テレビで節約料理やダイエットの番組をやっているとその食材を必ず買いたくなっちゃいませんか?
私はその口の人間で、その時は頑張るぞと気合をいれて、普段はまず買わない玉のキャベツなんかをついつい買ってしまうんです。
でもキャベツを消費するのは意外に大変で、節約にもダイエットにも飽きてきたなとそうこうしているうちに、葉がしおれてきたり、切った断面が黒く汚くなっちゃって。
なんだか悲しい気持ちになったことが何度もあります。
黒くなると汚いし、虫食いのようにも見えるし、もしかしたら黒カビ?と思ったら、食べるに食べられず。
あ~あやっちゃったと思いながらも捨てるしかなくて、節約するつもりが、結局余分なお金を使って悲しい気持ちになってしまいますよね。
なんとか黒くならずにキャベツを保存する方法はないものかといろいろ調べていたところ、キャベツの黒い斑点や切った断面にできる黒ずみの正体がわかっちゃいました。
そこで私が調べたこの黒い斑点の正体から、長持ちさせる保存方法についてまで紹介していきたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
キャベツに黒いカビがはえた!捨てる?食べれる?
皆さん、一度は見たことありませんか?キャベツの黒い斑点。
実はこれ食べても大丈夫なんです。
虫くいじゃないの?黒カビがはえたんじゃないの?とわたしもずーっと思っていました。
だって明らかに汚いですよね。
でも、これは虫食いでもなければカビでもないんです。
その正体はなんとポリフェノールなんです。
内部黒変症状といってポリフェノールが原因でおこる生理現象です。
急激に気温の変化が起こると水滴が内部で凍り、それが原因で黒くなってしまいます。
なんとポリフェノールが原因だったとは!ですよね。
私もこれを知ったときは心底ほっとしました。
だって、黒い点々、買った時からみられるものもあって、あまりに細かくてとるに取り切れないときもあったので。
千切りにしたらわからないかなとか火を通せば大丈夫かななんて思いながら、取り切れない部分は食べてしまっていたので、もしカビだったらと内心はドキドキしていました。
ちなみ、わがやの冷蔵庫でよく起こっている切った断面が黒くなる現象もポリフェノールが関係していて、ポリフェノールが空気に触れて酸化することによって起こります。
こちらもカビているわけではないので、食べれないわけではありませんが、見ためが悪いし、酸化現象ってあんまりいいイメージないですよね。
断面だけなら切り落とすこともできるし、汚いところだけ切って食べて大丈夫です。
やっぱりきちんと保存しないとだめということですね。
私のように買ってきたままのキャベツをそのまま冷蔵庫に入れていると、黒くなって当然ということですね。
納得です。
正しい保存方法について後でお伝えしていきますね。
キャベツの葉にブツブツが・・食べても大丈夫?
キャベツのブツブツは見たことありませんか?
もしかして病気じゃないのかな、食べても大丈夫?なんてとても不安になりますよね。
実はこれも食べても大丈夫なんですよ。
これはキャベツのかさぶたです。
キャベツそのものなので食べることができます。
キャベツは何らかの原因で傷がついたとき、自分でその傷を治そうと物質を分泌します。
そのふさがった傷がもりあがってこぶやいぼのようになるのです。
なんだか人間の自然治癒力と似てますね。
このブツブツがキャベツだと分かれば、食べるかどうか決めるのはあとは本人次第。
あまりに目立って気になるようならその部分だけとりのぞけば、何の問題もありません。
私は千切りなどにして目立たなくして食べてます。
キャベツの芯が白い綿みたいになっている!腐っているの?
キャベツが腐ってくるとどんな風になるか見たことありますか?
