最近では誰もがスマホを持つようになり、どんなときでも動画やゲーム、SNSやニュースを見て時間がつぶせるようになってきました。
便利になったのはいいですが、その反面、旦那がスマホに熱中してしまい、家庭や子供のことをないがしろにしてしまうことも少なくありません。
旦那があまりにもスマホばかりに熱中していると、夫婦の会話が少なくなり夫婦間の関係が悪化してしまい、離婚する危険性もでてきます。
そこで今回は、夫婦間の会話が少なくて悩んでいる方、心配している方のために、
- 旦那がスマホばかりで会話がない!
- 旦那がスマホばかりで会話がないと子供や夫婦生活の影響は?
- スマホばかりの旦那へどうやって注意をする?
- 旦那のスマホをとりあげたり、禁止をするのはあり?
- 旦那はスマホ依存症?もしかして病気なの?
- 旦那がスマホばかりで会話がないことが原因で離婚は可能?
の見出しで、旦那がスマホ依存の家庭のことや注意の仕方などについて紹介していきたいと思います。
旦那がスマホばかりで会話がない!
近年旦那がスマホばかりしていて夫婦間の会話もなくなり、そのせいで離婚する夫婦が増えています。
離婚するまでに至らなくても、会話がないと悩んでいる人はかなり多く、情報番組などでも特集として取り上げられるほどになっています。
あなたの旦那もスマホに夢中で、ご飯を食べているときも一緒に出かけているときもずっとスマホを手離さず、話しかけても上の空、というようなことはありませんか?
旦那はいったい、いつもスマホ片手に何をしているのでしょうね?
「スマホばかり見て何しているの?」と訊いても、「SNSを見ているだけ」や「ゲームで遊んでいるだけ」という返事しか返ってきません。
ほとんどの場合実際にこの通りで、ずっとSNSを確認していたり、ひたすらゲームを遊んでいたりします。
スマホゲームやSNSに熱中しない人にとってはそんなふうにいわれても、なぜそんなことに四六時中スマホを見てるほど熱中できるかわからないでしょう。
でも旦那にとっては、それが全てだったりします。
ただ、ごく稀にSNSやゲームだけではなく、そこで知り合った女性や浮気相手とのやりとりを楽しんでいるといった場合もあります。
この場合だと、スマホに熱中してて会話がない、と心配しているどころ話ではなくなってきますね。。。
旦那がスマホばかりで会話がないと子供や夫婦生活への影響は?
それでは旦那がスマホばかりに熱中していて会話がなくなってくると、どんなデメリットが出てくるでしょう?
夫婦間の会話がなくなるデメリット その1:コミュニケーション不足
旦那がスマホばかりで夫婦間の会話がなくなると、コミュニケーション不足になってしまいます。
コミュニケーション不足になると
と感じてしまったり、
と感じてしまったりして、夫婦の仲がどんどん悪くなっていく可能性があります。
夫婦間の会話がなくなるデメリット その2:家事や子育てをしない旦那に不満がたまる
旦那がスマホばかりだと会話がなくなるだけでなく、家事や子育てへの協力もなくなってきます。
仕事が忙しいときは手伝ってくれなくても「仕方がないかな」と許せるときもありますが、スマホに熱中しているのに手伝ってくれないと不満ばかりがどんどん溜まっていってしまいます。
不満がたまると、夫婦間はそれに比例してますます険悪になっていくでしょう。
夫婦間の会話がなくなるデメリット その3:離婚率が高くなる
旦那がスマホに熱中しすぎて上で述べたようなデメリットが重なってくると、
- 夫婦の関係が悪化
- 相手への愛想が尽きてしまう
- 夫婦として一緒にいる意味を見出せなくなってしまう
などの理由により、ついには離婚まで考えてしまうことになります。
夫婦間の会話がなくなるデメリット その4:子どもに悪影響がでてくる
子どもが家に帰ってきて最近の出来事、学校で辛かったことなどを話しかけても、旦那はスマホに夢中で子どもの話に適当に相槌を打つだけ。
何を言っても、何を聞いても子どもの方をまともに見ようともしない。
そうなると子どもが持ってしまうよくない感情だけでも悪影響ですが、それがたまってくると、今度は子供は怒られてもいいから何か悪いこと(汚い食べ方をする、投げる、物を壊すなどなど)をするようになってきます。
たとえ怒られても自分の方を見てくれる方が何倍もいいと思ってくるんですね。
さらにはそんな態度にでなくても、親が話を聞いてくれないと自分たちも話を聞かなくていいんだと思い、親の話を聞かなくなります。
だって、悪い見本がそこにいるんですから。
スマホばかりの旦那へどうやって注意をする?
