

今回は「下水道」をテーマにしたポスター作りかたのコツをまとめてみました。

この夏休みのポスターは一味違う作品にしましょう!

下水道ポスターの書き方!小学生らしい書き方とは?

 

絵の具の残ったパレット

下水道ポスターの書き方1

1.ポスターをつくるときの募集要項(ルール)を確認します

まずはじめの一歩で募集要項の確認をしましょう。

これに沿っていないと話になりません。

ここに必要なことがすべて書いてありますからそれに合わせて用意します。

2.テーマを理解する

みなさんは下水道ことはどのくらい知っていますか?

聞いたことはあるけど説明してといわれたら「汚い水を処理してる」くらいでしょう。

見えない仕事とか縁の下の力持ちなんていわれるくらいなのでふだんは意識しないのではないでしょうか。

今回のテーマは下水道ですからそれを理解していないと何を描けばいいかさっぱりわかりませんよね?

テーマの理解はポスター全体の仕上がりにも影響してきます。

みなさんが想像する以上に下水道はいろんなことに関わっています。

下水道協会の公式ホームページで下水道の役割についていろいろ説明していますので参考にしてください。

 

3.ポスターの役割を考える

下水道のことを理解できたでしょうか?

次はポスターの役割を考えてみましょう。
また考えるの?と思うでしょうが、テーマを理解してポスターの役割を考えれば内容や構図を考えやすくなります。

ポスターの役割は

「多数の人にメッセージを発信することです」

それに必要なことは

  • 文字が読みやすい
  • デザインにメッセージ性がある
  • 印象にのこる

ということになります

いまみなさんは「うまく描かなきゃ」と前のめりな状態でしょうが、うまく描く必要はないんです。

重要なのはテーマや構成を意識して描くことなのです。

4.モチーフを考える

ポスターのモチーフを考えます。

つまり主役と脇役ですね。

「下水道」に関連したモチーフを考えます。

さきにご紹介した下水道の役割のページをみた感覚と「ポスターの役割」を意識して考えます。

それでもピンとくるものがなければ過去の作品を見てみましょう。

これが過去の作品です。

Hiroko Suzuki on Instagram
長男 去年の夏休みの宿題 下水道ポスターコンクールで 念願の市長賞�...
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そのまま使うと盗作になりますので、あくまでも参考にしてください。

見てみるとわかりますが過去の作品はそれぞれ共通点があります。

それを見つけながら自分の作品に取り入れていきましょう。

 5.標語を考える

モチーフが決まれば次は標語を考えます。

これはすでに指定されている場合もありますが指定されていなければ必要になります。

下水道に関連した言葉を思いつく限ノートに挙げていきます。

ここで標語のキーワードの一例をご紹介しますので参考にしてみてください。

  • 下水/下水道
  • ザリガニ/魚/メダカ/フナ
  • つながる・つながれ/守る・守れ/育つ/咲かせる/咲かす/生む/築く
  • 道/きれいな/暮らし/汚い/家庭/郷土/幸せの/笑顔/浄水/新しい/澄んだ/清潔/力/青い/息吹/地球/町ぐるみ/町づくり/土台/豊か/未来/夢/明日/輪

これらの言葉を組み合わせて、標語を作り上げます。

  • 下水道 守る郷土の 豊かな未来
  • 澄んだ水 下水が守る 川の命
  • フナにザリガニ 下水が支える 小さな命
  • 清潔な 暮らしを築く(支える) 下水道

などと、七五調になるように組み立てればOKです。

とりあえずこれで提出するには十分ですが、入選を狙いたいのならば、もう一工夫必要です。

例えば、市町村、都道府県と主催者の規模に併せて、地名を入れるのもいいでしょう。

 

 下水道ポスターの描き方2

ここまででポスターの主題と副題、文字がきまりました。

つぎにモチーフを練習してそれらをどう入れ込む(配置する)かになります。

いらない紙の裏でもいいのですが、できれば本番使うサイズと同じ大きさの紙がいいでしょう。

1.練習する

構図を決める前にまず文字になっている主題・副題・文字を絵にしてみます。

この3点はポスターでは重要なポイントになりますからうまく描けるまで何回も練習しましょう。

練習した絵はつぎの構図をきめるときにに使いますからそのままにとっておきます。

2.構図をきめる

絵と文字がある程度形になってきたら構図を考えます。

練習した絵と文字を切り取ってまたいらない紙においてみてください。

そうすれば書く必要がなくなりますから効率よく時間を使えます。

文字と主題のバランスを考えながら決めるかたちになりますから何枚か候補を描いてみてそれを家族に見せて相談しながら決めるのがいいでしょう。

構図を決めるコツとしてこちらで過去の作品をみてみます

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そのまま使うと盗作になりますからあくまでも参考にしてください。

過去の作品は配色を決めるときにもすごく参考になります。

3.配色をきめる

構図が決まったら配色を決めましょう。

本番前にあらかじめ決めておいたほうが楽ですし本番に集中できますからね。

構図を決めた下書きを何枚かコピーしてください。

それに簡単でいいので色を塗ってみてください。

過去の作品をみる

過去の作品にはよく使われている色の共通点があります。

それを見つけながら自分の作品に取り込んでみるのです。

使う色は4色までに

色を使いすぎるとゴチャゴチャして見にくくなります。

なので4色までにまとめるとスッキリしてみやすくなるのです。

背景・主役・脇役・文字これで4色ですよね?

また、今回のポスターは警告や注意してもらうのではなく興味や理解してもらうことが目的になりますからそれを意識して配色を考えましょう。

下記の図は「色相環」といって配色の組み合わせを考えるときにつかいます。

例えば背景が青系なら赤系にすると目立つ配色ということです。

色相環

色相環CMYKイラスト
オリジナルのフリー素材『色相環CMYKイラスト』

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