さらには、500人の母であることから、安産・子育てを司る神としてみなされるようになりました。
鬼子母神が日本で親しまれるようになったのは、江戸時代と言われていて、長く続いていた戦乱の世が終わり、平和な時代がやってきたことから、庶民も安心して子どもを増やして育てていきました。
そんな流れから、我が子を守ってくれる神として、鬼子母神が絶大な信仰を集めるようになりました。
初詣の作法とは?お祈りの方法、お賽銭相場、おみくじは?
初詣の作法は、基本的には通常のお参りの時と同じです。
一礼してから鳥居をくぐり、手水舎で身を清めてから参拝をします。
参道の真ん中は神様の通り道と言われているため、参道の真ん中は通らないようにしましょう。
神社を出る際に、軽く一礼をしてから境内を出ます。
境内を出るまでが参拝なので、最後まで気を引き締め、神様に敬意を払いながら参拝するように心掛けましょうね。
初詣は、やはり元旦に参拝に行くのがベストですが、どうしても行けない!と言う方は、三が日、または松の内(1月7日)の間に行くと良いです。
旧年中に身内が亡くなってしまった場合ですが、忌中なのか喪中なのか、また、初詣の行き先が神社かお寺かで考え方が違ってきます。
神社の場合は、忌中の参拝は避けなければなりません。
一方で、お寺の場合は、忌中でも喪中でも参拝しても構わないとされています。
忌中は長くて50日です。
しかし、神社によっても考え方が異なる場合もあるので、不安な方は事前に確認してください。
参拝に行くとき、
などとは考えませんか?
実は、お賽銭の金額に決まりはありません。
残念ながら高額を納めたからといって、多くのご利益が受けられる、というものでもありません。
語呂合わせで、5円を入れて「ご縁がありますように」や、15円入れて「十分ご縁がありますように」などと納めたりしますが、大事なのは、お願いごとが誠となるように気持ちを込めて前向きに参拝することです。
その時の自分の気持ちでお賽銭の金額は決めましょう。
初詣で楽しみにしている人も多いおみくじですが、おみくじにも作法があることをご存じですか?
おみくじを引くのもまずは神様に挨拶してからです。
間違っても参拝する前におみくじを引くことのないようにしてくださいね。
地域によって違うところもあるようですが、おみくじの順番は、
大吉>吉>中吉>末吉>凶
です。
良い結果のおみくじを持ち帰る人が多いようですが、持ち帰ったおみくじは、神棚に上げたり、お財布に入れておくのも良いようです。
一度は行ってみたい!全国有名子宝のご利益がある神社3選!
菅原大神
菅原大神(すがわらたいじん)は千葉県銚子市にあります。
別名を「子宝神社」と言って、子宝祈願にとても有名な神社です。
こちらに奉納されている「子宝石」を抱くと子供を授かれるとのことです。
住所:〒288-0876千葉県銚子市桜井町60
日枝神社
日枝神社(ひえじんじゃ)は、東京都千代田区にあります。
日枝神社の遣いが猿で、境内には赤ん坊を抱いた母猿や夫婦の猿像があります。
子授け、安産、縁結びなどのご利益で有名です。
住所:〒100-0014東京都千代田区永田町2-10-5
水天宮
水天宮は東京都中央区日本橋にあります。
都内有数の子宝スポットです。
安産の神様で有名ですが、もちろん子宝のご利益もあり、子授けお守りが有名です。
境内は大変混み合っているので、時間に余裕を持って行ってください。
住所:〒103-0014東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
まとめ
1.愛知県の初詣で子宝のご利益がある神社3選!
塩釜神社
- 子授けから安産、子育てまで、子どもに関するすべてのご利益あり
- お札は、神棚か、なければ高いところに置き、お酒とお塩を盛りお参りする
大縣神社
- 玉比売命は「子宝の神」と言われ、安産・子授など女性の守護神として崇敬されている
- 女性器にも見える「姫石」があり、これも子宝のご利益あり
田縣神社
- 「男性器」が祀られている
- 「珍宝窟」には、2つの玉があり、右の玉を触ると「家内安全、商売繁盛、金運」の願いが叶い、左の玉を触ると「恋愛成就、子宝、安産、夫婦和合」の願いが叶うと言われている
2.「子宝祈願」とは
不妊症による悩みや不妊治療のストレスを癒し、妊娠をお祈りし、元気な赤ちゃんが授かるように子授け祈願すること
3.初詣の作法は、通常のお参りの時と同じ
- 初詣は元旦に行くのがベスト。行けない方は、松の内(1月7日)までに
- 旧年中に身内を亡くされた方は、神社の場合は忌中は避け、お寺の場合は忌中でもOK
- お賽銭の金額に決まりはない
- おみくじは参拝の後で
- おみくじの順番は大吉>吉>中吉>末吉>凶
4.一度は行ってみたい!全国有名子宝のご利益がある神社
- 菅原大神
- 日枝神社
- 水天宮
以上、子宝のご利益がある神社をご紹介しました。
子宝も一つの縁です。
赤ちゃんは、世界中のパパ・ママの中からたった一組を選んでやってきてくれます。
妊活は、自分の思い通りにならず思わずイライラしたり、泣けてきてしまったりすることもあると思います。
でも、そうやって頑張って赤ちゃんを授かることができたら、赤ちゃんとの絆は誰にも負けないほど強くなると思います。
初詣の際は、できるだけ温かい気持ちで参拝できるよう意識してみてくださいね。
子宝に恵まれるよう祈っています。
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