絶賛イヤイヤ期の2歳児は、食事やお風呂、歯磨きなど、何においても「イヤイヤ」でママはイヤイヤに振り回されてしまいますよね。車に乗るときチャイルドシートに座るのも「イヤイヤ」だと車に乗れないので困ってしまいます。
チャイルドシートは走行中の安全面において子供の命を守る大切なものです。子供が嫌がるからといってシートに座らせないと、そういう時に限って事故を起したり巻き込まれたりする可能性があります。
子供がいる友人と遊びに出かけるとチャイルドシートを嫌がる子と嫌がらない子と性格によって様々ですが、すんなり座る子はDVDを大人しく見ていたり、ママが一生懸命話しかけていたりと車の中で落ち着いて過ごせるような環境が整っていました。
チャイルドシートを嫌がる2歳児に乗ってもらうには、ママのチャイルドシートに乗る時の声かけやチャイルドシートに乗ると楽しいことが待っているなど子供の気持ちを気分良くさせるのが座ってもらうコツです。
ここではチャイルドシートに座ってもらうコツをはじめ、チャイルドシートの安全性、おすすめのチャイルドシートなどを合わせて紹介していきます。
チャイルドシートに座ることを嫌がる2歳の我が子の心理は?
2歳児はよく「魔の2歳児」とも呼ばれ、イヤイヤ期真っ最中です。イヤイヤ期では自己主張が強くなり、自分はこうしたいという欲求が強くなります。乳児の時はママにされるがままだった子供ですが、自我の芽生えによって2歳頃から意思表示が強くなるのです。
チャイルドシートを嫌がる子供はなぜ嫌がるのか理由や心理は次のようになっています。
・チャイルドシートが体に合わず窮屈で不快
・チャイルドシートに乗るのに不安
・車の臭いがイヤ
・車内が快適温度でない
イヤなのには何か原因があります。子供によって理由は様々なので子供が何に対して嫌なのか原因を探ってみましょう。
長時間の運転を前に・・2歳の子供がチャイルドシートに座らせるコツは?
旅行に行くとき長時間の運転になると、子供が大人しくチャイルドシートに座っていてくれるか心配になりますよね。長距離のドライブを嫌がられないために常日頃からチャイルドシートに座るのを当たり前にして慣らしておく必要があります。
子供をチャイルドシートに乗せるときどんな配慮をしているか実際の意見を参考にしてみましょう。
でもそんなことをしていたらお出かけできないんだよ。とひたすら言い聞かせ。
泣こうがわめこうが座るまではお出かけしない。
ぬけだしたらそこで車を寄せて止める・・・
はっきり言って大変でしたよ。本当に忍耐が必要ですが、
チャイルドシートに座らなければどこへもお出かけできないということを、わかってもらう必要があります。
とにかく妥協しないで続けてみてください。いつか分かってくれますよ!分かってくれてからは泣かずにはめています。
うちもちょうど2歳くらいの時に実行し、今は3歳ですが、自分から席に座りベルトをし忘れると「ベルトー!」とあわてて教えてくれるくらいきちんとしてくれるようになりましたよ!がんばってみてください!
引用 知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1412552144
チャイルドシートに座らないと車が動かないと思わせればチャイルドシートに座る事は大切なことなんだとわかってもらえるのではないでしょうか。他にもこんな意見がありました。
先週は物凄い暑さでしたが、チャイルドシートの背中がムレていないでしょうか?
この場合は保冷材ポケットなどを使ってみてください。出かけた時に、何かイヤなことというか、トラウマはないでしょうか?
うちの子は2歳1ヶ月ですが、数ヶ月前から、「お買い物行くよ」とか、「公園に行こうね」と言うと、自分からよじ登ります。「車に乗る」=「楽しいことがある」と覚えてしまったのです。信号では「赤、止まれ」「青、発進」、いつも行く建物があると「役場」「ジャス(コ)」とか言うようになりました。まず、そういう雰囲気は作れるでしょうか?
