そろそろ子どもが欲しい、なんてお考えの方、来年は初詣と一緒に子宝祈願もいかがですか?
愛知県には多くの子宝神社や子授け神社があります。
来年の初詣は、そんな子宝スポットを巡ってみてはいかがですか?
愛知県の初詣で子宝のご利益がある神社3選! その1:塩釜神社
塩釜神社(しおがまじんじゃ)は愛知県名古屋市天白区にあります。
子授けから安産、子育てまで、子どもに関するすべてのご利益があると言われています。
宮城県塩竈市の旧国幣中社「鹽竈神社」より御分霊を賜り、崇め奉ったのが起源と言われています。
御祭神「鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)」は、潮流を司る神とも言われていて、出産は潮の干満に関係していることから、安産守護神として信仰されています。
安産の神様ですが、子授けのお札もあります。
お札は、神棚か、なければ高いところに置き、お酒とお塩を盛りお参りするといいそうです。
もともとは、安産祈願で有名な神社なので、妊婦さんが多数みえます。
妊活中などでそういった方を見るのがつらいと感じる方は、覚悟していかれた方がいいかもしれません。
住所:〒468-0075 愛知県名古屋市天白区御幸山1328
TEL:052-831-1633
愛知県の初詣で子宝のご利益がある神社3選! その2:大縣神社
大縣神社(おおあがたじんじゃ)は愛知県犬山市にあります。
尾張開拓の祖神大縣大神を祀る神社です。
御本殿は、三棟造・大縣造と称され特殊な様式を構え、国指定の重要文化財となっています。
境内の姫之宮は玉比売命を祀っています。
その玉比売命が丈夫な御子にたくさん恵まれたことから、「子宝の神」と言われ、古来より安産・子授など女性の守護神として崇敬されています。
姫之宮の裏には、女性器にも見える「姫石」があり、これも子宝のご利益があるとされていますので初詣の際は忘れずに子宝祈願してきましょう。
コウノトリらしき鳥が描かれたお守りがあります。
男性が持つお守りと女性が持つお守りがセットになっていますので、ぜひパートナーと一緒に身につけてください。
住所:〒484-0834 愛知県犬山市字宮山3
TEL:0568-67-1017
愛知県の初詣で子宝のご利益がある神社3選! その3:田縣神社
田県神社(たがたじんじゃ)は愛知県小牧市にあります。
御祭神は五穀豊穣の神である御歳神と、子孫繁栄の神である玉姫命です。
子宝と農業の信仰を結びつけた神社です。
日本屈指の子宝神社、「田県神社」が祀っているのは・・・・なんと、「男性器」!!!
ものすごいインパクトです。
ちょっと恥ずかしいですが、クスッと笑ってしまいますね。
奥宮右手に祀ってある「珍宝窟」には、2つの玉があり、
- 右の玉を触ると「家内安全、商売繁盛、金運」の願い
- 左の玉を触ると「恋愛成就、子宝、安産、夫婦和合」の願い
が叶うと言われています。
子授けお守りは、枕の下に置いておくと良いです。
先ほど紹介した大縣神社と一緒に参拝すると良いそうです。
住所:〒485-0004愛知県小牧市田県町152
TEL:0568-67-1017
そもそも子宝祈願とは?
不妊症による悩みや不妊治療のストレスを癒し、妊娠をお祈りし、元気な赤ちゃんが授かるように子授け祈願することです。
子宝祈願でよく耳にする「鬼子母神」とは何なのかご存じですか?
「鬼子母神」は「きしもじん」または「きしぼじん」と読み、仏教の守り神として、また、安産・子育ての神として祀られています。
発祥はインドで、もともとは子どもを食らう夜叉女と呼ばれる女の鬼でした。
ハーリティという名前を持っています。
子ども食らう鬼がなぜ守り神になったのかというと、ハーリティは500人の子どもの母でした。
その自分の子を育てるための滋養をつけるため、他の子どもを食べるようになりました。
人々が不安を訴え、お釈迦様が彼女が産んだ子どもの一人を隠します。
すると、ハーリティは悲嘆に暮れて我が子を探しました。
お釈迦様が、「500人いるうちのたった1人の子どもを失っただけでこれだけ悲しいのだから、お前が食べた子どもの親はそれ以上に悲しい。分かるか?」と諭しました。
それを機に、悔い改め、人の子を食べないと誓ったのですが、もう食べる物がなく困っていたハーリティにお釈迦様が「食べ物をお前とお前の子どもたちに与える代わりに、修行の道場と弟子たちを守って欲しい」と彼女に戒律をさずけ、仏のおしえを守る善神として役目を与えました。
そののち、悪鬼・ハーリティは善神として活躍するようになるのです。
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