青竹踏みをやりすぎると効果は半減?正しい回数・やり方は?痛くてできない時は?

女性の足元

皆さんは健康のために習慣にしていることはありますか?

健康維持のために、サプリメントを服用したり、ジムに行ってみたり、スポーツをしたり…などなど様々な方法がありますよね。

日々の生活をイキイキと実りあるものにしていくには、なによりも健康が一番です。

しかし、どれもお金がかかるものばかりだったり、始めるまでのハードルが高く、続けるのも難しかったりしますよね。

そこで、手軽に始めることができ、お金もほとんどかからない、昔ながらの足ツボ刺激の“青竹踏み”を試してみてはいかがでしょうか?

でも、足ツボを刺激することは健康に良いことは分かっているけれど、どこまでやればいいのか…やりすぎは良くないのではないか…といった疑問があると思います!

そこで今回は、青竹踏みの効果と、適正な回数や方法、やりすぎによる注意点などをご紹介していきます!

青竹踏みをやりすぎると効果は半減?

まずは、青竹踏みをすることによって得られる効果と、やりすぎの基準について説明します。

青竹踏みで足の裏のツボを刺激することによって、血流を促進し、足全体がポカポカと温まります。

冬が本格化してくると、足の先まで冷え切ってしまい、なかなか寝付けないといったことがありますが、就寝前に行えば、血流が良くなり、足が温まることによって入眠しやすくなり、より深い睡眠を得ることができるでしょう。

また、血流が良くなることで、足のむくみの解消になると考えられます。

むくみの原因は体の重力によって老廃物や水分が下半身に溜まってしまい、リンパの流れが滞ってしまうことで滞留してしまうためです。

現代人はデスクワーク等で下半身の筋肉を使う機会が少なく、循環させるための機能が弱くなっているといえるでしょう。

そこで、青竹踏みによって、血流を促進することで、リンパの流れも促進され、結果としてむくみの解消に繋がると考えられます。

また、足裏には多くのツボが存在するといわれており、その数なんと70以上

青竹踏みによって足裏全体を刺激することは、身体全身に健康効果をもたらす多くのツボを刺激することに繋がるのです。

なんか最近身体がダルくて調子が出ないな…、胃腸の調子が良くないな…、目の奥が痛くて仕事に集中できないな…と様々な不調を自覚している方は、青竹踏みによって足裏から身体全体にアプローチして、疲労回復効果が期待できます!

「なるほど、じゃあたくさん青竹踏みすれば、その分効果も大きくなって健康になれるんじゃないのか」という声が上がるかもしれませんね。

そう、何事もやりすぎはよくなく、健康効果を最大化するために適正な回数や時間で行うのが効果的です。

しかし、健康効果や方法を鑑みると、「青竹踏み=足ツボマッサージ」と捉えられて、別にたくさん刺激しても問題ないとも考えられますよね。

確かに足ツボを刺激することで健康効果を得られるため、「踏みすぎ」によって健康どころか不健康になってしまう!ということは基本的には発生しません。

しかし、ある問題が発生する可能性があります。

それは、足裏の角質が厚くなってしまうかもしれないのです。

理由は、足裏を刺激し続けると、身体がその刺激から守るために肌を硬くしようと働いてしまうのです。

例えば、野球やテニスなどで日常的に握っていると、手のひらの指の根本の皮膚が硬くなりますよね。

同じことが足裏にも発生してしまう可能性があり、足裏が硬くなることに繋がってしまうかもしれません。

足裏の皮膚が硬くなることで、青竹踏みによる刺激が感じにくくなり、回数をさらに増やしてしまう
→ さらに角質が厚くなり、硬くなってしまう、ということが問題なのです。

では、「やりすぎない」ようにするために、最適な回数はどのくらいなのかを把握しておくことが大切です。

それは、1日の5分~10分程度、それも一度に一気にするのではなく2~3回に分けて合計して5分~10分程度行うのが効果的と言われています。

よって、「やりすぎ」になってしまうのは、1日に15分以上行うこと、また一回で一気に行うことと考えられます。

毎日5分~10分程度継続して行うことによって、青竹踏みの効果を最大限得ることができると捉えましょう!

