自分の中学生時代を思い出すとき、3年間楽しかったのですがいろんな感情を経験したなあと思います。
親の言っていることにイライラしたり怒ったり、かと思えば同級生の言っていることが急に気になりだして悲観的になったり…。
感情の起伏がジェットコースターのようでした。
尖った心や不安定な心とまともにやり合っていては、毎日が疲れ果ててしまいますよね。
ノイローゼになりそうです。
こんな子供に対して、親はどう対処していけばいいのでしょうか。
反抗期の子供との向き合い方を考えてみましょう。
中学生の反抗期に限界!疲れた・・・いつまで続くの!?
子供の言葉づかいや態度の変化。
親なら「何だか今までと違う?」と気づきますよね。
一般的に反抗期を迎えるのは中学生前後の数年間と言われますが個人差はあり、早ければ小学校高学年、遅ければ高校生頃といったところです。
反抗期が長引くかどうかもやはりいろいろで、数か月で終わったという家庭もあれば、もう何年も子供とまともに会話できてないという方もいて、つらい日々を送っておられます。
何年か反抗期が続いたけど自然とだんだん落ち着いてきた、子供が一人暮らしを始めたあたりから反抗的な態度が無くなったなど、私のまわりでは聞くことができます。
子供の個人差もありますが親側の個人差や性格の差もあるわけで、反抗期をとてもつらく感じるご家庭もあるかもしれません。
反抗期が長引く原因としては、次のことが考えられます。
親が子供に腫れ物にさわるような態度をとっている
怒りだすと手が負えないからといって、子供のイライラを助長させないようにと気を使いすぎていませんか?
子供から見れば、親のその態度自体が気に入らないと思っている可能性があります。
また、親が気を使いすぎることによって子供が傲慢になっていることも考えられます。
その結果、反抗的というよりも子供のほうの立場が上になってしまいます。
ただのワガママがまかり通ってしまっているという感じですね。
親が干渉しすぎている
親の理想を押し付けたり、子供の態度をどうにかしようとかまいすぎていませんか?
ホルモンバランスの崩れでしょっちゅうイライラしているし、自立心もメキメキと芽生えてきた子供を、これまでと同じように育てようしてもうまくいきませんよ!
すでに大人になるための一歩を踏み出しているのです。
「〇〇しなさい!」「ちゃんと△△終わったの?」「どうして××してないの?」目につくことすべてを口に出して言っていませんか?
命令、否定、おせっかいはNGです、本人にもいろいろと考えがあるのです。
本人に任せてみて親は少し離れて見守るようにしましょう。
親に不信感をもっている
見守ると言っても甘やかすわけではなく、人としてダメなことはきちんと伝える。
叱るときはきちんと叱る必要がありますが、親の側も方針に一貫性がないとダメです。
少し前に言っていたことと今日言ったことが違うとか、あなたはダメだ!など人格を否定するような発言に対して子供はことごとく反応します。
幼い頃にくらべて視野が広がり「自分の物差し」ができつつあるときに、言われることがころころ変わったり、自分のことを信頼していないような親では不信感がつのり反発したくもなりますね。
反抗期の間は本当にたいへんで反抗的な態度に親もついカッとなってしまいますが、叱るにいたるボーダーラインを今までよりも下げて、見守ってやることが大切です。
この時期はしょうがないとあきらめて、我慢のときです!
中学生の反抗期に疲れた…こんな時に出来る相談先とは!?
子供の反抗や情緒があまりにもひどく持て余すようなとき、一人で悩んでいるのはとてもつらいですよね。
もし身近に話をできるような人がいれば、思い切って話を聞いてみてもらってはどうでしょうか。
同級生のママ友だとちょっと…という場合は、例えば職場の先輩とか上司のかたなどです。
ちなみに、親世代(おじいちゃん・おばあちゃん)もいろいろな経験をしてこられているはずです。
でも価値観や生活習慣が違いすぎる部分もあるかと思いますので、わりと最近反抗期を終えたお子さんを持つかたなど、いろいろな方の意見を聞いてみることをお勧めしますよ!
そのほかに学校側ですと担任の先生やスクールカウンセラーに相談するという方法もあります。
先生は反抗期の生徒や保護者と接してきた経験がありますし、カウンセラーなら専門的な知識もありそういった側面からのアドバイスがもらえるはずです。
自治体などの相談窓口を利用するという方法もあります。
フリーダイヤルでつながる電話相談もありますし、直接会って相談することもできます。
例えば東京都ですと、子供・青少年に関する相談は福祉保健局に窓口があり保護者の相談も受け付けていますよ!
コメント