国境なき医師団からのボールペンの受け取り拒否や返却は可能?無視しても問題ない?

身に覚えがないのに、突然「国境なき医師団」から手紙が送られてきた経験はありませんか?

不思議に思って中身を開封すると、手紙とボールペンが同封されていて、寄付もしてないのに受け取って大丈夫なの?と不安になりますよね。

どうして寄付もしていないのにボールペンが届くのか?どうやって住所を調べたのか?そもそも国境なき医師団って?と、疑問がどんどん出てきます。

国境なき医師団からのボールペンの受け取り拒否や返却は可能なのか?無視をしていて大丈夫なのか?を解説していきます。

国境なき医師団からのボールペンの受け取り拒否は可能?

結論からいうと、ボールペンの受け取り拒否は可能です!

ですが、「ボールペンを受け取ったんだから寄付してくださいね。」と催促が来るわけでもないので、受け取るだけ受け取っておいても大丈夫です。

「寄付をせずにボールペンだけ受け取るのは、なんとなく気が引ける」という方は、受け取り拒否をしても大丈夫ですが、寄付は全くの任意ですし、団体側も「支援の輪を広げるきっかけ」づくりとして贈っているものなので、罪悪感は感じなくて大丈夫です。

手紙には【ご支援への感謝の気持ちとして】と書かれていたりするので、支援をした覚えがなければ余計に「受け取って大丈夫なの?」と不安になるかと思いますが、それも広報活動の一環として行われていることなので、気にしなくて大丈夫です。

国境なき医師団からのボールペン送付の理由はなぜ?

国境なき医師団(MFS)とは、1971年に設立された民間団体で、紛争や自然災害の被害者、貧困などの理由で医療サービスが受けられない人への医療ニーズに答えることを目的とし、活動しています。

MFSの活動は97%以上が民間からの寄付で成り立っているため、こうした寄付を呼びかける手紙などが送られてくるわけです。

住所はダイレクトメールを取り扱う会社の名簿などからランダムに入手しているようなので、故人宛に送付されることもあるようです。

どこで自分の住所が入手され、使用されているのか分からないと不安になりますよね・・・。

「わざわざ沢山の人にボールペンを送る方がお金がかかるんじゃないの?」「その分を活動の資金に充てたほうが良いんじゃないの?」と疑問を感じる人も多いようです。

ですがそれ以上に、そのボールペンがきっかけで寄付をする人が増えたり、活動自体を知ってもらうきっかけになることからこのような広報活動が行われています。

国境なき医師団からのボールペンを受け取ったが返却や寄付は可能?

国境なき医師団からボールペンを受け取った後、送られてきた住所に返却も可能です。

ですが一度開封してしまったものは、包みなおす必要がありますし、送料はこちら負担になってしまいます。

「受け取ってしまったけど、送料を負担して送り返すのも嫌だし、なんとなく持っているのも嫌」という理由で、メルカリなどに出品してしまう方もいるようです。

確認したところ、300円ほどで販売されていました。ボールペン自体はちゃんとしたものですし、妥当な金額だとは思います。

ボールペンのデザインも送付時期によって変わるようで、無料でもらったものを販売している人もいれば、支援をした際に受け取ったボールペンを「何本か溜まってしまったので」と販売している方もいました。

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