“毎日自分の関係のないことで怒られ、ストレスがたまる…。”
コールセンター勤務経験者であれば、だれもが体験することですよね。
この溜まりに溜まったストレス、どうすれば発散できるの?とお悩みの方に、現役コミュニケーターのわたしから、日々業務に励んでいるコミュニケーターの方の心が少しでも楽になるよう、手軽なストレス解消方法をご紹介します。
ちなみに、「コミュニケーター」とは電話の受発信業務を行う人のこと。
お客様とコミュニケート(意志や感情を伝える)する人という意味があります。
そして今回ご紹介するストレス発散方法は5つです!
- 通話中に気を逸らす
- 日光浴をする
- 大声を出す
- たくさん汗をかく
- 涙を流す
いかがでしょうか?
どれも手軽にできることですよね!
これから1つずつの方法を詳しくお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
コールセンターのストレス発散方法5選! おすすめその1:通話中に気をそらす
淡々とクレームを告げてくる人や、大声でわめく人などまともに話を聞いて全て受け止めていたら正直心が持ちませんよね。
そんな時は相手に見えないことを逆手に取ります。
きちんと話を聞いている体で相槌をうちながら、手元にある物へ気をそらすのです。
ペンと紙などがあれば思いのままに落書きをしたり、自分の爪を眺めて「ネイルどうしようかなー」と考えてみたり、ストレスボールという不思議な感触のおもちゃを握っているのもいいでしょう。
注意したいのは、あくまでもちゃんと話を聞いている雰囲気を出すことです。
無言になることや、感じの悪さが声に出てしまうと恐らく通話時間はさらに長引きます。
わたしが研修を受けた際、“クレームを受けた時は自分自信がそのクレームを受けているのではないと思うこと”が大切だと教わりました。
確かに親身になり、お客様にとって怒りの元となっている問題点を取り除くことが出来れば良いのですが、全てにおいて可能なことではありません。
コールセンター勤務の誰もが“それを自分に言われても…”という経験をしたことがあると思います。
そんな時に気を逸らして、怒られているのは自分じゃないと、心をまもるのです。
ストレス発散と言うよりは受けるストレスの軽減方法ですが、お客様の話を真に受けやすい人にはおすすめです。
コールセンターのストレス発散方法5選! おすすめその2:日光浴をする
紫外線は美容の大敵!!ですが、日光浴をする事で幸せホルモンの「セロトニン」が体内で分泌されるそうです。
セロトニンは質のいい睡眠をとることにも関わってきます。
また、うつ病を患った方の治療にも有効とされています。
さらに、体の中で「ビタミンD」が合成されます。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けてくれる効果があるのです。
よく「カルシウム不足でイライラする」と耳にしませんでしたか?
この理由は、血液中のカルシウム濃度が低くなることで、情緒不安定や集中困難といった症状が起きると医学的に証明されているからです。
日光浴をする事で、幸せホルモンの分泌を促し、さらにカルシウム不足を解消し、ストレスに強くなることができるのです。
わたしは一時期軽度のうつ病で、よく体調不良になりました。
寝付けないことで朝起きられず、仕事に行けても電話をするお客様にイライラする事が続き、気持ちがついてこないので具合も悪くなるという状態です。
生活が不安定になり、これでは生きていけないと思ったわたしは、まず睡眠の改善をするにはどうしたらいいか調べました。
その時簡単にできる方法として見つけたのが日光浴をすることです。
1時間のお昼休憩の時、天気がいい日は職場の近くの公園へいきます。
公園でお昼を過ごすのです。
夏場は少し暑いです(笑)ですが、冷房で冷え切った体に陽の光が暖かく、とても心地よい気分になります。
なるべく日光浴をする生活をしていたら、適度な時間には眠くなり、ぐっすり眠れるようになりました。
朝起きた時の気だるさも少なくなったのです。
ただし、日焼け止めを塗っていると効果は薄れてしまうようです。
日焼けが気になる方は、1日15分だけでも充分な効果が得られるそうなので、日焼け止めを塗るのを少し我慢して試してみてください。
コールセンターのストレス発散方法5選! おすすめその3:大声を出す
大きな声を出すのはスッキリしますよね!
普段電話で話していますが、大きな声を出すことは少ないと思います。
歌う事が好きなら、1人でカラオケにいくのがおすすめです!
好きな曲を人目を気にせずに大きな声で歌うことで、気分がスッキリします。
歌は苦手、ヒトカラは恥ずかしい…。
そんな方は枕に顔を埋めて思いのままに叫んでみましょう。
枕に顔を埋めることで周囲には声が聞こえづらくなります。
スッキリするためのコツは、お腹の底から声を出すイメージをすることです。
へその下の”丹田(たんでん)”という部分に力を込めて声を出してください。
自分でもびっくりするような大きな声がでますよ!
わたしは嫌なことがあるとヒトカラへ行き、人前では歌うことがないような曲を大きな声で歌います。
時間は2時間ほどが多いです。
2時間歌うと、心の中にあった重りが無くなったような感覚を感じ、次の日は気分も軽くなっており、仕事を頑張ろうと思えるようになっています。
ただ、声を使う仕事なのでやりすぎは禁物です。
喉をつぶしてしまっては元も子もありません。
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