ドラッグストア薬剤師をやめたい!やめる方法とは?仕事内容や収入の違いは?

ドラッグストア

多くの薬剤師が薬学部を卒業すると調剤薬局、病院、ドラッグストアのいずれかへ就職します。

薬剤師として働くことには変わりないのですが、それぞれの場所によって仕事内容、収入も大きく異なります。

今回は薬剤師の主な就職先の1つであるドラッグストアの薬剤師について紹介します。

ドラッグストアの薬剤師はセルフメディケーションの観点からも近年注目されている職業の1つになっています。

この記事を読んでもらえばドラッグストアの薬剤師の仕事内容、待遇等が理解できます。

今回紹介する内容です。

  1. ドラッグストア薬剤師をやめたいと思う時3選
  2. ドラッグストア薬剤師のやりがい、きついと言われる理由
  3. ドラッグストア薬剤師の仕事内容、待遇
  4. おすすめの転職サイト
  5. まとめ

それではさっそく紹介していきます。

ドラッグストア薬剤師をやめたい!と思う時3選!その1:土日祝日の出勤が多い時

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ドラッグストアは年中無休でやっているところが多いので、必然的に薬剤師も土日祝日出勤します。

年末年始やゴールデンウイークなど世間が長期休暇の場合も出勤になるので、友人や家族と休みを合わせて出かけることは難しい場合があります。

土日祝日の出勤が続き、なかなか他の人と予定が合わないと土日祝日が休みのところで働きたくなります。

「土日祝日は必ず休みたい」という薬剤師にはドラッグストアはあまり向いていません。

しかし、営業時間が長いため勤務時間を調整しやすいです。

例えば、「朝からの勤務は苦手なのでなるべく午後からの勤務がいい」など多様な勤務パターンが可能です。

ドラッグストア薬剤師をやめたい!と思う時3選!その2:深夜の勤務が多い時

目えお押さえるサラリーマン

ドラッグストアは深夜も営業しているところもあるので深夜まで勤務しなければいけない事もあります。

夜の薬剤師の仕事は主に要指導医薬品や第一類医薬品の販売などOTC医薬品の販売を担当します。

薬剤師といえども混雑状況、スタッフの人員の数によっては、商品の品出しやレジ打ちといった業務を任されることもあります。

繁忙期などは品出しなどの業務が増えるため、残業が発生する場合もあります。

さらに、定期的に棚替え等の売り場のレイアウトを変えたり、棚卸などの在庫管理をすることもあるのでそういう場合は作業が深夜になる場合もあります。

以上の様な深夜の作業が多くなると心身ともに疲れてきて辞めたくなります。

なるべく毎日決まった時間に働きたい、深夜まで働きたくないという方にはドラッグストアは向いていません。

ドラッグストア薬剤師をやめたい!と思う時3選!その3:薬剤師としての職能を十分に発揮できないと感じた時

辞書のページ

ドラッグストアの薬剤師は薬に関する仕事以外にもレジ業務や品出し、売り場作り、POP書きなどの雑務が多いです。

また、調剤併設型で処方箋を持ってくる患者さんもそこそこいるドラッグストアの場合はそうでもないですがOTC医薬品をメインで扱っているドラッグストアの場合、市販されている薬の種類は処方箋薬よりも少ないので薬剤師として薬の知識を得る機会があまりありません。

さらにさまざまな疾病の患者と接する機会も少ないので医療的な知識もなかなか得る機会がありません。

どうしても勉強したい方は自分で勉強するしかないです。

医療スタッフとして医療行為にかかわりたいという薬剤師の方はドラッグストア勤務ではその希望を満たすのは難しいです、そのような方は薬剤師としての職能を十分に発揮できないと感じた時に辞めたくなります。

ドラッグストア薬剤師のやりがいは?きついと言われる所以は?

DRUGSの看板

医療費の高騰を防ぐため近年セルフメディケーションに注目が集まっています。

ドラッグストアの薬剤師はセルフメディケーションに直接かかわることができる職業です。

例えばお客さんの症状や要望を聞き取りながら、お客さんに合った薬を自分で提案できたり、お客さんとの距離が近く、ちょっとした悩みも自分を頼って相談しに来てくれます。

健康相談に関するお客さんとのやりとりがドラッグストアの薬剤師の主なやりがい、醍醐味です。

現在は扱える薬の種類はそれほど多くないですが、毎年様々な処方箋薬がスイッチOTCとして市販されるようになってきています。

今後ますますドラッグストアの薬剤師が活躍できるようになってくるでしょう。

一方、前述しましたがドラッグストアの薬剤師は勤務形態が不規則になりがちです。

土日祝日も出勤したり、深夜の勤務もあります。

また、薬剤師としての仕事とはあまり関係のないレジ打ち、品出し等の雑務も多くあります。

薬剤師としての職能を活かしつつ、様々な経験を積みたいという方にはドラッグストアの薬剤師は向いている職業です。

ドラッグストア薬剤師の仕事内容は?待遇は?

錠剤

ドラッグストアの薬剤師はお客さんへのOTC医薬品の販売、説明はもちろん、調剤併設型のドラッグストアの場合、日中は調剤業務に携わることもあるので様々な経験ができます。

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