キャベツは腐ってくると茶色く変色しどろどろになってきます
恥ずかしながら、私もこのどろどろキャベツに出会ったことがあります。
買ったことを忘れてそのまま何日も冷蔵庫に眠らせてしまっていたらこんな姿になっていました。
明らかに悪臭を放って、ビニールの外からでもぐちょっとしているのがわかるくらいです。
これがキャベツが腐った状態です。
このような状態になったらまず食べたらだめです。
まあ、あの姿のキャベツをみたら誰も食べようとは思わないと思いますが(笑)
その腐ったキャベツと出会ったときに見かけたのがキャベツの芯のあたりにある白いモヤモヤしたもの。
これはもう明らかに腐っていますね。
白い綿のようなものがすべて腐っているというわけではないですが、ほかの状態から判断して腐っているかどうかを見極めて下さい。
腐っているキャベツはどろどろしていて、変なにおいがするのですぐにわかりますよ。
キャベツを美味しく!正しい保存方法は?賞味期限は?
みなさん、何を基準にキャベツを選んでますか?
私はあんまり深く考えて選んだことがありませんでした。
気にするとすれば、ぱっと見がきれいかどうかくらいです。
では、新鮮なキャベツってどんなものなんでしょうか。
はりがあるものとかみずみずしいものとか、いろいろ見分け方があるみたいですが、正直スーパーに売られているものを見てもわかりにくい気がします。
そこでお勧めの見分け方は、葉の巻かれ方を見る方法です。
春キャベツは葉がふんわりとまかれたものを冬キャベツの場合は葉がしっかりまかれたものを選びましょう。
半玉や4分の1玉など切られたものなら、断面がよく見えるので、すぐ見分けられます。
次に、せっかく買ってきた新鮮なキャベツの正しい保存の仕方をお伝えします。
キャベツを使うときって外側の葉からはいで使いませんか。
私もずっとそうやってました。
1枚ずつはいで、最終的に真ん中にたどり着くんですけど、そのころには水分がなくなってしなしなになってることが多いんです。
実はキャベツの保存で一番大切なのは芯をくりぬくことなんです。
芯の部分にキャベツの水分が集まるので、その部分を取り除くと葉の部分の水分が失われず、長い時間保つことができます。
そして、その芯をくりぬいた部分に水を含ませたキッチンペーパーを詰め、ビニール袋に入れて冷蔵庫に保存します。
ビニール袋のふうは完全に閉めないで、少し開けておいてください。
これで、新鮮なキャベツを長持ちさせることができます。
私のおすすめは冷凍保存です。
キャベツって冷凍できるんですよ。
冷凍すれば1ヵ月も保存することができます。
冷凍したものを使えば生のものを使うよりも煮えやすいので、みそ汁やスープにもってこいですよ。私も冷凍保存をしてみそ汁の具材としてよく使っています。
1回分ずつ小分けにして保存すれば、すぐに取り出せるしとにかく便利。
その方法は、1枚ずつはがした葉をざく切りにして、保存袋に入れて冷凍するだけです。
とっても手軽で簡単ですね。いったん湯がいて冷ましてとかだと大変ですが、これならずぼらな私でも簡単にできます。
もちろん芯はとりのぞいてくださいね。
少しでも新鮮なキャベツを買って適切に保存することで、おいしいキャベツを長持ちさせましょう。
まとめ
- 黒い斑点の正体はポリフェノール
- キャベツのブツブツはキャベツ自身、食べても大丈夫。
- 芯をのぞくことで長持ちします。
- おすすめは冷凍保存です
いかがでしたか。
キャベツにみられる黒い斑点やブツブツは実は食べても問題なかったんですね。
気を付けないといけないのは芯のあたりが茶色くどろどろしてきたとき。
どろっとしてくるとそれに伴ってにおいもしてくるので、明らかに分かると思います。
キャベツをおいしく保つためには芯を取り除いて保存することがポイントです。
冷凍保存するともっと長持ちします。
方法もとっても簡単なので、便利な保存方法ですよ。
正しい方法で保存すれば、酸化を防ぐことになり、無駄もなくなります。
おいしく、節約しましょうね。
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