上司からこんなLINEがきたらパワハラ認定!対処法は?返信はどうする?

スマホユーザーを対象に行われたアンケートで、インストール率が82.5%を叩き出したSNS、LINE。

その便利さ故に職場で活用されている方も多いのですが、深刻化しているのが【LINEでの上司からのパワハラ】です。

しかし、

「上司から嫌がらせを受けているけど、これってパワハラに該当するのかな?」といったように、パワハラかどうかわかりにくいのも事実。

「パワハラじゃなかったらどうしよう。」と考えてしまうと、対処法も思いつかないですよね。

この記事ではパワハラの定義やパワハラに該当する例文を紹介していますので、ご自身の状況と照らし合わせながら読みすすめてくださいね。

上司からこんなLINEがきたらパワハラ認定!

パワハラとは以下の①~③の要素を満たす言動のことを言います。

  1. 職場において優位的な関係を背景とした言動
  2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えている
  3. 身体的もしくは精神的な苦痛を与えること、または労働者の就業環境を侵害している

①においては上司や先輩など、自分よりも立場が上の労働者からの言動に該当します。
(場合によっては部下から上司への言動がパワハラになる場合もあります。)

それでは①~③の要素を踏まえて、パワハラになりうるLINEの例文を見ていきましょう。

「こんな仕事もできないなんて、頭悪いんじゃないの?」

これは受け取り側の人格を否定する発言に当たり、精神的苦痛を与えていることになります。

「頭が悪い」のほかに、「性格が悪い」「育ちが悪い」「バカか」「根性なし」「ダメ人間」なども人格否定に当たります。

「〇〇さんならこんな仕事すぐに終わらせるぞ。」

これは他人と比較することにより間接的に人格を否定していることにもなりえます。

「いついつまでにこの作業全部終わらせといて。」

ありがちな内容ですが、あきらかにその時間までに終わらない膨大な量の仕事を押し付けることにより、肉体的もしくは精神的苦痛に該当します。

「別室でこの作業を一人でやっといて。」

労働者を長期間別室に隔離することで人間関係を切り離す行為も精神的苦痛に当たる場合もあります。

社内のグループラインにて:「今日の資料で間違っている点がいくつかあったぞ。君はこんな簡単な作業もミスをするのか。」

直接関係のない他の従業員にも見ることができるグループラインにてミスを晒されることも精神的苦痛に当たります。

深夜や休日、忌引き中に上司からLINEがきた!

労働時間外や休日中に上司からLINEが来た場合はパワハラになるのでしょうか?

それは、【なんらかの業務をさせられた場合】パワハラになりえます。

忌引中や病欠中も休暇に分類されるため、上記と同様で業務の有無によってパワハラにあたるかどうかが決定します。

業務が発生せず、休暇中の労働者が知っている内容について確認をする程度のLINEであれば、パワハラには当たりません。

どちらにせよ既読スルーはなるべくせずに、返信をしたほうが良いです。

返信せずにスルーしていると、次回あなたが出勤した際に厳しく追求される可能性がありますからね。

ただし、「早く返信しないと」と気負う必要はなく、業務指示をされた場合はきっぱりと「できない。」と返信しましょう。

パワハラLINEを受け取ったらあなたがするべきことは?

パワハラLINEを受け取ったら、絶対にそのトーク履歴は残しておいてください。

トーク履歴には【誰が】【いつ】【どこで】【どのように】といって情報が詰まっているので、会社や外部の相談窓口にて相談する際に必要な証拠となります。

次に誰に相談するかを決めますが、ここで間違った選択をしてしまうとパワハラを悪化させてしまう可能性があります。

相談相手としては

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