デメリットばかりの旦那のスマホ依存。
悪影響が出る前になんとかやめさせたいですよね。
そんなときに使える、スマホばかりの旦那への注意の仕方、注意のときに気をつけることを紹介していきましょう。
旦那への注意の仕方 その1:旦那にスマホ依存だとわからせる
何よりこれが一番大事です。
ずっとスマホだけを見てSNSやゲームばかりしている旦那は、自分がどれだけスマホを見ているのか無自覚です。
そこで、旦那自身に「自分がスマホ依存症」であるということをわからせてあげましょう。
手段としては、そうであると直接言ったり、または間接的に「スマホ依存症」という言葉をネットで検索してそれを旦那さんに見せつけるという方法があります。
それを見た旦那さんは、最初はきっと「依存症だなんて大げさ」とか「オレは依存症なんかじゃない」といってくるでしょう。
自分がスマホに熱中しているのは無自覚なので、おそらくこうなります。
そう言い返されたとき、あなたはそこであきらめず、
というように「スマホ依存症」という言葉だけでも旦那さんの頭に刷り込んでいきます。
そうやって刷り込まれていくうちに少しずつ自分がスマホをしているときに自覚するようになり、ちょっとずつでも自分で抑制できるようになります。
また最初はあなたの注意をまったく聞かなかったとしても、このように少しでも自覚が出てくると、少しずつあなたの「あまりスマホばかりしないで」という注意が素直に聞けるようになってきます。
旦那への注意の仕方 その2:スマホがダメな理由をわからせる
スマホばかり触っている旦那は、そもそもなぜスマホばかり触っていたらダメなのか理解していません。
なので、まずはダメな理由を理解させるところから始めます。
スマホがダメな理由としては、
- 家族の会話が減る
- あなたや子どもが嫌な思いをしている
- 子でもたちが真似をする
などがあります。
旦那への注意の仕方 その3:スマホを完全否定はせず、少しは認めてあげる
毎日そんな旦那の相手をしていると、旦那に今すぐスマホをやめてもらいたいし、これからも触らないよう怒鳴ってでもわからせたいと思うかもしれません。
でも、場合によってはそれだと逆効果になることがあります。
仕事でのストレス解消や、スマホ以外にスポーツや遊びなどの趣味がない、できない人でやっと出会えた趣味がスマホだった、という人に対して、スマホを否定したり人格を否定したり、無理やりスマホをやめさせてしまっては逆にストレスがたまるのを加速させてしまいます。
そんなときは、旦那のストレス解消になるなら、と少しくらいならスマホに熱中することは認めてあげるのです。
その場合は、その引き換え条件としてスマホを使うときのルールを作るのがおすすめです。
例えば、
というようなものから提案していくのがいいでしょう。
旦那への注意の仕方 その4:子供のことを話す
自分の手伝いをしてくれない、ということではなく、子どもから見てどういう風に見えているか、どう感じられているかということを伝えてみます。
ずっとスマホをしている、話しかけても生返事しか返ってこない状態をあなたでさえ辛く感じているのだから、子供はもっと何か感じてるだろうと伝えてあげると、子どもたちに対してそんな想いをさせているのかと気づき、あなたの「スマホばかりしないで」という注意が聞き入れられやすくなるかもしれません。
または、直接子どもから伝えてもらいます。
直接子どもに
といわれると、意外に旦那にも響くかもしれません。
さらには「パパがスマホを持っている絵」を描かせることも有効です。
自分が子供の目にどういうふうに映っているかわかるし、スマホ依存の自覚の一歩にもなります。
旦那への注意の仕方 その5:旦那への希望を手紙に書く
たびたび注意していてついには旦那が逆ギレするようになってきた場合は、あなたの気持ちを手紙に書いて渡すのもいいでしょう。
