中学受験をやる気にさせるには?親からの言葉・ご褒美で効果があるものは?

女子学生

みなさん学生のときに必ず体験をするのが、受験です。

お子さんの将来を考え学力がある学校にいかせるために、中学受験を考える親が多いようです。

しかし、中学受験の主役はお子さんです。

お子さんがやる気がなかったら中学受験に合格は難しいです。

今回、中学受験をやる気にさせる内容をまとめました。

この内容を見れば、中学受験の合格する近道になるはずです。

中学受験をやる気にさせる親からの言葉や対応

やる気にさせるには、勉強に対して「面白い」とか「楽しい」といった感情から発生するモチベーションをもたせることです。

もたせるためには、以下の対応が必要かと思います。

命令形を使わない

親はお子さんの勉強状況が心配で命令口調で「勉強しなさい。」とよくお子さんに伝えます。

これは、親からの勉強に対してやらされ感が強く、お子さんが勉強に対して興味をもてず、主体的に勉強に取り組めなくなります。

そのため、お子さんに命令口調で伝えないだけで、お子さんとの会話も変わり、お子さんも親の発言した言葉が自分で考えるように変わっていきます。

やがて、勉強をおこなう大事さを捉えるようになるでしょう。

聞き手上手になる

小学生の時は、お子さんは親に対して、喋りたがる傾向であります。

そこで、お子さんを先生役にさせて、学校で勉強したことを説明させ、親は生徒役になり聞き手にまわる。

お子さんは喋りたがるので、説明もしたがります。

勉強したことを説明することで、その日の学習内容が定着します。

また、親に説明することでお子さんは優越感を帯びていきます。

さらに教えてあげようという気持ちが芽生え、勉強意欲が湧いてくると思います。

ねぎらう、褒め言葉をかける。

例えば、漢字の宿題が5ページであって、1ページしかできていないとき、お子さんに

「1ページもできたんだ。頑張ったね。」

ねぎらってあげる。

お子さんは親から褒めてもらったと思って、さらに頑張ろうと思います。

ポジティブな言葉をかける。

これは大人にもいえることで、ネガティブな言葉を発すると、やる気を失せてしまいます。

ポジティブな前向きな言葉をかけることで頑張ろうとやる気を帯びていきます。

例:頑張ろう、大丈夫、絶対にいいことあるよ等。

何も言わずに見守る。

親が何も言わないと、親に任せられてる、親に信用させていると思い、期待にこたえたい思いから、お子さんが勉強を頑張ろうとやる気を出す。

あるいは、親に振り向いてほしいから、親から褒めてもらうために勉強を頑張ることが考えられます。

やる気にさせる親からの言葉や対応を何点かをあげさせて頂きましたが、私の父は普段から無口の人でした。

成績が悪くても叱らず、無口でいたので不思議でした。

母からは、私の成績が悪いことを父が悩んでいたと聞きました。

そのため、私は父と交流をもちたくて、頑張って勉強しました。

テストの点数や成績もあがり、父から「頑張った。」と激励されたときは、すごくうれしかったです。 

中学受験をやる気にさせない親からの言葉

口を押える男性

勉強しないことを責める言葉

「勉強しなさい!」「勉強しなきゃダメでしょ!」「なんで勉強しないの?」

このような言葉を聞くと、勉強はつまらないものと認識し、やる気がなくなります。

親に対して、うるさい思いが強くなり、親の言葉をしっかり受け取れないようになります。

できないことを責める言葉

「何でこんな問題がわからないの?」
「この問題やったばかりでしょ。何故できないの。」
「何度、同じ間違えをすれば気がすむの?」

こんな言葉を言われると、やる気がなくなり、落ち込んでしまいます。

人格、性格、能力などを否定する言葉

「頭が悪い」「怠け者だ」「そもそもあなたには無理だったんだ。」

こんな言葉を言われると、お子さんは心的外傷(トラウマ)になったり、自己否定の

気持ちが強くなります。

子どもが言ったことをいつまでもネタにして叱る言葉

「がんばるって言ったでしょ」「勉強するって言ったよね。ウソだったの?」

よかったことを言い続けられるのはよいですが、できなかったマイナス要素を言い続けられると、やる気を失せ、大人でも実行につながらないことがあります。

罰でおどす言葉

「来月のテストが悪かったら、来月の小遣いなしよ。」
「成績が上がらないと携帯電話はとりあげよ。」

このように罰則をあたえることは、一時的には効果あると思いますが、お子さんは反発心をもつようになります。

また、このような親の罰則する言葉を覚えてしまい、お子さんが他で使用する危険も出てしまいます。

お金や物で釣る言葉

「100点とったら、お小遣いをあげる。」
「今回のテストの結果で10番以内に入ったら、好きなもの何でも買ってあげるよ。」

こちらの言葉を使うことで一時的には効果があります。

しかし、このようなやり方では、お子さんが勉強を好きになることはありません。

また、エサがないときは、頑張らなくなる可能性があります。

結果ばかり気にする言葉

「こんなテストで70点ではダメでしょ。」
「順位がどんどん下がってきているよ。」

親が結果ばかり気にしていると、子どもはつらくなり、プレッシャーにもなります。

人と比べる言葉

「○○君はもっと頑張っているよ。」
「お姉ちゃんのときはもっと楽だったのに。」

人と比べられるのは、本当に苦痛です。

比べられた相手によい感情をもてなくなったり、兄弟の場合は不仲の原因になったりもします。

近所のおばさんは、お子さんが勉強ができるので、勉強のできない近所の子どもとよく比較していました。

近所のおばさんは、お子さん自慢で近所の勉強できない子と比べて優越感に浸って、近所の方によく話かけてきます。

近所の方は、比較されるのが嫌なので、そのおばさんから避けるようになっていきました。

おばさんは、やがて近所の方の和にとけこめず、他の町に引っ越していきました。

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