小学校の着任式で生徒代表のあいさつを任された生徒のみなさん、
「どうしたらよいのか全くわからない」
「良いあいさつの言葉が全然思い付かない」
と、お悩みではありませんか?
私も学生時代に式典のあいさつを任され、文章作りに悩んだ経験があります。結果は大成功!歴代で1番のあいさつだったと褒めてもらいました(^^)
ですが、とても時間をかけて考えたので本当に大変でした。皆さんには時間をかけずに素晴らしいあいさつ文を簡単に作れるようになって欲しい!
そこで今回は、文章が思い浮かずに困っている方に向けて、歓迎の言葉作成のポイントと、盛り込むべき内容を具体的にお教えします!
さらに、すぐ使える例文も2パターンご紹介します(^^)
これを読めば、素敵な歓迎の言葉が簡単に作成できるようになりますよ♫5分ほどで読めるので、ぜひ最後まで見てくださいね。
それではどうぞ~!
小学校の着任式とは?
着任式とは?
着任式(ちゃくにんしき)とは、学校に新しく来た先生をお迎えする式のことです。
校長先生が、新しい先生を生徒たちに紹介してくれます。
新しい先生たち(人数が多い時には代表の先生のみ)の自己紹介や挨拶を聞いて、生徒の代表からも歓迎の言葉をおくります。
学校によっては、新任式(しんにんしき)、赴任式(ふにんしき)などの言い方もあります。
どのような式の進行になる?
- はじめの言葉
- 校長先生のお話
- 新しい先生の紹介
- 新しい先生のあいさつ
- 生徒代表 歓迎の言葉
- おわりの言葉
着任式の生徒代表の歓迎の言葉を発表する順番はいつ?
新しい先生のあいさつの後に、生徒代表の歓迎の言葉を発表します。
小学生らしい着任式の歓迎の言葉作成のポイントは?
生徒代表からの歓迎の言葉作成のポイントは?
- ポイント1 新しい先生方が来て嬉しいという気持ち
- ポイント2 自分たちの学校や生徒全体の特色・良いところを紹介する
- ポイント3 新しい先生方と早く仲良くなって、一緒に頑張っていきたいという気持ち
この大切な3つのポイントを入れて歓迎の言葉を作りましょう(^^)!
盛り込む内容は?
大切なポイントから、それぞれ内容を考えてみましょう(^^)!
1 『新しい先生方が来て嬉しいという気持ち』を、どう伝える??
- 「生徒皆が新しい先生方を待っていました!」
- 「新しい先生方が来てくれて生徒全員喜んでいます!」、などがおすすめです(^^)
2 『自分たちの学校や生徒全体の特色・良いところ』を、どう紹介する??
先生方は、あなたの学校に来るのは初めてです。どんな学校か、どんな生徒達なのかを知りたいと思っています!
学校や生徒全体の良いところを「私達の学校はこんなところ」と紹介しましょう。
全校みんな仲がよい・元気がある、あいさつがきちんとできる、先生とお話をするのが大好き、生徒の数(とても多い・とても少ない)校舎が新しい・古い(歴史がある)、山に囲まれて自然豊か、などがおすすめです(^^)
ここに書いてないものでもOK!
自分たちの学校の魅力はたくさんあるはず♫ 考えてみましょう~
3 『新しい先生方と早く仲良くなって、一緒に頑張っていきたい』を、どう伝える??
この文章はこのままでも十分です♫
「先生方と一緒に思い出を作ったり、勉強したりするのを楽しみにしています」
「これからたくさんお話しして先生方と仲良くなりたいです」、などがおすすめです♫
簡単に言うと、「これからよろしくお願いします!」という気持ちがこもっていれば、どんな文章でも大丈夫です(^^)!
言ってはいけない言葉は?
先生を歓迎するような内容であれば、どんな言葉でも大丈夫です。ていねいな言葉づかいを心がけましょう。
長さや文字数は?
200文字くらいで十分です。
学校によって決まっている場合もあるため、先生に確認しましょう(^^)!