しかし、遊んでいるところを中断して「帰ろう」と言うとさすがにイヤがりますね。
そういう時は力ずくで装着して、ヒーロー物の主題歌のCDでもかけるとコロッと機嫌が良くなります。
あと、チャイルドシートがキツくなったとか、ベルトの調整が合っていないことでイヤがることもあります。
引用 知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1412552144
車内では外の景色を見せながら話しかけると子供の気持ちが紛れるでしょう。チャイルドシートに座るのが不快で嫌がる場合もあります。次の人のようにチャイルドシートのタイプを変えてみる方法もいいかもしれません。
2歳なら背骨もしっかりしているし、車に乗ったら周りを見たり自分の飲み物を飲んだりすることに意欲的になってくるので、もし上記のようなものにのせていらっしゃるようでしたら、腰かけタイプのものに買い替えることをお勧めいたします。席の移動も楽なので、右の席に座ったり、左の席に座ったりと車に乗るたびに移動できるのも魅力です。車の3点ベルトでそのまま体を固定するので心配かもしれませんが、対応年齢や身長と照らし合わせて検討してみてください。いっしょにお店まで選びに行ってはいかがでしょうか?乳児対応のものでないので、そこまで高額でもないですし、少しずつ買い替えは必要になってきます。
引用 発言小町
https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1125/366462.htm?g=05
子供の体に合ったチャイルドシートがいいですね。子供の体もそうですが、子供の成長段階に応じた言葉がけも必要です。子供のペースも考えてチャイルドシートに子供自ら乗ってもらう人もいます。
なだめすかしてもダメ
泣き叫び、のけ反りもう大変でした。私の試した方法は、まず、車に乗せる前に座らなければならない事を伝えて、座らせるようにしました。
また、座ったら「お菓子食べる?」「テレビ(携帯のテレビ)を見る?」など、座らないとできないよ~と言っていました
まあ、それでもダメな時も多かったですが…(泣)
あと、ペットボトルがけっこうお気に入りで、あげるとおとなしくなりました。それから、親が「乗せる」のではなく、チャイルドシートがついていない方から乗って、「自分で座れるかな~」と娘が自分でチャイルドシートに座れるように促すと、案外乗ってくれました。
あとは、この時期は、あまい車を使わないようにし、自転車で行けるところは自転車を使ってましたね。
チャイルドシートに乗せずに車を使った事がないせいか、今では(よほど長時間でない限り)嫌がったりせず、乗ってくれます。
引用 発言小町
https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1125/366462.htm?g=05
子供と一緒に車での行き先で何をしようかとワクワクを膨らませる話をしてもいいですね。
2歳といえばなんでもイヤイヤのときでしょうか?その子が興味を持ちそうな場所へ行くことを設定してみては?例えば、「動物園に行く?」(事前に動物園のパンフレットなど見せて想像できるようにする)と言い、行きたいと言えば、「でもチャイルドシートに乗らないといけないんだよ」と言い聞かせる。実際に行く予定にしていてもその朝に乗りたがらなければ行くのを断念する。「残念、○○ちゃんがチャイルドシートに乗らなかったから行けなかった」と伝える。
あとはビデオ好きな子ならポータブルのDVDプレイヤー(安いものなら7千円くらいからあります)を用意してビデオを見せてしまう。
おまわりさんの存在を知らせ、「チャイルドシートに乗っていないと、おまわりさんにパパがつかまっちゃうんだよ」と言い聞かせる、など。
どうでしょうか?
引用 発言小町
https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1125/366462.htm?g=05
泣く子もだまる奥の手はDVD作戦です。私の友人の間でもDVDを見ていれば子供が落ち着いて車に乗っていられるという人の意見が多かったです。
そもそもチャイルドシートはなぜ必要?何歳から何歳まで?
チャイルドシートの使用が必要な人は0歳から6歳未満の子供になります。車の運転を十分に気を付けていても、いつどこで事故に遭うかわかりません。事故に巻き込まれてしまう可能性もあります。
事故に遭わないのが一番ですが、こればかりは気を付けていても何とも言えません。チャイルドシートに装着している時としていない時では死亡率が約4倍にもなります。万が一に備え安全に走行するためにもチャイルドシートは必要です。
チャイルドシートを装着することによっての安全性は次のようになります。
事故の衝撃を軽減してくれる
チャイルドシートをに座らせてないときの致死率は、座らせた時に比べて約6倍以上です。時速40km/hで衝突した場合、子供の体重の30倍の力がかかります。
急ハンドルや急ブレーキの時でも子供を衝撃から守ってくれる
チャイルドシートを装着していないでいると急ブレーキや急ハンドルを切った時に子供は車内にたたきつけられたり、ぶつかった場所が悪いと最悪亡くなってしまう場合があります。
パワーウインドウによるケガを無くす
固定されて座っていればパワーウィンドウにによるケガが軽減されます。ママは安心して運転に集中できます。
子供にとって座り心地の良いチャイルドシートとは?チャイルドシートの選び方は?