青竹踏みの正しい回数・やり方を解説!座りながらでもOK?

女性の足

青竹踏みはただ竹を踏んでいるだけでも一定の効果は得られます。

しかし、正しいやり方をすることによって、得られる健康効果を最大化することができるのです。

まず、前提として、青竹踏みの効果は血流が促進されることで得られるものです。

そこで、青竹踏みをする前に十分に水分を摂っておきましょう。

水分を多く摂ることで、血流の流れが良くなりますので、青竹踏みの効果がさらに高くなるのです。

青竹踏みの正しいやり方は、ただその場で足踏みをして同じ所ばかり刺激するのではなく、

つま先→指の付け根→土踏まず→かかと→土踏まず→指の付け根、つま先…

というように、バランスよく足裏全体に刺激を与えることがポイントです。

同じ所ばかり刺激してしまうと、刺激に慣れてしまい、角質が厚くなる可能性があるのはもちろん、足裏全体に存在する多くのツボを刺激できないことになります。

それでは青竹踏みの効果を最大限享受できないのは分かりますよね。

実際に青竹踏みのやり方を解説している動画がありますので、参考にしてみてくださいね!

青竹踏みのやり方

ちなみに、身体に疲れが溜まっている方や不調を抱えている方は立って行うと凄く痛い可能性があります。

それはそれで痛いということはアプローチできていることではあるのですが、やはり痛すぎると続かないですよね。

そこで、椅子に浅く座り、あとは同じように青竹を踏むことをおすすめします!

立って行うと全体重が足にかかるため、強い刺激となりますが、座ることによってその力が軽減され、ちょうど痛いけれど気持ちよさを感じる程度になるでしょう。

よって、青竹踏みは足ツボを刺激することで健康効果を得られるため、座ってやってもOK

ただし、椅子に深く座ってしまうと足が浮いてしまい、全く刺激がない状態になりかねないため足裏がすべて地面に着地する位置に座るようにしましょう。

青竹踏みの効果がすごい!テレビで紹介されたやり方や効果とは?

青竹踏みはテレビでも紹介されています!

2018年11月29日(木)に放映された「主治医が見つかる診療所」で青竹踏みが紹介され、西村知美さんが実践されました。

内容としては、頻尿の改善には青竹踏みが有効というもの。

膀胱のツボを刺激することで、膀胱の機能が改善され、研究では青竹踏みにより頻尿が改善されたとのことです。

方法は、青竹踏みを1日2回、1回につき2分間行うというもので、西村知美さんが2週間実践し、結果は夜間トイレに行く回数が減ったとのことでした!

実際に青竹踏みを実践した西村知美さんの体験談が記載されたご本人のブログがありますので、参考にしてみてくださいね。

青竹踏みと頻尿に効果があるの?

お腹を押さえる男性

先ほど、西村知美さんが実践した青竹踏みにより、夜間のトイレの回数が減ったという結果が出たことにより、青竹踏みが頻尿に効果があるということが分かりました。

では、そもそも頻尿とはどのような状態なのでしょうか。

頻尿の原因は過活動膀胱によるものです。

過活動膀胱とは、膀胱の機能がうまく作用せず、膀胱に繋がる神経のトラブルによって尿を正常に貯めることができなくなり、何度も排尿してしまう状態です。

さっきトイレにいったばかりなのに、すぐに行きたくなってしまう、夜寝ていてもトイレで何度も起きてしまう…といったことになってしまいます。

このような状態になってしまうと、夜間に何度も起きることによる睡眠不足や疲労、頻繁にトイレに行くことにより外出が億劫、恐怖になってしまい楽しめなくなるといったことに繋がります。

また、そのまま放置しておくと、尿を制御することができなくなり、尿漏れといった状態になる可能性もあります。

過活動膀胱の基準は、就寝中のトイレ(排尿)の回数であり、就寝中に1回以上あること、また、起きている間に8回以上あることです。

では、なぜ、青竹踏みで膀胱の機能が改善されるのかというと、土踏まずの部分に膀胱のツボがあるためです。

土踏まずの内側のあたりを意識しながら、青竹踏みをするのが効果的です。

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