しかし、そこはぐっとこらえて目の前にある日常生活を着実こなしていくことが大事です。そうしなければ結局、共倒れになってしまうのです。冷静な態度はいつどこにいても必要です。
まずは株式投資を通してお金を知ること
未成年者が株取引をするにも証券会社が限られていますし、スマホでずっと見ている時間もありません。投資商品や取引方法も限られています。ですから未成年で株式投資をする場合、自分自身の将来への投資と考えてみて下さい。
株式投資は自分がこれまで知らなかった世の中の仕組みを教えてくれます。これは大人になって大きな力になります。本物を見抜く力を早く身につけると、将来どんな場面でも騙されない、本物を追い求め生きていく力を養えることができるのです。
また、投資の失敗は傷が浅い方が立ち直りも早いのです。私が見ているだけでも、多額の運用資金を持った投資家は一度失敗すると傷も大きいのですが、未成年者まして中学生ならごく限られた資金で取引を行うので、傷も限られます。
感覚で取引をしない
初めての株式投資はどうしても誰もが知っている有名な会社で投資をしようと考えます。もちろんそれでもいいのです。株の動きを勉強するならわかりやすい銘柄の方が望ましいし、興味が出てきますから。
しかし、次第に慣れてくるといつまでも丸腰の戦略では歯が立たないことが見えて来るはず。株価は過去の法則に沿って動く性質があります。
チャートを見ることを覚えたり、新聞を読んだり、ニュースを見たり、日々の何気ない行いから株と向き合う姿勢が生まれて来るのです。
学校の勉強と同じですね!先述したアメリカの中学や高校でも、何もお金を儲ける話をしているわけではありません。お金とどう付き合うか、付き合うためには何が必要かを教えているのです。
まとめ
2. 株取引のリスクを理解する。
3. メリットだけでなくデメリットも認識する。
4. 株も勉強と同じ日々積み重ねだ。
株式投資の基礎~株ってなに?学生にもわかるように初心者に簡単に解説
中学生から始める株式投資は、証券業界に携わる私のような人間からすれば羨ましい時代になったなと感じるばかりです。参考にするなら本をはじめネットでも情報があるれています。
まずは証券会社に取引口座を開設して、小遣い程度から株式投資を始めましょう!焦らずじっくりと相場に慣れて、世の中の流れに明るくなれば中学生も立派な投資家になれますよ。
【こちらも読まれています】

コメント