チャイルドシートを車に装着するにあたって、どんなチャイルドシートにしたらいいのか悩みますよね。そこでチャイルドシートはどんなものを選ぶのがいいのか選ぶポイントを紹介していきます。
・安全基準を満たしているチャイルドシートを選ぶ
・年齢や身長に合ったものを選ぶ
・「ISOFIX取付(アイソフィックス)」は簡単に装着できる
・回転機能が付いていると使いやすい
・車種に合ったチャイルドシートを選ぶ
命にかかわる買物ですから、安全性が高いチャイルドシートを選ぶことが最優先です。事故に遭わないだろうと過信して適当な物を選んで後々後悔しないようにしましょう。次はポイントを抑えたおすすめの商品を紹介します。
netbabyworldのエレベート

チャイルドシートのエレベートはママリの口コミ大賞のベビー・チャイルドシート部門で入賞している商品です。1歳から12歳頃まで対応しているので長い目で使える商品となっています。
EU安全基準がクリアしていることはもちろん、安全基準以上に配慮して横方向からの衝撃を抑える「サイドインパクトシールド」機能が備わっています。
シートはメッシュ加工になっており通気性に優れています。シートが丸洗い出来るところが汗をかきやすい子供をお持ちのママにはありがたいですよね。
いいところだらけの商品なので「高いんじゃないか…」と思いがちですが、税・送料込で8,800円とお買い得です。
e-BabySelectのトラベルベスト
ISOFIX対応で簡単に取り付けられます。チャイルドシートというと大きくて場所を取るイメージですが、このチャイルドシートは軽量でコンパクトなので収納するとき場所を取らず、持ち運びも可能です。車内が広く使えます。
頭、側面の衝撃に対応した作りになっています。通気性の良いメッシュ素材で、クッションは座っていて疲れにくい素材になっています。
値段は税・送料込みで19,800円です。あまり安すぎるチャイルドシートはちょっと不安という方は値段もちょうど良く、何より場所を取るチャイルドシートがこんなにコンパクトに使えるというのが値段に合った機能なのではないでしょうか。
ANGELIEBEのポップピットジュニアシート
楽天のチャイルドシートランキングで1位を獲得した実績のあるチャイルドシートです。「ヘッドサポート」「ヘッドレスト8段階」「肩ベルト3段階」「インナークッション」の子供もママにも優しいの4つの機能がついていて長時間のドライブも安心です。
取り付け、乗せかえが簡単で、4.8kgと軽量なのでママに安心です。EU安全基準をクリアしているのでより安全に安心して使えます。1歳から11歳頃まで対応していてロングスパンでの使用ができます。
デザイン性にもこだわり、カラーバリエーションが豊富なので選びがいがありますね。こんなに嬉しい機能がたくさんついていますが、税・送料込みで7,980円となっています。
チャイルドシートはピンからキリまであります。ロングスパンで使える商品があるので安全性や使い勝手を重視してお気に入りのチャイルドシートを見つけましょう。
お出かけ前に2歳の子供へチャイルドシートに座らせるための声かけは?
子供と車に乗って出かける時「途中でぐずったらどうしよう」「寝てくれないかなぁ」など不安になってしまうことがあるでしょう。ぐずったときの対応がわかっていれば怖いものはありません。車の中でどうやって子供と関わったらいいのか紹介していきます。
子供が好きなうたを歌ってあげる
機嫌が悪くなったら子供の好きな歌を一緒に歌おうと誘ってみましょう。いい気分転換になります。
外の景色を見せる
「あ!大きいトラックきたよ」「電車通るよ!見て見て!」など小さい子供の興味がわくものを見せてあげる
信号機「青になれ!」遊び
これは私が小さい頃よくおじいちゃんにやってもらった遊びですが、赤信号で止まっていると青信号の方の信号が赤に変わって3秒くらい数えたら自分の走行車線の信号が青になるので赤信号で停るたび、「1.2.3.青になれ!」と言って遊んでいたのが楽しかったです。
行き先で何をするか話す
「公園に行ったら砂遊びしようね」「お友達いるかな?」などワクワクするような話をする。ポジティブな気分になるようにお話をする。
手遊び
手遊びをいくつか教えてあげておいて、車内でママが歌を歌ってあげて子供に手遊びをやってもらう。
車に乗っていると知らない間に眠っているという子供は少なくありません。ぐずってしまったら「あ!あれは何だ?」と大きな声で注意を引きつけてみたり、子供の気分がポジティブに変わるような声かけをしましょう。
車内でギャン泣きが始まりどうしても止まらない場合はこの動画を参考にしてみてはどうでしょうか。経験者のママからのアドバイス動画です。
最後に/まとめ
子供によって個性が様々なのでその子に合ったチャイルドシートに座ってもらう方法も様々です。いろいろ試して子供にぴったりの方法を見つけましょう。ここでこれまでのまとめをしていきます。
・自我の芽生えという成長段階なので根気良く見守る
・一番落ち着いて座っていられるのはDVDを観ている時
・チャイルドシートは子供の命を守るためにとても必要
・チャイルドシートは安全基準を満たしているものを選ぶ
・子供に必要な声かけはポジティブな気持ちになるような声かけをする
ママが不安だと子供にも不安な気持ちが移ります。まずは安全に楽しく子供とドライブしようという気持ちでチャイルドシートに座ってドライブ行くことに慣れてもらいましょう。
魔の2歳児ですから、根気良く、それでいて力を入れすぎないように気楽に行きましょう!
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