二文節が難しいようであれば、『東京スカイツリー』『ニッポン放送』といった固有名詞だけでも、十分楽しめる場合もあるかと思います。
伝言ゲームのお題例!高齢者向けの面白いお題例
次はもう少し長い文章に挑戦してみましょう。
作るコツは
- いろんな修飾語を交えておくと、間違えやすくおもしろい
- 参加している方の若いころに流行した人名、単語を入れると懐かしさで盛り上がりアップ
- みんなが知っているお話の登場人物を出す
です。
まったくわからない単語ばかりだとおもしろくないし、現実的な文章になってしまってもおもしろくないものです。
『知っている単語』と『めちゃくちゃな文脈』の組み合わせがオススメです。
例
『三船敏郎と三船美佳が東京スカイツリーで激辛カレーを一緒に食べた』
『勝慎太郎がスキップしてきたので、とっさに玉緒ちゃんのフリをした松平健』
『桃太郎の家に行くと言ったけれども、ピノキオは間違って玉手箱に逆戻り』
『ブッシュカンでつくったマーマレードをブッシュさんに差し入れした』
ここで取り上げた名前がどんなものか、知っている人が少なそうなものはぜひ写真を用意しておきましょう。
スマホで検索しておくだけでもOKです。
後で「ブッシュカンとはこんなものですよ」などと話のネタにしてくださいね。
ちなみにブッシュカンとはこんな実です。
初めて見る人はびっくりしますよね。
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伝言ゲームのお題例!高齢者向けの難しい・長いお題例
では難しい長めの例文にチャレンジです。
作るコツは
- 登場人物をたくさんつなげる
- 修飾語をたくさん取り入れる
- 動詞を複数使う
- 数字を入れる
です。
複数の数字を入れると、ぐっと難易度がアップします。
例
『金太郎と犬とキジと猿が桃太郎に会いにいっている間に、一寸法師と鬼が東京タワーでランチした』
『斉藤さんは1000万円のポルシェに乗って一泊50万円のホテルに泊まり、次の朝は3000万円のヘリコプターで大阪に帰っていった』
『スイカとリンゴとバナナを買いにいった山口さんは、帰りに冬瓜とメロンも欲しくなって困ってタクシーを呼んだ』
長いと「一度だけの耳打ち」は難しすぎますよね。
次の人に伝える時、何回か言ってもいいことにしてもいいですね。
まとめ
道具も不要で、複数の人が集まれば楽しめる伝言ゲーム。
ここではルールの説明方法と、お題の作り方のコツをまとめました。
- ルールは最初に参加者みんなに伝える、『小声でコソッと』がポイント
- 参加者の認知のレベルに応じて『固有名詞だけ』というのもアリ
- 例文はみんなの知っている人名を使うと楽しさが増す
- 文章の意味は、現実的でないおもしろいものがいい
- 難易度をあげるには、人名、修飾語をたくさん入れる
- さらに難しくするには、数字を複数入れる
ぜひ楽しく、脳にも役立つひとときを作ってくださいね。
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