着任式の挨拶例文!小学校の生徒代表からの歓迎の言葉
例文1
新しくいらした先生方、おはようございます。ようこそ〇〇小学校へ。お会いできるのを楽しみに待っていました。
私たちの〇〇小学校では、毎朝あいさつ運動に取り組んでいて、元気なあいさつが自慢です。
また、きれいで楽しい学校づくりのために、生徒たちが交代で校庭のお花や中庭の動物たちのお世話をしています。四季折々の草花やかわいい動物たちがいるのも私達の学校の魅力です。ぜひご覧になってくださいね。
先生方が〇〇小学校に来てくれてとても嬉しいです。今日からよろしくお願いします。
例文2
私たちの〇〇小学校へようこそおいで下さいました。新しい先生方をお迎えして生徒全員嬉しい気持ちでいっぱいです。
〇〇小学校は1学年に1クラスしかない人数の少ない学校です。毎年クラス替えが無いのでその分、生徒みんなとっても仲良しなのが自慢です。
担任の先生方ともお話しするのが大好きな楽しい生徒ばかりです。新しくいらした先生方とも、たくさんのことをお話ししたり、時には悩みごとを相談したりできたら嬉しいです。
先生たちのことも、勉強のことも、これからたくさん教えてください。
どうぞよろしくお願いします!
着任式の挨拶を成功させるコツは?
声の大きさは?
大きな声で、ゆっくり、はっきり、を意識しましょう。
声のトーンを明るめにすれば、より良い印象になりますよ♫
原稿は読んでもいい?
原稿は読んでも大丈夫です。
しかし学校によって違う場合もあるので、先生に確認しましょう。
暗記をする場合は暗記のコツは?
文章を作るときに、自分が覚えやすい内容にすることです!
例えば、普段から自分たちの学校のここが素敵だなぁ、友達みんな優しい子が多いなぁ、など、日頃から自分が感じている気持ちを文章に入れることで、覚えやすくなりますよ(^^)
あとは、繰り返し何度も声に出して読む!
緊張をしないコツは?
その1 ありのままの自分で
最初に大切なのは、『自分を良く見せようと思わないこと』です。
かっこよく喋ろう、できる人と思われたい、などの気持ちが緊張の原因なんですね。
上手に読めなくても、先生方に気持ちが届けばそれで良い、というくらいの気持ちがちょうどいいのです(^^)
その2 深呼吸
目を閉じて、大きく、ゆっくり、深呼吸~!
心を落ち着かせて、体がリラックスしていくのを感じましょう。
その3 新しく来た先生と2人で話している気持ちで
たくさんの人の前だと思うと緊張してしまいますよね。できるだけ周りの人たちを意識しないように、先生に話しかけている気持ちで、挨拶してみましょう。
急病などで着任式の挨拶ができなくなった場合はどうする?
急病などで着任式の挨拶ができなくなった場合はどうする?
当日の朝、急に体調が悪くなることもありますよね。
そんな時はすぐに学校に連絡しましょう。
代わりはどうする?
先生方がどうするか決めてくれますので安心してくださいね。
自分では何もする必要はありません。
当日までの間に、『歓迎の言葉』の読み原稿のコピーを先生に渡しておくと、急な体調不良のときに、役立つかもしれませんね。
これもまた学校によって対応が違うので、事前に先生に確認しておくと良いでしょう。
まとめ
1 小学校の着任式とは?
着任式とは、学校に新しく来た先生をお迎えする式のこと。
式の進行
- はじめの言葉
- 校長先生のお話 新しい先生の紹介
- 新しい先生のあいさつ
- 生徒代表 歓迎の言葉
- おわりの言葉
2 小学生らしい着任式の歓迎の言葉作成のポイントは?
- ポイント1 新しい先生方が来て嬉しいという気持ち
- ポイント2 自分たちの学校や生徒全体の特色・良いところを紹介する
- ポイント3 新しい先生方と早く仲良くなって、一緒に頑張っていきたいという気持ち
200文字くらいの長さで作ってみましょう(^^)
3 着任式の挨拶例文!小学校の生徒代表からの歓迎の言葉
あいさつの例文を2パターンご紹介しました。
4 着任式の挨拶を成功させるコツは?
- 大きな声で。ゆっくり、はっきり。
- 原稿を読んでも大丈夫。
暗記のコツは?
- 自分が覚えやすい内容にする
- 繰り返し何度も声に出して読む
緊張をしないコツは?
- ありのままの自分で
- 深呼吸
- 新しく来た先生と2人で話している気持ちで
5 急病などで着任式の挨拶ができなくなった場合はどうする?
急病などの場合はすぐに学校に連絡しましょう。
代わりは先生がどうするか決めるので自分では何もしなくて大丈夫です 。
生徒代表のあいさつを任されたみなさん。大変ですが、自分がそのような大役に選んでもらえたことを誇りに思ってくださいね、みなさんは素晴らしいです!
この記事のポイント・内容・例文を参考にして、みなさんの学校の良いことを入れれば、簡単にすてきな歓迎の言葉が完成するので、頑張ってください。
新任の先生方に喜んでもらえますように。本番の大成功を祈っています!