秋も深まる季節になると森や山は色んな木の実がたくさんなりますね。その中でも「どんぐり」は私たちにとっては秋を感じることをできる身近な小さな秋の便りです。
どんぐりは夏前から秋にかけて実が成長していきますので、時期としては秋頃、10月前後がベストな季節となります。子どもたちと「どんぐり拾い」をして遊びたいけれど、おススメのスポットがわからないなんて人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は奈良でどんぐり拾いができるスポットをご紹介します!その他にもどんぐりで作るおススメ工作や、集めたどんぐりの保管方法なども調べましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
【どんぐり拾いスポット関西でおすすめの場所3選! その1:奈良 平城宮跡】
国の特別史跡であり、世界遺産である特別な場所「平城宮跡」。広大な敷地には奈良時代に存在した朱雀門や第一次大極殿が遺構に基づいて復原されており、平城宮を体感することができます。
奈良と言えば鹿。どんぐりは鹿の大好物でもあります。奈良の鹿の愛護活動に尽力するボランティア団体「鹿サポーターズクラブ」が主催となり、毎年秋に開催している「どんぐり拾い大会」。
鹿のエサが乏しくなる冬場の貴重な栄養源として、大会で集まったどんぐりも、奈良の鹿愛護会を通じてプレゼントされています。参加者の中にはバケツを持参して集める人もいるくらい、どんぐりが豊富!
どんぐりの時期も終盤に入りかけている12月にも、まだどんぐりが落ちる種類もあって、どんぐり拾いを長く楽しむことが出来ます。
交通アクセス:JR近鉄奈良駅からバスで20分(西大寺駅行き)
平城宮跡下車から徒歩ですぐ。
公式HP
【動画】世界遺産「平城宮跡」
【どんぐり拾いスポット奈良でおすすめの場所3選! その2:橿原神宮】
日本最古の正史ともされる『日本書紀』において、日本建国の地と記された橿原(かしはら)。橿原神宮は、どんぐりの木が多いので、楽に見つけることができます。風が吹くと、バラバラ上から落ちてくるので要注意です!
橿原神宮境内の広大な森には沢山かし類木々が育ち、葉と実社紋のモチーフにもなっています。これら木々の実や、どんぐりを使ったアート展を秋に開催しています。
みんなで作る、どんぐりアート
どんぐりを拾って、お絵描き!(要予約)
境内のどんぐりや松ぼっくり拾いの体験後は、画用紙に好きな絵描き、拾った実画用紙に貼り付けて立体的なアート作品を作ります。
公式HP(橿原市観光協会)
住所:〒634-8550 奈良県橿原市久米町934
電話:0744-22-3271
公式HP
【動画】橿原神宮(2018.10.8)おっさんのひとり旅
【どんぐり拾いスポット奈良でおすすめの場所3選! その3:奈良公園】
「奈良公園」は、奈良県奈良市にある、総面積約502.38ヘクタール、東西約4km、南北2kmという都市公園です。
公園内には、春日山や若草山をはじめ、興福寺、東大寺、春日大社なども含まれ、多くの国宝指定・世界遺産登録物件が点在し、日本を代表する観光地としても有名で、年間を通じて日本のみならず海外からの観光客も多く訪れます。
また、園内の大部分が芝生に覆われていることから、園内には約1,200頭の鹿が生息していて、奈良公園のマスコット的存在として観光客からの人気もあります。入園料が不要のため、いつでも散策できるのは嬉しいポイントです。
ビロードのように毛が生えた帽子と艶やかな実のイチイガシなど、たくさんのどんぐりが落ちていますが、鹿さんも大好きなので、拾う時には、くれぐれもお気を付けくださいね!
交通アクセス:近鉄奈良駅から徒歩で5分
奈良公園事務所HP
【動画】奈良公園 どんぐりを食べる鹿さん
【そもそも「どんぐり」って何?木の実?種?】
♦どんぐりの正体
どんぐりとはブナ科の植物の実のことで、日本には約20種のどんぐりがあります。どんぐりは果実で、種子ではありません。
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