学習塾やレッスン代の支払いといえば口座引き落としが主流ですが、個人で経営されている場合だと手渡しも多いです。
いわゆる「月謝」ですね。
先生に面と向かって月謝をお渡しする場合、財布から直接出すのはなんだか失礼ですよね。
特に指定がなければ、封筒も自分で用意しなければなりません。
最近では封筒を使う機会もぐんと減り、書き方や渡し方にも不安を感じる人も多いのではないでしょうか?
でも大丈夫、月謝を入れる封筒はポイントさえ押さえれば意外と簡単に準備できます!
祝儀袋などと同じで決まったマナーがあるので、注意点や実例を交えて紹介していきます。
月謝の封筒の書き方は?表書きにはどう書く?どんな封筒を使うのが良い?
まず月謝の封筒はどんなものが良いのでしょうか?
茶封筒や白地のもの、カラー、タテ型・ヨコ型などいろんな様式の封筒があるので、何も知らなければ好みで選んでしまいそうです!
判断ポイントとしては習い事の種類によりますが、茶道や華道など作法も学ぶ教室の場合で月謝袋を自分で用意するときは、無地の白封筒(タテ型)がおすすめです。
茶封筒でいい場合もありますがお世話になる先生にお渡しするのであれば、白封筒のほうが丁寧な印象を与えてくれますよ。
今は需要が減ってしまい文房具コーナーやホームセンターでも置いてないケースも少なくないようですが、ネットでも購入できるので参考にしてくださいね。
次に表書きのお話に移ります。
表とはもちろん袋のふた部分のないほうを指します。
表書きってどう書けば良いのでしょうか?
まず封筒表の上部に「御月謝」と書きます。
筆や筆ペンがあればより丁寧な印象ですね。
名前を書く場合はその下に。生徒さんが何人かいるとわからなくなってしまいますので、名前は書いたほうが正解です。
字のうまい下手が気になるところですが…心を込めて丁寧に書いた字は何となくわかるものです。
毎回誰かにお願いするわけにもいきませんので、自分で書くことをおすすめしますよ!
余談ですが、ちょっと字には自信があるという人は万年筆を使ってみてはいかがでしょうか。
封筒に万年筆の字はとてもスマートに見えておすすめですよ。
また、月度や金額を裏書として明記しておくことも重要です。
中身が見えない状態で封筒をお渡しするので、万が一トラブルになってはレッスンどころでなくなるかもしれません。
縦書きで「四月分 金一〇,〇〇〇円」というように書きます。
横書きの場合は「4月分 ¥10,000-」となります。
もちろん、お渡しする前に中身に間違いがないか確認してくださいね!
一方で英会話や楽器のレッスンなどフランクな習い事だと、月謝袋が使いやすいのでおすすめです。
市販の月謝袋はあらかじめ必要事項が印刷されていますので、金額や日付など抜けもれの心配もないです。
月謝の封筒へのお札の入れ方は?新札を使うのがマナー?
お札はどちらを頭に入れるのが良いのでしょうか?
実のところ入れ方については諸説あって、ここでは一般的な事例を紹介します。
基本的に祝儀袋と同じで封筒の表と同じ面を表にして、人物側が上部に来るように入れます。
受け取った人が封筒の表を見ながらお金を出すとき、人物が先に見えてくるイメージですね。
そして新札を使うべきかどうか?ですが、新札は教えてくださった先生への感謝と敬意を表します。
特に茶道や華道など作法を重視する習い事では、最低限のマナーとして意識しましょう。
でも最近はクレジット払いやスマホ決済も増え、現金を使う頻度が減ってきたのも事実です。
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