ぶどうの食べ過ぎで下痢や腹痛時の対処法は?太る原因になる?

秋は果物が美味しくたくさん食べたい時期で、そんな秋の果物としてぶどうを楽しみにしている方も多いですよね。秋のお楽しみでぶどう狩りなども定番ですが、一方つい「ぶどうを食べ過ぎてしまった……」と思っていたら下痢や腹痛になったりすることがあります。

またぶどうを食べ過ぎると太る原因になる……なんて聞くと、せっかく美味しく食べたいぶどうもどう食べていけば良いのか迷いますよね。

ここでは何故ぶどうを食べ過ぎることによって下痢や腹痛になってしまうのかについてとその対処法、ぶどうの食べ過ぎは太る原因になるのかを紹介しています。

秋の果物として欠かせないぶどう、美味しく食べるためにも万が一の下痢や腹痛の対策、太る原因になってしまうのかを事前にチェックしておきましょう!

【ぶどうの食べ過ぎで下痢や腹痛になった場合の対処法は?正露丸は効く?】

ぶどう狩りなどでぶどうをいっぱい食べて満足……と思っていたのもつかの間、下痢や腹痛になるととてもつらいですが、自宅療法としてまずは胃腸を安静にし回復させていきましょう

そのためには

・半日~一日食事量を控える
・市販の下痢止めを飲む
・市販の整腸剤を飲む

こういった自宅療法が有効で、また何か食べたくなった場合も消化の良い食べ物、例えばうどんやおかゆ、湯豆腐などを少しずつ食べるようにしましょう。

もちろん胃に負担がかかる味が濃い食べ物や油っこいもの、冷たいものは食べるのを控え、まずは胃腸を回復させることを優先してください。

市販の下痢止めや整腸剤がぶどうの食べ過ぎによる下痢や腹痛に効くので、もちろん正露丸は下痢や食あたり、消化不良による下痢に効果があるため飲んでも有効です。

どうしても自宅療法で落ち着かない、あまりにつらい場合は病院へ受診することも考えたほうが良いかもしれませんが、その際はまず内科を受診しましょう

【ぶどうを食べ過ぎた場合に下痢や腹痛になる理由は?】

下痢になる理由・腹痛になる理由

ぶどうを食べ過ぎて下痢や腹痛になるなんてあまりピンとこない方も多いかもしれませんので、なぜぶどうの食べ過ぎが下痢や腹痛を起こすのか、その理由も見ておきましょう。

ぶどうには他の果物と比べて実は糖分が多く含まれていて、また一つ一つは大きくないためつい食べ過ぎてしまいやすく、これが下痢の原因となる理由のひとつです。

糖分は大量摂取してしまうと身体の浸透圧を上昇させてしまうのですが、浸透圧のバランスが崩れると脱水症状やむくみといった症状が現れることがあります。

身体はこうなることを防ごうと腸内の壁から水分を得てバランス調整を行いますが、その結果腸内に水が多くなり、これが下痢の原因となります。

また糖分は長くお腹の中に溜まっていると発酵をはじめてしまい、その結果ガスが大量に発生して消化不良を起こし、腸内環境が悪化します。

これがぶどうを食べ過ぎることによって起こる腹痛の原因で、先程の下痢と合わせて起こってしまうことももちろんあります。

ぶどうを食べる適切な量とは?

ぶどうを美味しく下痢や腹痛にならずに食べる量として「一日10~15粒程度が良い」と言われているので、基本はこれを目安に食べる量を調整しておきましょう。

もちろんぶどうは糖分が多い=食べすぎてしまうと太る原因にもなってしまうので、ぶどうは一日の摂取量を守って美味しく食べるのが一番ですね。

新鮮なぶどうの見分け方

ちなみにぶどうを選ぶ際に「せっかくなら新鮮なぶどうを選びたい」と思うのは当然で、新鮮なぶどうと古いぶどうの見分け方はご存知でしょうか?

ぶどうの鮮度の見分け方として一番分かりやすいのは実はぶどうの実ではなくぶどうの「軸」で、軸が緑色をしているものが新鮮なぶどうなんです。

収穫後時間が経っていくと軸は茶色くなっていくので、ぶどうを選ぶ際は軸が緑色をしているもの、太くしっかりしているものを選ぶ方法がおすすめです。

【巨峰やマスカット、種無しぶどうの食べ過ぎの基準は?】

「ぶどうが下痢の原因になるのなら巨峰やマスカット、種無しぶどうも同じなの?」と疑問に思いますが、もちろん基本的には同じと見ておきましょう。

品種によっては糖分が押さえられているタイプもあるものの、どの種類も基本的に多くの糖分、そして水分を含んでいることに変わりはありません。

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