葬儀に参列できない!【送る相手別】メールやLINEの例文集!

  • 「葬儀の連絡がきたけど参列できない」
  • 「葬儀に参列できないお詫びをメールやLINEで送っても大丈夫?」
  • 「葬儀に参列できないお詫びの例文を知りたい」

急な葬儀の連絡に都合がつかず、参列できない人もいると思います。

メールやLINEは手軽な一方、葬儀に参列できないお詫びをメールやLINEでしても失礼にならないのか不安になりますよね。

そこで、この記事では以下の5つのポイントを具体例とともに解説していきます。

  • そもそもメールやLINEで葬儀に参列できないお詫びをしても大丈夫?
  • メールやLINEの文面を考える際の4つの注意点!
  • 葬儀に参列できないお詫びの例文
  • 葬儀に参列できないお詫びのメールやLINEを送るタイミングは?
  • メールやLINEに加えて弔意を示す3つの方法

5分くらいで読める記事ですが、読み終わると葬儀に参列できないお詫びのメールやLINEの書き方がわかっていますよ。

では、さっそくいってみましょう!

そもそもメールやLINEで葬儀に参列できないお詫びをしても大丈夫?

本来であれば訃報の知らせを聞いたら、葬儀に参列したり、参列できない場合には電報や手紙を出すのがマナーです。

しかし、メールやLINEで連絡が来た場合や、相手が親密な友人・会社関係・取引先などの場合には、お悔やみの言葉をメールやLINEで伝えても問題ありません。

メールやLINEで返信しても良い相手

  • 親しい友人
  • 親しい上司・同僚・部下
  • 親しい取引先

ただし、親族や関係がイマイチな相手の場合には、マナー通り電報や手紙を出しましょう。

メールやLINEで返信してはいけない相手

  • 親族
  • あまり仲の良くない友人
  • あまり仲の良くない上司・同僚・部下
  • 関係性の薄い取引先

葬儀の際には忙しいものです。メールやLINEであれば、相手の都合の良いときに確認できるので、相手の負担にもなりません。

メールやLINEの文面を考える際の4つの注意点!

メールやLINEで送る、葬儀に参列できないお詫びの文面を考える際には4つの注意点があります。

参列できないお詫びの文面の注意点

  • 簡潔に書く
  • 敬語表現を使う
  • 忌み言葉を使わない
  • 機種依存文字や絵文字を使わない

それぞれ解説をしていきます。

簡潔に書く

メールやLINEの文面は簡潔に書くように心がけましょう。葬儀は忙しいものです。そのため、相手はメールをじっくり読んでいる暇はありません。

手紙のように「時候の挨拶」は不要です。本文は哀悼の意を示すとともに、参列できない理由を書きましょう。そして、文面の最後には「返信不要」と付け、相手の負担にならないように気を配りましょう。

また、メールのタイトルは「〇〇(名前)です。ご愁傷様です。」など、誰からどんな用件で送られてきたのかわかるようにしましょう。

「とても驚いています」などのタイトルにすると迷惑メールと間違えられ、開封されない可能性もあります。注意しましょう。

敬語表現を使う

どんなに親しい間柄であっても、メールやLINE全体にわたって敬語表現を使いましょう。

たとえば、友人のお父さんが亡くなった場合には「お父様」「ご尊父様」というような形です。

敬称一覧
  • お父さん→「お父様」「ご尊父様」
  • お母さん→「お母様」「ご母堂様」
  • 夫→「ご主人様」
  • 妻→「ご令室様」
  • 息子→「ご子息様」「ご令息様」 など

とても細かいですが、気をつけましょう。

忌み言葉を使わない

忌み言葉とは不幸や不吉を連想させる言葉です。代表的な言葉として以下のようなものがあります。

<忌み言葉>

  • 不幸や不吉そのものを連想させる言葉:「切れる」「別れる」「離れる」「忙しい」「苦しい」など
  • 不幸が重なることを連想させる言葉:「いろいろ」「たびたび」「わざわざ」「重ね重ね」「まだまだ」など
  • 生死に対する直接的な言葉:「死」「死亡」「4」「ご存命」など

生死に対する言葉は「死亡」「亡くなった」ではなく「ご逝去」、「ご存命」「生きていた頃」ではなく「ご生前」や「お元気な頃」と言い換えましょう。

また、「大往生」「天寿をまっとうした」という言葉は遺族側が使う言葉です。

さらに、「ご冥福をお祈りいたします」は仏教的な言葉なので、仏教以外を信仰している人には使わないようにしましょう。

機種依存文字や絵文字を使わない

機種依存文字を使うと相手に届いた際に文字化けをしてしまう可能性があります。

たとえば、取引先の会社名に機種依存文字の「㈱」を使ってはいけません。面倒かもしれませんが「株式会社」と入力しましょう。

また、絵文字を使うとお悔やみメールとして軽薄な印象を与えてしまいます。文面を入力した後には、機種依存文字や絵文字がないか、必ず確認しましょう。

【友人へ】葬儀に参列できないお詫びの例文

タイトル:〇〇(名前)です このたびはご愁傷さまです

本文:お父様ご逝去の報に接し、驚いています。
遠方のため、駆けつけてあげられず申し訳ありません。
今は突然のことで何も考えられないとは思いますが、あまり気を落とされないように、お身体に気をつけてください。
何かあったらいつでも連絡くださいね。
メールでのご連絡となりましたこと、ご容赦ください。返信不要です。

タイトル:〇〇(名前)より お悔やみ申し上げます

本文:この度はご母堂様のご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
遠方のため、ご葬儀に参列できず申し訳ありません。
どうか気を落とさずに、お体を大切にしていただければと思います。
私に何かできることがあれば、いつでもご連絡ください。返信は不要です。

友人に対しては「いつでも連絡をして」などと精神的な支えになるような言葉を添えるとなお良いですよ。

【上司・同僚・部下へ】葬儀に参列できないお詫びの例文

タイトル:〇〇(名前)です このたびはご愁傷さまです

本文:ご母堂様のご逝去に際し、心からお悔やみを申し上げます。
本来であればご弔問に伺わなければならないところではありますが、略儀ながらメールにて失礼いたします。
今は本当に大変な時期だと思います。
こちらは△△部全体でカバーしていくので、留守中のことは気にせず、どうか落ち着くまでご家族との時間を過ごしてください。
何か手伝えることがあれば遠慮なく連絡ください。なお、返信は不要です。

タイトル:お悔やみ申し上げます 〇〇(名前)より

本文:ご子息様の突然の訃報を聞き驚きを隠すことができません。
本来であればすぐにでも駆けつけるべきところですが、この度やむを得ない事情により伺うことができません。心よりお詫び申し上げます。
心身ともに大変なときだと思いますが、無理しないよう仕事のことは気にせずに休んでください。ご冥福をお祈りいたします。なお、返信は不要です。

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