小学校受験時のママ友トラブル実例5選と解決策!正しいママ友との付き合い方は?

「小学校のお受験=お金持ちの家庭の子がするもの」

以前はこのようなイメージがありましたが、近年では共働きのサラリーマン世帯でもお受験をされるご家庭は増えています。

当然ながらお受験には「合否」という結果が待っています。

「小学校受験は親の受験」と言われているほどで、親のがんばりが結果を左右することは否めません。

思うように成果が表れなければ落ち込んだり、周りと比べて焦りを感じてしまったり…

ママが感じるストレスやプレッシャーは日々大きくなっていくのではないでしょうか。

熱心になりすぎるがゆえにママ同士がライバル意識を持ってしまい、トラブルになってしまうケースも珍しくありません。

ママ友との会話のなかで、志望校や模試の成績について直球で聞かれたり、探りを入れられているのかな?と感じることもあるでしょう。

なかには子どもを使って探りを入れてくるママもいます。

内心では言いたくなくても、お付き合いをないがしろにもできず、頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

志望校が同じならライバル視されるかもしれませんし、模試の成績が良ければ嫉妬され、悪ければどこか見下したような態度を取られたりするかもしれません。

なぜ、お受験でママ友とトラブルになってしまうのか?

原因はただひとつ。

模試の成績や受験校に対する親のライバル心です!!

ここでは小学校受験を考えているお母様にぜひ知っておいてほしいトラブルの実例を紹介し、起こりやすいトラブルや気をつける会話の内容など、お母様の心構えをお伝えいたします。

ママ友とのトラブルで頭を悩まさず、お子さまの受験に専念できるよう、まずはご自身とお子さまを守る術を知りましょう!

小学校受験時のママ友トラブル実例5選!

~その1~「志望校は言わない」

Aちゃんが第一志望にしている小学校をBちゃんも受験すると言い出し、AちゃんママとBちゃんママは気まずくなりました。

また、Cくんが第一志望にしている小学校をDくんが滑り止めにするということがわかり、こちらも気まずくなりました。

Aちゃんが第一志望にしているからと、Bちゃんがその小学校を受験してはいけない、なんてことはありません。

Cくんが第一志望にしているからと、Dくんが滑り止めにしてはいけない、なんてこともありません。

ですが、急にライバルが身近に表れたのです。

AちゃんママとCくんママが心中穏やかでなくなる気持ちもわからなくもありません。

ほかにも志望校が同じだからと勝手にライバル視され、無視や嫌がらせをされてしまったという話もあります。

これを回避するには、もし志望校を聞かれたら「まだ決めかねている」、「ギリギリまで考えようと思ってる」と逃げるのもありですが、なかなか最後までこれを通すのは難しいです。

秘密主義だの、隠していて感じが悪いだの言われることは避けるためには、勇気のいることですが、

「子どもにプレッシャーをかけたくないし、受からなかったら恥ずかしいから、あんまり言わないことにしてるの。終わったら全部話すね。ごめんね!」

とにっこり笑顔で「お受験のことは話さない」スタンスであることを示しましょう。

好意的に受け取らないママもいるでしょうが、あれこれ詮索されたり、ライバル視されてストレスを感じてしまうより、ずっと良いのではないでしょうか。

そのかわり、ほかの話題では積極的に楽しく話す、園の行事やお手伝いには積極的に取り組む姿勢をみせましょう。

~その2~「陰口を言われる、仲間外れにされる」

Aさんのご家庭ではお子さんの小学校のお受験を決めました。

そのため、幼稚園のあとに塾や習いごとに通うようになり、今まで遊んでいたママ友グループからお誘いがあっても断ることが増えました。

Aさんは「小学校受験をすることになった。受験が終わったらまた一緒に遊んでね」と伝えました。

しかし、それから幼稚園で会ってもどこかよそよそしく、会話にも入れてもらえなくなりました。

どうやら陰で「まだ小さいのに受験させるなんてかわいそう」「親のエゴだよね」などと言われていたようです。

たしかに、ほかのお友達が公園で遊んでいるときに、塾通いで遊べないのは「かわいそう」なのかもしれませんが、それがすべてではありません。

お受験で得るものだってたくさんあります。

このようなママ達は、お受験できるあなたの環境を妬んでいるのかもしれません。

陰口を言われたり距離を置かれてしまった場合は、「仕方がない」と割り切りましょう!

あなたは何も悪くありません。堂々としていればいいのです。

ただ、お子さま同士のこともありますので、こちらも無視するような態度はやめましょう。

挨拶はいつも通りきちんとしておきましょう。

~その3~「受験番号は絶対に教えてはいけない」

某〇〇小学校に受験し、無事合格したAちゃん親子。

後日説明会に行くと「辞退の連絡を頂いております」と言われた。

どこで手に入れたのかわからないが、嫉妬したママ友が勝手に辞退の連絡を入れていたという事件。

あり得ないと思うかもしれませんが、嫉妬や悔しさからこのような行動をするママがいることは事実です。

補欠辞退の連絡を勝手にしてしまうママもいるとか。

小学校側も定員が決まっている以上、辞退すると言われれば、次の補欠番号の家庭に連絡をします。

そこで学校も成りすまし対策として辞退するには合格証を提出してもらい(偽造されないように割印まで押された合格証)、これが届いてはじめて学校側は辞退を確定するなどしています。

なりすましを防ぐには受験番号や、補欠番号は絶対に言わない!これにつきます。

~その4~「余計なことは言わない」

Aママ:〇〇ちゃん、この前の模試の結果良くなかったらしいよ。

△△小学校目指してるみたいだけど、厳しいかもって〇〇ちゃんママ(Cママ)が言ってた。だから幼児教室ちがうところに変えるんだって!

Bママ:そうなんだ。この時期に大変だね~

後日

Bママ:新しい幼児教室はどう?成績上がった?

Cママ:・・・(なんで知ってるの?)

後日

Cママ:Aママって話したことをすぐ他の人に言っちゃうの。

Dママ:それひどいね。Aママは信用しないほうがいいね。

それ以降、AママはCママグループから無視されるようになりました。

Aママに悪意があったわけではありませんですが、CママからすればAママに話したことを勝手にBママに話されていることに不信感を持つのは当然です。

このように聞いた話を他のママ友に話してしまうと、回り回って相手に伝わってしまうこともあります。

聞いた話は心の中に止めておき、他のママに話すことは絶対にやめましょう。

~その5~「不合格だったときのことも考えておく」

上の子でお受験経験のあるCくんママが「万が一、自分の子が残念で他の子が合格したとき、親子ともつらい思いをするよ。その逆もあるし。

A子ちゃんは優秀そうだから心配ないと思うけど、もしかしたらお友達の誰かが残念になってしまうケースもあるし…」とカミングアウトすることにリスクがあることをアドバイスしましたが、そのときA子ちゃんママは「私は大丈夫。万が一A子が不合格でもB子ちゃんが合格したときは、おめでとう!って心から言える自信があるからカミングアウトしたの」と言いました。

A子ちゃんのママはお受験することをオープンにしていました。

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