中学3年生の夏休みなのに、親からは一向に勉強しないとの声、子供からはやる気が起きないという声が聞こえて来ます。
例えば、クラブ活動をして来た場合、中学3年生の夏休み前で引退になります。さあ、ここから一気に勉強と行きたいのですが、クラブ活動が終わったことで目標を見失う生徒もいます。
受験という大きな目標よりもクラブ活動を優先して来たから、ポッカリ空いた穴のように感じるのです。
たくさんの自由な時間がある夏休みは、中学3年生にとってはとても大切な時間です。ここでどう過ごすかが分かれ道になるのです。それでは中学3年生の夏休みに勉強をしていない生徒へ、やる気を出る方法を教えましょう。
やる気をどう出すか
まずはやる
よし、やるぞ!と気持ちが高まって机に向かえる生徒はいいのですが、そうでない場合は、まず勉強を始める準備をします。短時間でもいいので机に向かう癖をつけましょう。
もちろんスマホなどはしまって下さい。文部科学省の発表ではスマホを長くやる子ほど、学力は低下して、集中力に欠けるという結果が出ています。また視力も落ちてしまい、勉強に打ち込めなくなる可能性もあります。
やる気はやっているうちに自然に湧き出てくるものだと認識しましょう。
私が受験勉強に打ち込めたのは好きな科目があり、これなら誰にも負けないという自信があったからでした。きっかけは人それぞれです。早く自分にあった勉強方法を見つけることです。
体を動かす
頭で考える勉強から入るより、体を動かすことで覚えることを始めましょう。例えば声に出して文章を読むとか、手を使って英単語を覚えるとか。運動と同じで実際に自分の体を使って動いていると、やる気モードになっていることありますよね。
クラブ活動で気が抜けた生徒に是非挑戦してもらいたいやり方です。慣れることから始めることが勉強には大切なのです。
先送りにしない
面倒なことを人は先送りにする習性があります。受験生もそうですが、それをいかに先に片付けるかで先になって余裕が出て来ます。
余裕ができれば全体を見渡して、大詰めは最終的な自分の弱点をピンポイントで攻撃することで仕上げに入れます。受験間近になってあれもこれもと不安になる心配もないのです。
私も苦手な科目をあえて優先的にすることで苦手意識を少しずつなくしました。冬からは弱点補強を重点的に行いました。
・今日やるべきことをリストアップしておく
・朝を有効活用して、涼しいうちに勉強する
・先日の復習を一日の始まりの時にやる
・やり終えた自分にご褒美を用意しておく
自分だけのゴールを見つける
ゴールを思い描く
やる気が出ない生徒は目標を持ちましょう。中学3年生の夏には志望校の候補が上がって来ている頃です。自分の行きたい学校をイメージするのです。
ネットで調べたり、先輩に聞くとか、卒業生がどう行った進路に進んだかなど、自分に刺激になる情報を集めてみましょう。将来の自分の夢も見えてくるかもしれません。
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