岸和田のだんじり祭りと言えば、すごい勢いで山車を引き回す姿が印象的なお祭りですよね。だんじりの上に男性が乗っており、ひょいひょいと動く姿もかっこいいですよね。
参加してみたい、もしくは見物に行きたいと思う人も多いことでしょう。
日程や見どころをご紹介します。
だんじり祭りの掛け声の意味は?由来は?
だんじり祭りでは、山車を引く時に独特なかけ声が飛び交います。
「そーりゃ、そーりゃ」と「ほいっさ、ほいっさ」です。
昔は、「ちょうさや、えやえや」という掛け声だったそうですが、「ちょいとさ」、「えんやさ」などに変化して、現在では「そーりゃ、そーりゃ」という掛け声になっているそうです。この掛け声の由来は、地引網を引く時の掛け声だそうです。
もう一方の「ほいっさ、ほいっさ」は、畑を耕す時の掛け声だったと言われています。
つまり、「そーりゃ」は海側の人々で、「ほいっさ」は山側の人々の掛け声だと言われています。だんじり祭りは、豊作や豊漁を願って行うものなので、かけ声の由来もそこから来ているのでしょうね。
平成最後岸和田だんじり祭り ~旧市 9/14・15・16 ~
https://youtu.be/xFBpgspFewE
だんじり祭り2019!日程は?
大阪府岸和田市で行われるお祭りで、2019年は9月14日と15日の2日間にわたって行われます。岸和田地区では岸城神社を中心に、春木地区では弥栄神社が中心になります。
だんじりの前方に付けられた長さ約100mの2本の綱を約500人が引っ張ります。
元々は、関西のごく一部の地方のお祭りでしたが、昭和の終わりにはテレビなどによって急激に知名度が広がり、規模が年々拡大しており、だんじりを所有する町会が増えており、現在では34台あると言われています。例年の観客動員数は、50万人と言われています。
だんじり祭りは、1703年に当時の藩主だった岡部長泰公が京都伏見稲荷を城内の三の丸に誘致して、米、麦、豆、あわ、ひえなどの穀物がたくさん収穫できるように祈願して行った稲荷祭が起源とされています。
[1080p60fps]2018年 だんじり祭り 総集編 by ダンジリJAPAN
だんじり祭り2019!みどころ3選!
だんじり祭りの一番のみどころと言えば、やはり勢いよく引いて、町の角を曲がる時でしょう。「やりまわし」と呼ばれています。迫力がありますし、危険もあるので、スリリングな絵を拝みたい人には最高の瞬間だと思います。
もう一つ特徴的なのが、超手にうちわを持った「大工方」と呼ばれる男性が屋根の上で、法被をなびかせながら可憐に舞う姿でしょう。
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