近年、SNSを利用している方が多くなり、SNSに関わる事件も起きています。
また、中学生もSNSを利用していることを聞きます。
このような状況下で、中学生のお子さんをもつ保護者の方も、すごく心配かになるかと思います。
そこで、中学生がSNSを利用することについて、まとめました。
その内容をご覧いただき、お子さんのSNS利用の今後について、ご家庭のなかで検討できるかと思います。
お子さんの安全を守るため、ぜひ、ご活用ください。
中学生のSNS利用の実態 利用率が高いアプリは?
中学生のSNS利用の実態を見る前に、そもそもSNSのことについて、把握しなければなりません。
SNS:
インターネットを利用して、人間関係を構築できるスマホ・パソコン用のWEBサービスの総称。つまり、インターネット内から生まれた人間関係を主としたツール。
このSNS利用率※は、中学生は84.1%です。
学生のなかでは、LINE、Twitter、インスタの3つのSNSが人気のようです。
特にLINEの利用が多いようです。
※平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 内閣府より
便利で楽しいSNSで中学生が事件に巻き込まれる危険性は?
SNSはインターネットを利用していますので、簡単に友達も作れますし、オンラインゲームをすることができるので、中学生には便利で楽しむことができます。
このように、便利で楽しむことができるため、危険もあります。
LINEのグループ内でのいじめから自殺への発展
学校のそれぞれのクラスで、そのクラスのLINEグループをつくって、クラスのほとんどの子が入っています。
そこで、何かの拍子に、特定の誰かをターゲットにして、その子をからかったり、バカにする。
LINE上のため、学校を終えた後でも、それが続きます。
昔のいじめと明らかに違う点は、いじめのターゲットなる子がいないところで、陰口をたたくのではありません。
LINEグループに、その子がいるため、その子自身が、自分のことでからかったり、バカされていることを認識できる点です。
結局、LINE上でみんなのターゲットにされた子は、耐えきれなくなり、不登校になります。
更に、自分を追い込んで自殺に至ってしまい、SNSから事件性を帯びたものになってしまいます。
SNSを通じてからの性犯罪
SNSはインターネットを利用して人間関係を構築できる場なので、当然、子どもだけでなく、大人も参入してきます。
中学生になると、はやく大人になりたい年頃です。
そのため、大人と関わりたい思いも強くなります。
SNSを通じて、大人とも仲良くなっていき、直接会ったら、大人が体目的だったことは、よくあります。
私の知り合いは、中学生の娘さんに、SNSを通じた事件を認識してもらおうとニュースを見させて、そのあと、家族で、そのことについて議論をしていると仰ってました。
その結果、娘さんはSNSの利用に対して慎重になったと聞きました。
中学生にSNSを利用されることは問題なのか?
中学生がSNSを利用することで、メリットとデメリットが生じてきます。
メリット
直接、話しづらいこともできる
直接、友達や家族に話しづらいことがあります。
話しづらいことは、とても勇気が必要となります。
LINEを使えば、話す勇気を使うこともなく、話しづらいことを伝えることができます。
また、文字なので、相手に的確に伝えることができます。
いろんな世代と関わることができる
SNSに登録すれば、登録者同士、誰でも関わることができます。
LINEは年齢制限なく、Twitterは17歳以上、他のSNSに関しては概ね13歳以上です。
そのため、多くの世代の方と関わることが可能です。
学校生活等に馴染めない子は、SNSからできた人間関係が救いになる
SNSに登録している人達は、学校生活に関わる人達だけではありません。
あらゆる年代の人達がいますし、自分の好きな趣味が共通の人達とも交流を深められることは、可能です。
コメント