9月1日は「防災の日」ですね。
保育園でも避難訓練や引渡し訓練などが行われると思います。
大きな震災を経験したことがない子どもたちにとっては、そのときの状況を想像するのは難しいですね。でも給食という形で教えてあげるといかに不自由なのかが伝わりやすくなります。
そこで今回は保育園で防災の日に給食で体験できる非常食メニューや、子どもたちに地震のことをわかりやすく説明する方法を、例文を交えてご紹介していきます!ぜひ参考にしてみてくださいね!
【防災の日の保育園の給食はどうする?非常食も出す?】
♦おすすめの給食メニュー
おすすめの給食は、非常食や炊き出しを想定した給食です。
②豚汁
③缶詰(みかんなど)
④水
アルファ米は水を加えてもごはんになる乾燥米飯で、常温で長期保存できる災害用品です。
炊き出し用の鍋を想定した豚汁と、果物もシロップ漬け給食です。
そして大事な水分補給も味のついていない水を飲みます。
午後のおやつも防災用の乾パンをみんなで食べてみましょう。
【防災の日に保育園で行う出し物や、園でやるべきことは?】
♦園でやるべきことは?
避難訓練自体の大きなねらいとは、「災害という異常事態に慣れておく」ことです。
子どもたちが地震や火事などの危険なことに出会ったときにどうすればいいのかを、前もって知っておくことがとても重要になります。
避難訓練では以下のようなことを目標にします。
安全に避難するために、保育士の指示にちゃんと従えるようにする。
安全に避難させるために正しい指示を出せるようにする。
引取り訓練をして、保護者に直接子どもを引き渡す。
目標を念頭に置いて計画を立てていきます。避難訓練を有意義なものにするためには、事前に計画をしておくことが必須です。
①どんな災害から非難するか
どんな災害から避難することを想定するかでその訓練内容が違ってきます。地震や火災など、何から避難するかを明確に定めて訓練を行えば、実際に事が起こった時に対処しやすくなるはずです。
②計画書、マニュアルの作成
計画をしっかり把握するために、責任者となる職員と担当する職員をあらかじめ決めておくのが大事です。
災害を想定し、どんな内容の訓練をするのか、何を用意しておくかといった事を記したマニュアルを作成しておくと避難訓練当日もスムーズに進行出来ます。今後のためにも有効です。
♦防災の日に保育園で行う出し物
防災や避難の大切さを、子どもたちにも分かりやすく伝えられるような紙芝居を作って見せたり、簡単な劇をして楽しく学んでもらったりするのもいいですね。
【防災の日ってそもそもどんな日?なぜ制定されたの?】
♦防災の日とは?
9月1日を防災の日といいます。
自然災害に備えることの大切さを考える日です。
♦なぜ制定された?
1923年9月1日に「関東大震災」がありました。この地震では、たくさんの家が壊れ、多くの人が怪我をしたり、亡くなってしまいました。
大地震のことを忘れずに、いつ来るか分からない地震に備えて、安全に避難したり、助け合えるよう練習し、みんなで災害や避難訓練について確認し合おう、ということで防災の日ができました。
【防災の日についてや、地震について園児にわかりやすく説明するには?】
♦園児にわかりやすく説明する方法
園児には身近な建物などで説明する方が分かりやすいと思います。「たくさんのビルが倒れます」より「保育園が揺れて壊れてしまいます」と言ったほうが現実味を持てますね。
例文
ここでは説明の例文を紹介します。
地震は、地面がグラグラと揺れて起こります。
地面が大きく揺れると、地面の上に建っているみんなのお家や保育園も道路もグラグラと揺れます。
地震の時は周りにある色々なものが倒れてきたり落ちてきたりするかもしれません。
窓や電気の蛍光灯が割れて、尖ったガラスが落ちてくるかもしれません。
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