夏の風物詩といえば夏祭りは外せません。私は人混みが好きではないので、夏祭りにはあまり行きません。でもお祭りの準備をしている光景や、遠くで聞こえる花火の音、浴衣の人々は夏!という感じがしていいものだなと眺めます。
赤ちゃんが産まれる前は、毎年お祭りを楽しんでいた方もいるでしょう。そんな方は今年も行きたいけれど、赤ちゃんを連れて行っていいものか、悩んでいるのではないでしょうか。
祭りに関して調べてみると、赤ちゃんを連れて行くことは、多くのリスクがあることがわかりました。そこで、どうして危険なのかまとめ、どうしたら行けるのか、祭りの代わりに楽しめるものはないか考えました。
この記事があなたのお役に立てば嬉しいです。
赤ちゃんをお祭りに連れて行っても大丈夫?
赤ちゃんを連れて行っても大丈夫かは、お祭りの規模によります。花火大会や有名なお祭りは、人が大勢集まるため、赤ちゃんを連れて行くのはやめましょう。まず混雑するお祭りですと、人に押されて危険です。
また自由に身動きができないことから、赤ちゃんがぐずったときにすぐ対応できません。赤ちゃんは体温調節が苦手です。人混みは赤ちゃんの負担になります。オムツを替える場所を探すのも大変でしょう。
さらに感染症にかかる心配もあります。赤ちゃんは生後半年くらいまでは、母親からもらった免疫があり、感染症にかかりにくいです。母親からの免疫が切れる生後半年から感染症にかかりやすくなります。
しかも母親から免疫をもらうといっても、母親がかかっていない感染症や、母親が予防接種していない感染症の免疫はありません。あらかたの予防接種が終わる1歳過ぎまでは、人混みに赤ちゃんを連れて行かないでください。
自宅のすぐ近くの、近所の人だけが参加する地域のお祭りでしたら、短時間の参加は可能でしょう。
赤ちゃんを預けて祭りに行く
どなたか赤ちゃんを預けられる方がいれば、お預けしお祭りを楽しむことができます。
またベビーシッターを頼むという手もあります。場所にもよりますが、夜間対応しているシッターもいます。これは昼間のお値段だと思いますが、安いと1時間1000円〜というシッターもいました。
赤ちゃんをお預けする方なので、お値段ではないと思いますが、信頼できるシッターを探してみてください。
昼間ですと保育園の一時預かりもあります。ですが、これは地域にもよると思いますが、なかなか保育園の一時預かり預かりは空きがありません。赤ちゃんとなればなおさらです。
縁日は夏だけではない
お祭りの屋台が楽しみだという方には、夏祭り以外で開催されている縁日もあります。「地域名 縁日」で検索すると、簡単に調べられます。赤ちゃんの予防接種接種があらかた終わったら、お出かけしてみましょう。
例外はもちろんありますが、縁日は午前中の方が混雑していないようです。神社の縁日は、毎月行われているものもあります。
現代の夏の暑さは赤ちゃんには大変過酷です。しかし時期をずらし、時間帯を考慮すれば、赤ちゃんを連れて縁日を楽しむことは可能だと思います。
縁日の屋台の食べ物は、赤ちゃんに食べさせないようにしましょう。衛生面で心配があります。
旅館から見る花火大会
お祭りで一番の楽しみは花火、という方は旅館から見る花火大会という選択もあります。ホテルは土足で過ごすところなので、赤ちゃんを連れて行くのは向かないかもしれません。
夏は全国で、大小さまざまな花火大会が行われています。移動に無理のない場所で、花火大会が行われていないか探してみましょう。行きたい花火大会が決まったら、花火が見える宿泊施設をネットで検索してみてください。
温泉地では花火の打ち上げが、ひと夏に3回以上行われているところもあります。なんと夏休み期間中は毎日花火があるところもあります。花火と温泉で、心も身体も癒してみてはいかがでしょう。
熱海の花火大会を客室から見ている動画です。
祭り会館、資料館に行く
お祭りのお神輿や山車が好きだという方は、祭り会館や資料館に行くというのはどうでしょうか。大きなお祭りでは、祭り会館というものがあり、神輿や山車が飾ってあります。
例えば、阿波踊り会館、ねぶたの家ワ・ラッセ(青森ねぶた祭り)、秋田市民族芸能伝承館(秋田竿燈まつり)などなど多数あります。興味のあるお祭りや、比較的近場のお祭りに、会館や資料館がないか調べてみてください。
室内なので、本物のお祭りより赤ちゃんへの負担は少ないでしょう。そのお祭りの歴史や背景を学ぶことができ、より深くお祭りを楽しむことができるようになるはず。ただし、臨場感という面では物足りなさはあると思います。
先日サザエさんをみていたら、秩父まつり会館に行ったカツオが、「でもやっぱり本物が見たかったなー」と言っていました。赤ちゃんが成長したら、家族で本当のお祭りに参加してみてください。
まとめ
● 赤ちゃんを預けて、お祭りを楽しむのもあり
● 屋台が好きな方は、縁日で楽しめる
● 花火大会が好きな方は、夏の温泉地でのんびり楽しむ
● 全国にまつり会館や資料館という施設がある
赤ちゃんはもちろん大切です。大切だからこそ、みなさん神経をすり減らして懸命に育てているのだと思います。ですが、そのために自分の楽しみを我慢し続けるのは辛いです。
赤ちゃんが産まれる前と同じことができなくても、代わりに出来ることもあります。ご自分にあった方法で、自分の好きなことも大切にしていただきたいとおもいます。
以上、赤ちゃんとのお祭りは危険?お祭りの代わりに楽しめるものとは?でした。
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