フランス旅行に現金はいくら持っていく?在住者が教えるお金事情!

今度の休みはフランス旅行だー!
気分はウキウキ!どこに行こうか、何をしようか迷い中!

憧れのフランス旅行を前に、あなたの気分は最高潮。楽しみで仕方がないですよね。

でも、フランスのお金事情ってどうなの?
カード社会って聞いたけど現金は必要?
交通費やレストラン代はいくらぐらい見ておけばいいんだろう?

今回はそんなお悩みをお持ちのあなたに、フランス在住の筆者がフランスのお金事情をご紹介します。現金は必要かどうかといったお話から、交通費やレストラン、イベントの相場、日本と比べた物価と、治安にトラブルフランス語までドドンと教えちゃいますよ!

「ええ!これってこんなに高いの!?思ってたのと違う…」
なんてことにならないように、行く前の予備知識として、お金の問題はきちんとしておきましょうね!

フランス旅行に現金はいくら持っていくと安心?

現金は必要?

先に結論を言うと、―はい、必要です。

海外でも使えるクレジットカードを持っているなら、することに・行くところによってですが仮に1週間の旅行で「€200-€300」ほど持っていると良いでしょう。

クレジットカードを持っていない場合は、1日あたり少なくとも「€100」くらいは持っておきたいですね。しかし、あとの項でご紹介しますが、キャッシュで大金を持つのはあまりおすすできないので、即日発行可能なカードやデビットカードなどを事前に作ることをオススメします。

因みにTC(トラベラーズチェック)は使う人がとても少なく、使えないところもありますので、おすすめはしません。筆者はTCを使ったことがありませんが、カードと現金のみで、問題なく生きていけてるので大丈夫です!(笑)

フランスではセントとユーロという通貨を使っていて、
セントは、全て金色の硬貨で、€1, €2, €5, €10, €20, €50という6種類。
ユーロは、€1,2が金色に銀の縁取りがある硬貨と、€5, €10, €20, €50, €100, €200, €500という7種類のお札があります。

そして、換金もしくは現地ATMで引き出しをして、ユーロを得る際の注意点として、もし可能であれば下記のように換金しましょう。なぜかはあとで詳しく説明します。

• €200の場合
€50札×3枚
€10札×5枚
• €300の場合
€50札×5枚
€10札×5枚

現金を使うポイント

基本的にはあなたの想像通り、フランスはカード社会です。ほとんどのホテル代やお買い物などはカードでOKと考えて大丈夫です。

しかし、そんなカード社会と言われるフランスでも、現金が必要な場面がいくつかあるので、筆者の目線からまとめてみたいと思います。

交通費

こちらは主にバスです。電車やタクシーはカードが使えることがほとんどなので、心配いらないでしょう。ただし、バスは場所によりけりですが一回€2前後で、現金払いが基本です。€10を超えるお釣りは出せないからと乗車を断られる場合がありますので、注意してください。

ちなみに、バスはスイカのような電子マネーチケットを初回のみ購入して、その後はそれを使うことになっています。金額チャージシステムではなく、乗車回数を1回から10回まででチャージします。

10回券は割引があることがほとんどなので、バスを利用する機会が多そうなら、10回券もしくは、1日券を購入しましょう。

観光地入場料

こちらは本当に場所によりけりです。大きな観光地であれば、基本はカードが使えますが、少しマイナーなところは現金のみというところも多いようですので、気になる方は事前に確認してみましょう。

個人経営の小さなお店

こちらは基本的にはカードが使えるお店がほとんどですが、本当に小さなおみせなどでは現金のみというところもあります。そして、特に注意が必要なのは、€10以下など少ない金額だとカード決済を断られてしまう場合がかなりあるということ。

小さいものをちょこちょこ買うという方は、現金を忘れず持って行ってください。また、こう行ったお店では、大きな紙幣はおつりがないとのことで断られてしまう場合があります。稀ですが、€50札でさえ断るところもあるので、お札は小さい金額に早めに崩しておくのが吉です。

イベント

イベント等に行こうと思っている方は必見ですが、基本的にカードは使えないので注意してください。土曜マルシェや、クリスマスのマルシェドノエル、音楽イベントやその他お祭りなどの出店では、現金払いのみが主です。

また、イベントでは飲食物やお土産がふだんの数倍の価格になりますので、イベントに行かれる方は最低「€50」、しっかり楽しみたい方は「€100」は持っていくと良いでしょう。

以下は例です。入場券(€30-50)があるところは、中の飲食物が€2, 3ほど安い印象ですが、チケット制などで、まとめて5-10枚などを買わなければいけない場合もあるので、やはり現金は多めに持っておいた方がいいですね。

飲み物 €7, 8
食べ物 €7-10
お土産 €30-100
乗り物 €10-15

フランスの2019年の物価は?

交通費

前項でも少し書きましたが、バスは€2前後で、電子マネーカードを初回のみ購入して、乗車回数分を1回-10回でチャージするシステムです。1日乗車券もありますので、用途に合わせて購入しましょう。

電車は主に地下鉄と普通電車、フランス版新幹線のTGVと呼ばれるものがあります。値段は日本の2倍程度と考えていいでしょう。

車はタクシーかユーバー、もしくはブラブラカーというシステムがあります。タクシーとユーバーはご存知の通りですが、やはりこちらも日本の1.5倍から2倍ほどは高いですね。

そしてブラブラカーというシステムですが、こちらは一般の人が、いついつに◯◯から△△まで行きますので相乗り希望者がいれば連れて行きますよ、というもの。指定の場所での降乗車はできず、あくまでも相手の指定した場所で乗り降りすることになります。

こちらは一般の人がおこずかい稼ぎ程度にやっているものなので他の交通機関と比べて、かなり安いです。しかし、乗り降りの場所の問題と、あくまで一般人であって、会社を通しているわけではないので、女性の一人旅などには安全面で心配ではあります。

ちなみに筆者のお友達(フランス人女性)は全く気にせず利用しています(笑)あまり気にならない方、予算を抑えたい方は自己責任にはなりますが、利用して見るのもありだと思います。利用する際はドライバーごとのレビューが見れるので、しっかり確認してくださいね。

ホテル

日本から行く場合はホテルを取ってから行くと思うので、もう価格はなんとなくご存知かと思いますが、ホテル代は観光地とあってかなりお高め

連泊ならもうすこし値段は下がりますが、基本は1泊€100をきるホテルはありません。あったとしたら、あまりクオリティは期待できないでしょう…

日本では最低価格のホテルでも割と綺麗ですが、フランスの最低価格は本当に最低なりの理由があるようなホテルになるので、よくレビューなどをみてから決めましょう。

ちなみに、やはり値段は抑えたい、という方はシェアハウスなどを借りるのもありですよ。個人スペースはほとんどないため、窮屈かもしれませんが、1週間の旅行ならば我慢できるのでは?

レストラン

フランスのレストランはなんといっても高い!

やっぱりフランスに行ったら、おいしいフレンチ!なんて考えていませんか?もちろん、本場フランスなので、素晴らしいお料理を頂けますが、値段も素晴らしいんです…

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