夏休みの工作。漠然としたテーマで何を作ればいいのか毎年悩むのはもう定番ですね。私も中学の夏休みはこの工作が重い課題でした。
中学になると工作もレベルアップが求められます。手先が器用な人や工作がもともと好きな人はいいのですが、小学校からうまくできない人は、宿題と聞いただけで憂鬱になります。
今回は簡単にできる中学生向きの工作を紹介しましょう。参考にして下さいね!!
レインスティック
レインスティックとはサボテンを乾燥させて中をくり抜いて、内側にトゲを差し込んで、小石を入れて音を出すものです。
雨のような音がすることから、アフリカの大地では雨乞いをする際に用いていたようです。チリの砂漠地帯で雨乞いの儀式に使われているのをテレビで見た事があります。材料は全て身近なものでまかないます。
・ラップの芯
・爪楊枝 100本
・ビニール袋 1枚
・輪ゴムやビニールテープ
・ビーズ、小石、木の実、小豆など
・押しピン、コンパスの針など穴が開けられるもの
1. ラップの芯をに斜めに入っているつなぎ目に沿って、押しピンを使い5mm~8mm間隔で穴を開ける。2. 開けた穴に爪楊枝を差し込む。(反対側に届くほどしっかりと)3. 筒の片方の端にビニール袋で蓋をし、輪ゴムかビニールテープでしっかり閉じる。4. 3の工程で閉じた方を下にして、上から筒の中にビーズや小石を入れる。
5. 入れたら口をビニール袋で蓋をして、輪ゴムかビニールテープでしっかり閉じる。
<ポイント>
筒の長さを変えたり、中に入れるものや量を変えることで音が変化します。音の変化を感じ取りたいなら、爪楊枝の代わりにプラスチック製のピックを使いましょう。いかに本物の雨音に近づけるか、いろいろ工夫してみましょう。
【アメンボー】レインスティックの作り方 How to make a rainstick.
スノードーム
スノードームというと冬に雪が降っているイメージですが、中学生の腕の見せ所は夏らしいイメージのスノードームです。
スノードームは小学生の時に作りましたが、中学生らしくアレンジをして私はもう一度作ってみました。
・瓶
・スノーパウダー、ビーズ、ラメなど
・接着剤、グリセリン、のり、水など
1. 空瓶に水とグリセリンまたはのりを入れます。
2. 蓋の部分にオーナメントを接着剤でしっかりと貼り付けます。完全に乾くまで待ちます。
3. 瓶の中にスノーパウダーを入れて蓋を閉めれば完成です。
<ポイント>
雪が舞うように落ちていくためにはグリセリン5%と精製水が最適です。のりは液体のりよりも、洗濯のりの方がクリアに見えます。
グリセリンと水の割合は実験の過程として表にまとめるなどすれば、単に工作しただけでなく実験も兼ねていることになるので評価は高くなります。中学生ならではの発想です。
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