カップラーメンが賞味期限切れ!1年・半年過ぎても食べられる?捨てる?

「賞味期限が長く保存できる」という理由でつい買い込んでしまう食材としてカップラーメンがあり、災害に備えていくつか常に確保しているという家庭も多いですよね。

しかし賞味期限が長いためについ買い込んでしまうカップラーメン、気がつけば賞味期限切れになっていたり、さらには半年・1年過ぎていたり……ということはありませんか?

とはいえカップラーメンは元々賞味期限が長く保存が出来るものですし、「多少賞味期限を過ぎていても食べることができるかもしれないのでは?」なんて考えもあります。

ここではカップラーメンの賞味期限切れについて、半年や1年過ぎていても食べられるかどうか、それとも捨てる必要があるかについてまとめています。

せっかく買っておいたカップラーメンを捨てるのはもったいないところ、どの程度賞味期限が切れていても食べて良いのかなど、賞味期限についてチェックしていきましょう!

【カップラーメンが賞味期限切れ!1年・半年過ぎても食べられる?】

カップラーメンはもちろん多少賞味期限に違いはあるものの、多くの場合は「製造後半年程度」と設定されていることが多いです。

メーカーによる違いも賞味期限の設定方法によって多少違いがあるかもしれませんが、多くのメーカーの場合は消費期限……食べられる限度の70%程度としています。

この結果だけを見て考えると、カップラーメンの賞味期限切れから半年や1年経ってしまった場合「安全に食べられる期限」である消費期限も過ぎてしまっているんですね。

「カップラーメンは密封されているから消費期限を気にせずとも良いのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、食べ物である以上どうしても麺は劣化しますし、カビが生える可能性もあります。

「それでも食べられそうなら食べたい」と思う場合は自己責任の上食べることになりますが、絶対にチェックしておいたほうが良いポイントがいくつかあるので、以下のポイントは確認しましょう。

・異臭がする
・カビが生えている
・麺が茶色くなっている
・一口食べて違和感がある

このような場合は食べないほうが安心です。

またそこまで放っておく方はあまりいないものの、カップラーメンは賞味期限を大きく過ぎて放置しているとパッケージが膨張してくることがあります。

膨張の原因は麺が酸化することによって変質しガスが発生したことによるものなので、見た目に食べようと思える方はそうそういないと思いますが、絶対に食べるのはやめておきましょう

賞味期限を多少過ぎたからといって捨てる必要はありません(風味が落ちて美味しく食べられない可能性はあります)が、基本的には半年以上過ぎたカップラーメンは捨てることをおすすめします。

【袋のインスタントラーメン(袋麺)が賞味期限切れ!1年・半年過ぎても食べられる?】

一方袋に入ったインスタントラーメンが賞味期限切れとなっていた場合はどうすれば良いか、こちらもチェックしておきましょう。

袋麺の多くは製造後8ヶ月を賞味期限としていて、この期限をすぎると油が劣化していき、麺が美味しくなくなる可能性があります。

カップラーメンと同じように消費期限の70%を賞味期限と設定していると考えると、「風味は劣る可能性があるものの多少賞味期限を過ぎていても問題ない」という結論にはなりますね。

しかし製造後8ヶ月が賞味期限の場合、やっぱり賞味期限切れから半年・1年経った袋麺はカビが生えている可能性麺が変質している可能性があり、食べるのはおすすめできません。

カップラーメンと同じように麺の状態やカビ、異臭などをチェックしつつ、賞味期限切れから3~4ヶ月までを目処に食べ切るようにしましょう

また賞味期限が切れてしまった袋麺を捨てる場合は燃えるゴミにすれば良いのか燃えないゴミにすれば良いのか迷ってしまうこともありますが、基本的には「自治体による」が答えです。

多くの場合袋麺は燃えるゴミとして捨てれば問題ないので、念のため自治体のゴミ分別も確認した上で、基本的には燃えるゴミとして捨てるようにしましょう。

【そもそも賞味期限・消費期限とは?誰が決めるの?】

日頃自然に使っている賞味期限や消費期限、この意味をしっかり把握しておくといつまで食べてよいのかも判断しやすいので、賞味期限や消費期限の意味を改めてチェックしておきましょう。

賞味期限・消費期限の意味は、適切に保管すること(食品にかかれている保存方法)をしっかり守った上で

賞味期限:美味しく食べられる期限
消費期限:安全に食べられる期限

というルールの元定められた期限であり、賞味期限の場合は決してその日を過ぎたら食べられないわけではなく、「美味しく食べられる保証の期限」なんですね。

一方消費期限の場合はその日を超えると安全に食べられる期限ではなくなり、基本的に消費期限を過ぎてしまった場合は捨ててしまったほうが安全になります。

どちらも最も大切なのは「適切に保管した場合」という部分で、例えば要冷蔵の食品を常温で放置していた場合は賞味期限・消費期限関係なく、傷んでしまうと思っておきましょう。

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