- 「修了式の校長講話って何を話せばいいの?」
- 「小学生にとってどのくらいの長さがちょうどいいのか?」
- 「どんなことに気をつけて内容を考えたらいいのか?」
3学期の修了式の校長講話の内容に悩んでいる校長先生ならこのような悩みを持っていませんか?
この記事で紹介する「小学校3学期の修了式の校長講話のポイント」を実践すると、簡単に解決することができます。
この記事では以下の4つのポイントを例文を交えて解説します。
- 校長講話の登壇から降壇までの動作
- 校長講話を作成するにあたっての注意点
- 3学期修了式の校長講話で伝えるべき内容
- 3学期の修了式に臨む児童の心境
5分くらいで読める記事ですが、書いてあることを実践すれば、校長講話の悩みが解決されることでしょう。
それでは、さっそくいきましょう。
小学校3学期修了式の校長講話例文!
まずは、コピペで使える校長講話例文をご紹介します。
校長講話を考える上での具体的なポイントは後ほどご説明しますね。
以下の例文のみコピペOKです!
みなさん、おはようございます。今日でそれぞれの学年が終わろうとしています。
自分がこの一年で何ができるようになったのか、何を頑張ったのかを考えてみましょう。
人に優しくできた一年でしたか?勉強や活動を頑張れた一年でしたか?運動を頑張れた一年でしたか?自分ができた・頑張れたと思うことは、来年もできるように・頑張れるように続けていきましょう!
逆に、自分ができなかった・頑張れなかったと思うことは、4月からの新しい一年の課題にしましょう。その課題をクリアできるように来年度は行動しましょう!
もしも、「よくわからないな」「見つからないな」と思う人は、このあと担任の先生からもらう通知表をよく読んでみましょう。
通知表は担任の先生からみんなへのメッセージがたくさん込められています。みんなができるようになったこと・頑張ったこと・もう少し努力して欲しいところがまとめられています。通知表をよく読んで、自分をたくさん褒め、そして自分の課題を決めてください。
さらに、自分が熱中できること・夢中になれること・好きなことを見つけられるとより良いです。見つけることができたら、それを「やりぬいて」ください。やりぬくことで、自分に自信がつきます。自信がつくと、やりぬいたことだけではなく、その他のことにもやる気がでてきます。繰り返していくうちに何でもできるようになっていることでしょう。
4月から学年が一つ上がります。自分が目指すゴールにたどり着けるように、最高の一年のスタートを切れるように、春休みのうちに心と身体の準備をしましょう。これで校長先生の話を終わります。
この例文のポイントは、
- 一年間の成長と反省を促す
- 通知表の利用の仕方を話す
- 4月に向けての心構え
の3点です。
校長講話の作法とは?
例文をご紹介しましたが、実際の校長講話の作法とはどのようなものなのでしょうか。
ここでは校長講話の作法について以下の3つに分けて説明していきます。
- 登壇から降壇までの動作
- 講話を作成するにあたっての注意点
- 講話でなるべく伝えるべき内容
校長先生は子どもたちのお手本となる存在ですから、しっかりと実行できるようにしておきましょう。
1.登壇から降壇までの動作
登壇から降壇までの一連の動作は次のようにしましょう。
- 紹介されたら立ち上がり一礼をする
- 壇上まで進み、演台の前で一礼をする
- 生徒の顔を見ながら、大きな声でゆっくり話す
- 話し終えたら一礼をし、壇上から降りる
壇上に校旗などが飾ってある場合は、登壇した際に、軽く一礼をした方が良いです。
また、「大きな声でゆっくり話す」ことは意外と難しいものです。人前に立つと早口になってしまうことがよくあります。子どもたちにしっかり聞いてもらうためにも練習をしましょう。
2.講話を作成するにあたっての注意点
講話を作成する際、
- 小学生にもわかりやすい言葉で話すこと
- 講話の長さは800字程度にすること
- 2~3分くらいで終わるように話すこと
の3つに注意して文章を考えましょう。
どんなに素晴らしい話をしても、話している相手に伝わらなければ意味がありません。小学生にも伝わるような言い回しや噛み砕いた表現を用いましょう。
また、相手は小学生ですから、長すぎる話だと飽きてしまいます。集中して聞いてもらえる長さに調整しましょう。
3.伝えるべき内容
3学期修了式の校長講話に盛り込むべき内容は、
- 1年間で成長したこと
- 4月に向けての心構え
の2つです。
1年間の振り返りは学校目標を交えながら話すとスッキリまとめられます。
冬休みの過ごし方は、校長講話のあとに生徒指導部の先生から注意事項の話があるので、「注意事項」について話すのではなく、「具体的な目標の例」を示してあげると良いです。
3学期修了式の式次第は?
修了式での校長講話はいつごろ話すのでしょうか。また、修了式に臨む児童はどのような心境なのでしょうか。
3学期修了式の式次第は基本的には次のような流れになっています。
- 開式の言葉
- 修了証授与
- 校長先生のお話
- 校歌斉唱
- 閉式の言葉
「校長先生のお話」の前もしくは後に「児童代表の言葉」が入る学校もあるようです。
また、閉式後に春休みに向けての注意事項を「生徒指導部の先生のお話」として伝えるようです。
式に臨む児童は「やっと一年が終わった」「新しい学年も頑張ろう」「春休みに何をしようかな」などと思っています。一年間の学校生活を終えた達成感や来年度への期待など色々な感情が入り混じっています。修了式はそんな児童を相手に一年の総括を伝えていかなくてはなりません。
参考になる校長講話例!
校長講話のポイントを説明してきましたが、ここで参考になる校長講話例を3つご紹介します。