手紙を書く時は、以下のようなことを気をつけてください。
不平不満を書き連ねない
手紙を書くといってもあなたの不平不満を書くのではなく、あなたが思っている、感じていることをポイントを押さえて書きます。
長くなりすぎないように
言っても言っても言い足りないほどいいたいことはあると思いますが、長すぎると逆に読んでもらえない可能性が高くなるので、簡潔にまとめます。
自分の苦労は書かない
「私だってしたいことを我慢している」など、自分がしている苦労は書かないようにしましょう。
怒りではなく悲しみを伝える
「スマホばかり見てイライラする」ではなく、「スマホばかりで私も子ども達も悲しい」というように、悲しさの方を訴えるような書き方をします。
自分の希望を明確に伝える
「スマホをやめてほしい」ではなく、「子ども達がいない時か寝た後にしてほしい」というように希望を明確に書きましょう。
スマホに熱中している相手だからこそ、「手紙」なんてアナログな手段を取ることで「本気」を伝えることができたりします。
また、読んでもすぐに反論する相手がそこにいないので感情的にならずに済み、あなたの考えがちゃんと伝えられ、旦那にとっても1人で考える時間が持てます。
最近はすぐ逆ギレして注意も聞いてくれなくなったという人は、一度手紙を書いてみてはどうでしょうか。
旦那のスマホをとりあげたり、禁止をするのはあり?
スマホをやめさせようとして旦那がそれを聞き入れてくれないと、あなたのストレスはさらに溜まっていってしまうでしょう。
また、完全やめさせようとスマホを取り上げたり使用禁止にしてしまうと、今度は旦那さんのストレスが溜まってきます。
もともとストレスのはけ口としてスマホをやっているのであれば、今度はそのはけ口をお酒などの別の方向に向いてしまう危険性もあります。
また、完全にやめさせたと思っていても、かならずどこかでこっそりするはずです。
禁止されてストレスが溜まっている分さらに熱中してしまって、今まで以上に中毒になったりしてしまうかもしれません。
そこで、旦那のスマホを取りあげたり禁止してしまうのではなく、ルールを決めてあなたと旦那双方が譲り合った着地点を探すのが一番です。
ここではあなたと旦那がともに譲り合って、おたがいに我慢しあえるルールを紹介していきます。
ルール1:話しかけらたらスマホから顔を上げる
スマホを完全に使用禁止にしない代わりに、たとえスマホを触っていても、話しかけられたら顔をあげてそちらを見て話すようなルールにします。
ルール2:家族といる時間は極力スマホを触らない
家族で食事しているときや外出しているときなどは、用事がなければ極力スマホを触らないようにします。
ルール3:おたがいの自由な時間は干渉しない
相手だけに制約を求めるのではなく、自分も我慢するためのルールを入れます。
夜などに、この時間だけはおたがい好きなことをしててもいい、という時間を作り、その時間はおたがいに干渉しないようにします。
この時間にあなたがすることがないようであれば、あなたも何か新しい趣味を探してみてはどうでしょうか。
ルール4:スマホが原因で家族生活に支障をきたさないようにする
最低限のルールですが、スマホのSNSやゲームが原因で朝起きれないや、ゲームに課金しすぎるなど家族生活に支障をきたすレベルでのスマホのやりすぎは絶対になしとします。
ルールは作っても、守られなければなんの意味もありません。
そこで、たとえばもう一つ、ルールを破ったら100円を貯金箱に入れるなどのルールを作ってみるのはどうでしょうか。
溜まったお金でおいしいものを食べたりすれば、多少ルールを破られても気が紛れてストレスも溜まりにくくなるのでは?(笑)
旦那はスマホ依存症?もしかして病気なの?
ずっとスマホばかり触っている旦那。
そんな旦那は、もしかして「スマホ依存症」なんでしょうか?
「スマホ依存症」とは、普段の生活が破綻するほどの、持続的かつ反復的なゲームにのめり込みんでいる症状のことを指します。
そこで、旦那が「スマホ依存症」である可能性をチェックできるように、簡単なチェック項目をいくつか挙げてみました。
□ 食事中でもスマホを見ることが習慣化している
□ トイレに行くときも必ずスマホを持って行く
□ お風呂に入るとき、脱衣所に必ずスマホを置く。または入浴時もスマホを持ってはいる
□ 人と話しているときもスマホを扱っている
□ スマホが身近にないととても不安になる
□ 歩きスマホをしている
どうでしたか?
あなたの旦那がこのすべてに当てはまるようであれば、それは「スマホ依存症」の可能性があります。
旦那がスマホばかりで会話がないことが原因で離婚は可能?
スマホが原因で離婚したという人が最近増えています。
旦那がスマホばかりで家族の事を考えず、妻と子どもとの時間を作らないのに嫌気がさして離婚、というのが理由です。
それでは、「旦那がスマホ依存だから」という理由での離婚は認められるものなのでしょうか?
離婚が成立するまでに、まず夫婦の話し合いによる「協議離婚」というのがあります。
ここで両者が合意すれば離婚は可能です。
しかし旦那が反対しているのであれば、法律上は「性格の不一致」と判断され、スマホだけが原因で離婚することは難しくなります。
ですが、たとえばスマホ依存が引き金となって浮気などに発展してしまったとか、スマホ依存で夫婦間で関心がなくなってしまった場合などは、スマホがきっかけで離婚が成立することもあります。
スマホが原因で離婚した時の慰謝料
スマホが原因で離婚した場合の慰謝料についてはどうなるのでしょうか。
結論からいうと、スマホだけが原因で離婚する場合は慰謝料を請求できる可能性はほとんどありません。
ただ、スマホ依存(出会い系SNSやゲームなど)がきっかけで浮気をした、などがあった場合は請求が認められるでしょう。
また、他にも「ゲームへの課金が家計を圧迫」していたのであれば、慰謝料が認められる可能性もあります。
まとめ
今回は旦那がスマホばかりで会話が少なくなったときの影響や注意の仕方などについてみてきました。
スマホ依存の現状
- 近年はスマホが原因での離婚が増えてきている。
- スマホに熱中している旦那は、ほとんどの場合SNSやゲームに熱中しているだけ。
夫婦間の会話が少なくなるデメリットは
- コミュニケーション不足
- 家事や子育てに参加しない旦那に不満がたまる
- 離婚率が高くなる
- 子どもに悪影響が出てくる
旦那への注意の仕方は
- 旦那にスマホ依存だとわからせる
- スマホがダメな理由をわからせる
- スマホを完全否定はせず、少しは認めてあげる
- 子どものことを話す
- 旦那への希望を手紙に書く
スマホ依存の注意点など
- スマホを取り上げたり使用禁止にするのではなく、ルールを作って使ってもらうようにする。
- 「スマホ依存症」とは、普段の生活が破綻するほどの持続的かつ反復的なゲームにのめり込みんでいる症状のこと。
- 旦那がスマホばかりで会話が少ないだけでは離婚が認められない可能性が高い。また、認められたとしても慰謝料は請求できない。
スマホ依存の一番怖いところは、言われる側は自分がそんなにスマホに依存していると自覚もないところです。
なので、スマホばかりで会話が少なくなってきたとき、旦那に対して完全に関心を失くして離婚を考えてしまう前にまずは旦那に自分がどれほどスマホをしているか、そのせいであなたや子どもがどんなに悲しい気持ちになっているかを伝えて、旦那にスマホに依存しすぎていたかもしれないと気づかせてあげましょう。
旦那がスマホばかりで会話が少なくなってしまっても、あなたまで会話することをあきらめないようにしてください。
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